キマイラ-16話-17話-18話-感想付きネタバレありで!

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ジュンヨプが実はサンウの息子だと判明し彼の目的が明らかになったり、新たな事件が発生したり、ジュンヨプがジェファンの捜査に協力することになるなど、色々あった前回。
そして今回、ジェファンたちがソリュン新社屋爆破事件について調べるなか、ハサウェイが犯人の正体を突き止め…。

【キマイラ】(ネタバレあり)

16話

ジェファンとジュンヨプは、ヒョギョンと共に35年前のキマイラ事件の被害者たちが所属していた研究チームを知る人物に会いに行く。
そこで、研究チームを率いていたパク教授は金にだらしなく問題を抱えていて、研究員たちはそれに翻弄されていたのだとか。
特に女性研究員・ソンヒはほぼ1人で仕事をしている状態で側から見ていて可哀想だったのだとか。
そしてジェファンたちは研究チームに属していながら事件の被害に遭わなかったソンヒとウンチョルについて話を聞く。
ソンヒは消息不明で、ウンチョルはキマイラ事件直前に海外へ留学し、それから今も海外で生活しているのだとか。

この2人は今回の事件と関係があるのでしょうか…

さらに当時研究グループの理事だった現ソリュングループ会長・ヒョンテについて、研究員として熱心だったと言う話を聞くのだった。
その後、ジェファンが次のターゲットはヒョンテかもしれないと思うなか、ハサウェイは記者・ヒョギョンに誘われキマイラ事件に関するラジオ番組にヒョギョンと共に出演することに。
そこで1番最近起きたソリュンの新社屋爆発事件についてハサウェイは「模倣犯による犯行だと思います」と話す。
さらにヒョンギョンは「動機は承認欲求を満たすためで、犯人は友達が少なく社会不適合者に近いです」と煽るのだった。
その後、そのラジオを犯人の男は聞いていて憤りを感じ、生放送中のラジオ番組に電話をかけてくる。
そして犯人の男は「次のターゲットはソリュングループ会長・ヒョンテだ」と犯行予告するのだった。

やはり次のターゲットはヒョンテでしたか…

一方、母・ウンスがいる家に帰宅したジェファンは母が記憶障害を起こしていることに気が付く。
そしてウンスを少し布団で寝かせて休ませたジェファン。
するとウンスは突然ジェファンの手を握り「来てくれたんですね、ヒョンテ理事…」と現ソリュングループ会長・ヒョンテの名前を呼びかける。
それを聞いたジェファンは驚くのだった。

17話

キマイラと名乗る男はハサウェイが出演するラジオ番組に電話をかけて来て、次のターゲットがヒョンテだと犯行予告した。
これにより警察の捜査班はヒョンテ宅に警備を配置するなど対策を講じることに。
さらに捜査班はソリュングループに恨みを持つ人物が犯人だとして雇用、契約、訴訟問題を中心に調べて容疑者をリストアップすることにした。
一方、ジェファンの母・ウンスは家にあったメモから韓明大学に来ていた。
そこで自らの大学時代の記憶を思い出すウンス。
すると突然ウンスは倒れてしまい、ソリュン病院に搬送されてしまうのだった。

ウンスもヒョンテや35年前のキマイラ事件の被害者たちと同じ研究チームの一員だったのでしょうか…

ウンスはしばらく入院することとなり、ジュンヨプが担当医になる。
ジェファンは母・ウンスが35年前に車の事故に遭い、その事故により事故以前の記憶が失われてしまったことを話す。
するとジュンヨプは「せん妄の症状があります」と告げる。
それを聞いたジェファンは、「兄妹のように親しかった先輩刑事・ジュソクの死によるショックが原因かもしれない…」と呟くのだった。
その後、ジェファンはジュンヨプと話していた。
そこでジェファンはサンウの遺書が供述書のように強要されて書かされたものだということ、そして司法解剖も行われずに自殺と判断され処理されたことを明かす。
それを聞いたジュンヨプは複雑な表情を浮かべながら「スングァンが35年前に父を殺した犯人で、それを隠蔽したその件を知る他の刑事たちを今回の爆発事件で殺したのでは?」と指摘する。
そしてそれを証明するためにジュンヨプはスングァンが頭の上がらない男・ソリュンを動かすことに決める。
「そのためには35年前の研究員で消息不明のソンヒを捜す必要がある…」
ジュンヨプはそうジェファンに告げるのだった。
そんななか、キマイラと名乗る男の正体が明らかになる。
その正体は35年前にキマイラ事件についてプログを書いていた消防士・サングだった。

第2話でハサウェイは彼にキマイラ事件について聞き込みに行ったことがあり顔見知りです

そうとは知らないジェファンたちは、キマイラと名乗る男の捜索を続けていた。
そしてかつてソリュングループの製品によりガンになり裁判を起こすも敗訴したことがある夫婦の息子に目をつけ、その男を調べることに。
しかしその男は犯人ではなく、それに気付いていない捜査班は別の人間を容疑者として逮捕してしまうのだった。

ジェファンたちは犯人に辿り着けるのでしょうか…

18話

ハサウェイはソリュングループに恨みを持っているであろう人物のリストを確認していた。
するとそこにかつて聞き込みをしたことがある消防士・サングの名前が。
そして消防署に連絡したハサウェイはサングが消防士でないことを知り、彼を疑い始めるのだった。
その後、サングが韓明大学の職員だと突き止めたハサウェイは、韓明大学へ。
しかしサングは席を外していて話を聞くことはできないのだった。
その後、ハサウェイが自分について調べ始めていることを知ったサングはハサウェイを尾行し始めるのだった。

ハサウェイのみに危険が迫りそうですね

一方、ジュンヨプは、35年前にソリュングループが開発していた
「TH-5」に関する論文を調べていた。
するとそこにヒョンテの妻・ファジョンがやって来る。
何をしているのか尋ねられたジュンヨプは、ソリュングループが「TH-5」の危険性を知りながら民間に販売していたことや、35年前のキマイラ事件について調べていることを明かす。
それを知ったファジョンは渋い表情を浮かべるのだった。
その後、ハサウェイは爆弾を持ったサングに自宅で監禁される。
するとそこでサングはヒョンテ宅に爆弾を仕掛けたと明かす。
そしてサングがソリュングループを恨む理由が明らかになる。
実はサングは親がソリュングループが開発した有害物質「TH-5」のせいで色覚異常を発病し、その後生まれたサングも遺伝的にそれを発病していたのだった。

だからソリュングループを恨んでいたんですね…

しばらくしてハサウェイがサングを調べていることを知ったファジョンは彼女が危険に晒されていることを知り、助けに向かう。
ハサウェイの部屋に到着し、彼女を助けることに成功するも、サングは自ら持って来た爆弾を爆破させようとスイッチを手に取り…。

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感想

ジェファンの母・ウンスが記憶障害を患っていることが判明したり、ソリュン新社屋爆破殺人事件について犯人が明らかになったり、
ハサウェイやジェファンが犯人と対峙し危険に晒されるなど、今回も様々な展開がありました。
ウンスは記憶障害を患っていますが、どうやら35年前にヒョンテたちと研究チームにいたみたいで、ここから何か新事実が明らかになりそうです。
ソリュン新社屋爆破殺人事件について犯人が明らかになりましたね。
やはりソリュングループに恨みがある人物で、ラストにはハサウェイとジェファンが犯人と対峙し危険に晒され、ハラハラドキドキでした。
犯人・サングはジェファンに追い詰められるも、自ら持って来た爆弾を爆発させようとしていて、まだまだハラハラする展開は続きそうです。
次回はどんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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