コッパダン-あらすじ-9話-10話-感想付きネタバレでありで!


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クルミットです♪

自分の父親がこの陰謀の裏にいることを確信したマ・フン。
心は傷ついているはずなのに、ケトンを守ることを第一に考え決心し行動に移しました。
マ・フンは本当にケトンをイ・スのもとへ送ってしまっても後悔しないんでしょうか?
イ・スもまたケトンを側に置くために、誰にも何も言わせないだけの力をマ・ボンドクや王妃を欺きながら着々と学び力を蓄えているようです。
味方の居ない王宮で頑張っているイ・スを思うとケトンの気持ちが少しずつマ・フンに向けられていることが切なく感じてしまいます。
今回はどんな展開が待ち受けているのでしょうか・・・

【コッパダン】(ネタバレあり)

9話 心に秘めた愛~マーガレット~

ケトンとの婚姻を反対していたマ・フンが突然現れ婚事を引き受けると話したことにイ・スは驚きます。
そしてマ・フンに「自信はありますか?ケトンがあなた様がこの国の王様だと知ったとしても側にいるでしょうか?結局どう選択するか決めるのはケトンです。陛下がケトンを決心させて下さい。」と言われ深くうなずくイ・ス。
「私の準備が出来るまで待ってください。まだ私は自分の身すら守れぬ飾り物の王なのです。環境が整ったら私の口からケトンに伝えます。」とマ・フンに伝えるのでした。
たしかに当事者のケトンが何も知らないのは可愛そうですね・・・

マ・フンは去り際にマ・ボンドクに気を付けるようにイ・スに忠告します。
なぜマ・ボンドクを知っているのかと言うイ・スの問を軽くかわしその場を後にするマ・フン。
「父上・・・彼女だけは必ず私が守って見せます。」と呟き決意を固めるのでした。
その頃、今までのマ・フンとの出来事や、マ・フンの言葉を思い出しながら罪悪感で、なかなか寝つけないケトン。
帰ってきたマ・フンに呼び出され・・・
「どうしてもお嬢様になるというなら機会を与えよう。お前をイ・スの所まで連れて行ってやる。彼の側にいきたくて令嬢になりたいのだろ・・・後悔はないか?人生が変わるぞ・・・。」と話すマ・フン。
その言葉に、切なく戸惑いながらも「後悔はないわ。」と答えるケトン。
去って行くマ・フンを見つめ「それがもとの場所というなら・・・そうするわ。」と呟きます。
そんなケトンの答えにマ・フンも切なくなるのでした。
すれ違いです・・・(:_;)

次の日、コッパダンではイ・スが両班になったためにケトンを両班のお嬢様に仕立て上げるとマ・フンが説明します。
結婚式当日に姿を消し、自分たちに大打撃を与えたイ・スを許せないコ・ヨンス。
マ・フンは「口を慎め・・・今日のことを後悔する日がくるぞ・・・私は忠告したからな。」とコ・ヨンスをたしなめます。
それでもケトンをお嬢様にするくらいなら自分がお嬢様になった方が早いと言って納得しないコ・ヨンスに新しいお香袋10個買ってやると言ってコ・ヨンスを納得させました。
王であることはまだ秘密なんですね・・・(^^;)

トジュンは浮かない顔のマ・フンに、まるで花嫁を奪われたみたいだ・・・とマ・フンの顔を覗き込み微笑みます。
寝殿で書物を読み政務をこなすイ・スを見て驚くチャン内官。
なぜか聞くチャン内官に「お前には隠さない。そうすればチャン内官が寝殿を荒らすこともないだろう・・・」と答えるイ・ス。
自分を殺して欲しいと謝るチャン内官に「こんなことで殺していたら体がもたない。領議政には秘密にしてほしい。チャン内官が別の者に替わったら寂しいからな・・・」と言って優しく微笑みました。
いや、殺すべきです・・・( `―´)ノ

王妃は烈女の件が上手く進まないので仮病を使いイ・スを困らせます。
イ・スはそんな王妃の手を優しく握りしめると、「さみしい王宮の中で気を遣えずにすみません。これからはもっと私が王妃様に親孝行致します。」と伝えます。
イ・スの言葉に心をうたれる王妃。
この王妃面白いいですね(^^;)

マ・フンの指示でトジュンとコ・ヨンスはそれぞれケトンの師匠となります。
そして不合格を3回受けたら終了、教育中は外出禁止、師匠に文句を言わないこと。と決まりをもうけました。
遠くから兄を見つめ、しばらく会いに来れないけれど、必ず迎えに来ると呟くケトン。
マ・フンに兄を救ってもらう方がいいような・・・(^^;)

トジュンに部屋を貸してもらったことを感謝するジョンスク。
しかし、このような暮らしをしていることを母親がみたら悲しむのではないかとトジュンを心配します。
「子を捨てて男と逃げた母がそんな心配をするとでも?」と静かに話すトジュン。
そして「どうしても再婚を?」とジョンスクに確認します。
「ええ。そうしなければなりません。」と決心が揺るがないジョンスク。
その答えにトジュンは「子の将来を潰しても結婚するならせめて幸せにならないと。」と冷たく伝えると、子供の頃のことを思い出し心を痛めました。
トジュンのお母さんも何か事情がありそうですが・・・

マ・ボンドクがジョンスクを探しにコッパダンに現れます。
「息子だからともう大目には見ないぞ。」と怒りをあらわにするマ・ボンドクに、「世子が亡くなり父上に都合のよい世になったこと・・・お祝い申し上げます。」と伝えるマ・フン。
マ・ボンドクは家紋の邪魔をする奴はたとえ我が子でも容赦はしない。と言ってその場を後にします。
マ・フンに引き留められたヒョンは「あまり領議政を怒らせませぬように・・・」とマ・ボンドクを気遣います。
マ・フンは「まるで、お前が息子のようだな・・・兄弟で握手でもしよう」とヒョンの手を掴むと袖を上げてならず者が付けた爪の後を確認します。
猫につけられた傷だと誤魔化すヒョン。
マ・フンは「気をつけろ。次は虎に噛まれるぞ。」と忠告します。
いくら忠告しても止まりませんよね・・・マ・フン可哀想に。

マ・ボンドクはジョンスクの娘をヒョンに見張るように指示を出します。
狙い通り手紙のやりとりをしていることを突き止めたヒョンは手紙を運ぶ男の後をつけます。
カンの世話を焼くチュンシム。カンはチュンシムに笑顔を見せます。
本格的にお嬢様になる教育が始まったケトン。
箸の持ち方から食べ方、全てが初めてで戸惑うケトンの手をやさしく持って教えるマ・フン。そんなマ・フンの横顔にドキドキが止まらなくなり慌てます。
お互い意識してぎこちないですね(^^;)

豪華な食事を前に苦戦するケトンはマ・フンの居なくなった隙に両手で食べ物を掴み食べてしまいます。
それを見ていたマ・フンは1つ目の不合格をケトンに与えました。
ジョンスクの娘からの手紙をマ・フンに託す「塀の主」と名乗る男。
マ・フンはジョンスクに手紙を届けます。
同じころ、トジュンは王様が北村庭の鍛冶屋だったと妓生から情報を得ていました。
トジュンもわかっちゃいましたね・・・

マ・フンはジョンスクに縁談を断ると「再婚する気などありませんね。結婚を希望するのは自分ではなく娘のファジョンではないですか?」と言うと、自分が烈女になるとファジョンが王の妃候補になってしまうために、家を出て再婚を望んだんですね?と聞くのでした。
ジョンスクはそのことを認めると「ファジョンには結婚を約束した想いの人がいます。女にとって結婚は知らぬ家の為に生涯を尽くすことです。寂しい道ですから味方の1人は必要でしょう・・・どうかこの家の名誉のために娘の幸せを奪わないように助けて下さい。」とマ・フンに懇願します。
その会話を廊下でトジュンが聞いていました。
トジュン・・・切なそうですね

マ・ボンドクはファジョンの字に似せた偽物の手紙を書かせ手紙を入れ替えます。
そうとは知らない婚約者の男が手紙をコッパダンへ
その頃、川に酒をまき亡くなった娘の供養をしている男の姿が・・・
ケトンがよく心配していた浮浪者の男でした。
そこへマ・フンが現れます。
「そろそろスヨンを本当に送り出そうと思う・・・戸籍台帳に名前だけでも生かしておいたのは私の欲だった・・・」と話す男にマ・フンは「今その戸籍を必要としている娘がいます。あの時の約束を今叶えてもらえないでしょうか・・・」と伝えます。
やはり関係ある人物だったのですね~

昔、若くして病に伏している娘の最後の願いとして形だけでも婚礼を挙げてやりたいと言う男の願いを新郎になり叶えたマ・フン。
男は誰も協力してくれない願いを叶えてくれたマ・フンにこの恩は必ず返そうと約束したのでした。
大監だったんですね~Σ(゚Д゚)

1人歩き方の練習をするケトン。
ファジョンの婚約者が慌てて手紙を渡します。中身を確認したケトンは外出禁止の約束を破りジョンスクのもとへ
カン・モングはカン・ジファを呼びカンテクに着ていくチョゴリを品薄になる前に早めに仕立てに行くように伝えます。
「カンテクはお断りします。」と答えるカン・ジファに「お前の意志は関係ない。」と言うカン・モング。
「私にも家紋の意志など関係ありません。女は男によって人生が左右されるのです。ちがいますか?ゆえに相手は自分で決めます。」と言って部屋を後にするカン・ジファに「男に産まれればよかったものを・・・」と吐き捨てるカン・モング。
恵まれていてもストレスはあるものですね・・・

トジュンのもとを訪ねるカン・ジファ。
タイミング良くトジュンが現れ驚き帰ろうとするカン・ジファに王の情報が入ったと伝えるトジュン。
ケトンは急いでジョンスクへ手紙を渡します。
靴も履かずに走ってきたケトンに「あなたのような善良な女性は必ず、すてきな人と結ばれてほしいわ。」と話すジョンスク。
以前話していたお客様はその後どちらを選択したのかとケトンに尋ねました。
ケトンはうつむき「待っている婚約者の元へ帰るそうです・・・よかったですよね。」と寂しく微笑みました。
「みんなにとってはよかったですね・・・その人を除いて。」と話すジョンスクの言葉に悲しくなるケトン。
本当にケトンはどうするんでしょう・・・

カン・ジファにイ・スの情報を話すトジュン。
野心家の君がなぜ夫選びに興味を?と聞くトジュンの手を払い「彼がこの国で1番高い所にいるからよ。1日中、妓房で情報収集に励む方にはわからないわ。」と言って立ち去ります。
いちいちムカつく言い方する人ですね(-_-;)

コッパダンに戻ったマ・フン。
ケトンの世話をせず出かけていたコ・ヨンスを叱りつけ門の外に立ちケトンの帰りを待ちます。
戻ってきたケトンに理由も聞かず叱りつけるマ・フン。2個目の不可を与えます。
「そういじめるな・・・」と言う声に振り返るとトジュンとジョンスクが来ていました。
無断で外出したのは自分のためだと話すジョンスク。
ケトンが慌てて届けに来た手紙は娘の物ではないとわかっているが家に帰らなくてはファジョンが人質にされてしまうと話します。
その話を聞いたマ・フンは「帰る必要はありません。もっと遠くに行かなくては」と伝えます。
どうなるんでしょう・・・

マ・フンはケトンを呼びだし、ユン・スヨンの戸籍を褒美として渡しました。
「賢く美しい女性になれ」と伝えるマ・フン。
ケトンは喜びマ・フンに抱きつきます。
たじろぐマ・フンが可愛いですね( *´艸`)

「初めて名前をもらったわ・・・ところでこのお嬢様はどこにいるの?」と聞くケトン。
マ・フンは「その方はもうこの世にはいない・・・。だからお前が失敗したらその方の父上様が心を痛める・・・。」と教えます。
「頑張る」と笑顔のケトン。
1人たたずむマ・フンは「もう王の女なのだ・・・王の女・・・」と切なく呟きます。
両想いなのに・・・

罠にかからないジョンスクに苛立ち妓生房に私兵を送り込むマ・ボンドク。
王宮では烈女になるべき女性はまだなのかとイ・スに聞かれ苛立ちを隠せないマ・ボンドクの姿が・・・
そこへジョンスクが現れます。
え・・・来ちゃったんですか(゚Д゚;)

その頃、コッパダンでは「ケトンも王宮へ送るのか?君が矢じりの話をしなくなって不思議で調べてみたんだ。世子が死んで得をしたのは君の父上だ。父上にとって王の初恋の相手ケトンは目障りな存在・・・父上からケトンを守るために結婚させるのでは?」とトジュンに言われ言葉が詰まってしまうマ・フン。
そこへカン・ジファが来たとコ・ヨンスが走って来ました。
慌てて部屋の奥に隠れるトジュンの姿に驚く2人。
要件を聞くマ・フンにカン・ジファは「私と・・・結婚しませんか?」と伝えるのでした。

10話 悲しい恋~マリーゴールド~

突然のカン・ジファの申し出に聞き耳を立てていた一同が驚きます。
マ・フンが自分の部屋に場所を移してしまったので気になって仕方がないケトンたち。
トジュンは自分が選択枠になくてもマ・フンは選択枠にあったことにショックを受けます。
マ・フンは「わかりました。結婚しましょう。ただし媒婆の仕事は続けます。仕事の借り入れを返すのに3年本家へ行けばまず本が飛んでくるマ家の援助は何一つ期待できません。」と伝えるとカン・ジファは微笑んで「断り方がやけに遠回しね。」と言うとその場を後にします。
こじらせ女子ですか・・・?

王宮に現れたジョンスクにイ・スは「表彰する前に確認したいことがあります。本当に家紋を捨てて家を出たのですか?」と質問します。
ジョンスクをにらみつけるマ・ボンドク。
ジョンスクはマ・ボンドクの顔を見つめると「その通りです・・・私は妓房にいました。実は叔父マ・ボンドクに勧められて行ったのです。生涯独り身の私のために家紋の栄光を捨て再婚を勧めてくれました。噂にならぬように妓房で過ごせと・・・」と話し始めました。
「それゆえに領議政はずっと拒否していたのですね。領議政の深い意志を知らず意地を張り私は未熟です・・・領議政の意志に反し勝手なことはできません。私が再婚を手伝っても?」とマ・ボンドクに言葉をかけるイ・ス。
それは風紀を乱すことになると反対の声が上がります。
イ・スに何か望みがないかと聞かれたジョンスクは「私の選択で娘に迷惑をかけたくありません・・・」と伝えます。
イ・スは素晴らしい親戚をお持ちですねとマ・ボンドクを称え娘に縁談があるなら王室が推進することにしましょうと話しを収めました。
完璧ですね~( *´艸`)

イ・スの決定にマ・ボンドクはお礼を伝えますが怒りが収まることはなく、外で待つヒョンに「今日は天気が良いがそんな日にも不幸は起こる。ジョンスクは体が弱いから何かが起こるかもしれない・・・それが心配だ。」と指示を出します。
コッパダンではコ・ヨンスが再婚の仕事がなくなりって領議政にもにらまれることになるなんてと嘆きケトンは誰も悲しまずに済んだから良かったとコ・ヨンスをなだめていました。
コ・ヨンスは「あの高慢な女と結婚するの?」とマ・フンに聞くと「うわさ通りの美人だった」と答えます。
答えになっていない~

ケトンにイ・スが王であることを話さないのかと聞くトジュン。
マ・フンは「求婚者が王だなんて受け入れられるだろうか・・・ただ元の場所に返すだけだ」と答えます。
「耐えられるのか?自ら王のもとへケトンを送るのだぞ?」と言うトジュンに「仕方ないのだ・・・最も安全な場所だから」と切なく話すマ・フン。
マ・フン切ないですね・・・

次から次へと覚えることが多いケトン。
両班の令嬢なら誰でも知っている詩を40覚えることが出来たら七夕に連れていくと言うマ・フンの約束に喜びます。
その後ケトンはジョンスクの件で自分を怒ったことを許してあげる機会をマ・フンにあげると言って自分に名前をくれた大監の家を教えてもらいます。
言われた屋敷を訪ねると驚くほどに荒れ果てていたのでケトンは腕の見せ所と言って綺麗に掃除をしました。
再会ですね(^^♪)

そこへ現れた浮浪者の男、その男がユン大監と気が付かないケトンは「おじさん!勝手に入ってはいけないわ」と屋敷から追い出し「寝る場所に困ったらここに来て」と言ってコッパダンの地図を渡します。
ユン大監は去って行くケトンの後ろ姿を見つめながら「あの娘がマ・フンの言っていた・・・」と驚きました。
そこへカン・モングが現れます。
気が付かないふりをして欲しいと背を向けるユン大監に「どうか復職を!新しい風が必要です」と訴えますが「風とは居座れぬものです。誰かを倒したら一緒に吹き飛んでしまいますから。そんな風ならお断りいたします。」と断られ・・・
実はすごい力のある人だったんですね・・・Σ(゚Д゚)

イ・スは女官たちが持っている燃灯を見てセアにあれは何かと尋ねました。
「もうすぐ七夕でしょ。あれに願いを書いて空に飛ばすんです。陛下一緒に願い事を書きませんか?」と提案するセア。
イ・スはどんな願いを書いたんでしょうね~

実家に戻ることになったジョンスクはお世話になったトジュンに別れの挨拶するため部屋を訪れます。
悪夢にうなされているトジュンの手を掴むジョンスク。
トジュンは「なぜ危険を承知で逃げなかったのですか?」とジョンスクへ聞きました。
「母親だからです。」と答えるジョンスク。
「すべての母親があなたのようではありません。」と言うトジュンにジョンスクは「同じだと思います。母親はどんな時でも子供を捨てたりはしません。」と伝え部屋をあとにしました。
トジュンはジョンスクの後お追いかけ荷物を持つとジョンスクを関門まで送って行くのでした。
複雑ですね~

その後ろからヒョンが率いる刺客たちがついて行きます。
ジョンスクを待っていいたマ・フンたちは興味がないと言っていたはずのトジュンの姿に驚きますが一同が揃い和やかな雰囲気に。
みんなで見遅れてよかったですね。

刺客の姿に気が付いたマ・フン。
自分たちが刺客をまいている間にトジュンにジョンスクを連れて関門へ行くように指示を出しました。
逃げる途中つまずいてしまうケトン。
マ・フンはケトンの手を握り走りだします。ケトンを抱き寄せて身をひそめるマ・フンの姿に動揺するケトン。
カッコいいですもんね~( *´艸`)

一方追い詰められたトジュンたち。
「怖がらないで。必ず私がお守りしますから。」とジョンスクに伝えトジュンは剣を抜きます。
その時幼い日の記憶が蘇り・・・
顔があざだらけの母、「必ず私があなたを守るから」と剣を振り回し暴れる父親から自分を守ってくれた母親の姿、この家から一緒に逃げようと最後まで手を離さなかった母の姿を鮮明に思い出したトジュン。
捨てたのは母ではなく自分だったと気づきます。
お母さん・・・可哀想(:_;)

無事に関門で落ち合わせた一同。
ジョンスクはトジュンに「お母さまが待っていますよ。親子ですから遅すぎることはありません。」と伝えます。
ジョンスクの娘と婚約者も見送りに現れます。
2人の結婚はコッパダンが取り仕切ることになりジョンスクはその場を後にします。
みんなで飲もうと言うマ・フンに「会いたい人がいる」と言って断るトジュン。
いつかトジュンも母親に会えるといいですね・・・

マ・ボンドクはジョンスクを取り逃がしたヒョンを叱責します。
ヒョンはマ・フンと一緒にケトンがいたこと、その娘はユン・ドンソクの娘スヨンだと報告しました。
夜が明けコッパダンに帰る三人。
足を引きずるケトンの靴を脱がせハンカチで血の出ている踵を包むマ・フン。
「そんな大事なもので私の足を包んだら・・・」と言うケトンに「お前の足の方が大事だろ。」と答えるマ・フン。
ケトンは「物よりも私の方が大事だなんて初めて言われたわ。」と呟きます。
マ・フンは真剣な眼差しで「すべてに置いてお前が一番大事だ。」と伝え先に歩き出しました。
こんなこと言われたら好きが加速しますね(^^;)

トジュンは母との約束のけやきの下へ来ていました。
母を思い浮かべ「母上また私が鬼だ。見つけるまで待っていて・・・」と呟き、愛されていなかったという過去の記憶から解放されるのでした。
お母さん、早く見つかりますように(:_;)

ケトンはマ・フンへの気持ちが大きくなるにつれ複雑な想いに心を痛めます。
トジュンのもとへ突然現れたカン・ジファ。
王の事はもう調べなくてもいい。最後のあいさつに来たと話すカン・ジファに「領議政の息子と結婚するのか?・・・この世でただ一つだけ君に興味がある。」とカン・ジファを引き留め後ろから抱きしめるトジュン。
振りほどこうとするカン・ジファに「少しだけ・・・少しだけこのままで、今日は鋭い言葉より慰めが必要なのです。私の所に来てくださいませんか?」と伝えます。
「妓房の情報屋が・・・私に何を下さるの?科拳でも受ける気に?」と聞くカン・ジファに「受けないのではなく、受けられなかったのだ・・・」と話すトジュン。カン・ジファはトジュンの手を振りほどくとその場をを後にしました。
それなら、わざわざ会いに来なくてもいいのでは・・・(-_-;)

カン・ジファは帰り際ふと立ち止まりトジュンを思うと「どうして気になるのかしら・・・」と呟くのでした。
家に戻りカン・モングに「王に合わせて下さい。二度で結構です。一度目は判断する為。二度目は確信する為です。」と伝えるカン・ジファ。
「私的に王には会えない。」と言うカン・モングに「それならばカンテクには出ません。カンテクが国法でもそれを避ける方法がありますよね。婚姻したり尼になったりと・・・父上にとってどちらなら対面を保てますか?」と一本も引き下がらずに強い意志を表します。
いい国母になりそうですけどね・・・

コ・ヨンスは朝早く新しい匂い袋を買いに出かけます。
そこへ違法な商品を取り締まる役人たちが現れコ・ヨンスは連行されてしまいました。
牢屋で騒ぐコ・ヨンス。
1人の役人ンがコ・ヨンスの顔を見て「見覚えのある顔だ・・・」と呟きます。
いやな予感がしますね・・・

その夜、カン・モングはイ・スに会いに行き、水簾の政を終わらせる代わりに娘に会って欲しいと伝えます。「二度会っていただければ・・・陛下にとってこの条件は悪くないはずです」と言うカン・モングの提案を聞いたチャン内官はマ・ボンドクに報告します。
マ・ボンドクはスアを拷問にかけます。
助けを求めるスアにうつむくしかできない王妃。
拷問を懸けても真実を言わないスアにマ・ボンドクはそれならばスアの両親に聞いてみようと迫り・・・
部屋に戻ったセアはイ・スに申し訳なく自ら命を絶つのでした。
翌朝、チャン内官に内医院に作らせた薬を渡し「一緒に暮らしていながら何もしてやれずにすまなかった。私はまだ王が不慣れなもので」と話すイ・ス。
その言葉に涙を流し事実をはなそうとするチャン内官。
こんな奴はクビにするべきです( `―´)ノ

コッパダンでは詩を覚えたケトンが試験をしようと意気込んでいました。
疲れ切ったコ・ヨンスが来るとマ・フンはケトンが外出するための支度をするように言いつけます。
ケトンを綺麗に仕上げていくコ・ヨンス。
仕上がりが楽しみですね~

イ・スのもとにスアの知らせが届きます。
慌てて駆け付けるイ・スの前に現れたマ・ボンドク。
「領議政の仕業ですか?」と言うイ・スに「だから何もしなければよかったのです・・・何もしなければあの娘も生きていたはずです。これからはこの者たちが陛下にお仕えします。ここが陛下の居る場所です。陛下が何もしなければあのケトンという娘だけでも助けられるのではないですか?」と言って去って行くマ・ボンドク。
立ちすくむイ・スの瞳から涙がこぼれ落ちます。
また独りぼっちになってしまいましたね・・・

ケトンを良家のお嬢様に変身させたコ・ヨンス。
自分の腕に満足気です。
沢山のソムタギを渡されたケトン。
マ・フンが遠くからくるケトンの姿に気が付きます。
一瞬、瞳を奪われるマ・フンに「まだ遅くはない。やめておけ・・・彼女を送り出せるのか?」と聞くトジュン。
マ・フンは「それが我々の役目だ。織姫が彦星に会えるよう手助けする橋・・・職権乱用はいけない。」と答えるのでした。
想いを止めることが出来るんでしょうか?

セアの書いた願い事を見つめ守ってやれなかったと涙を流すイ・ス。
その様子をみたチャン内官は「私のせいです・・・私が密告したばかりにこんな事に・・・殺してください。」と言って跪き涙を流します。
「全て私のせいだ・・・」と言うイ・スにチャン内官は私がここに居るので行く予定だった七夕へ行って来て下さいと申し出ます。
イ・スはチャン内官を許すんですね・・・Σ(゚Д゚)

ケトンはマ・フンと七夕を楽しみます。
初めての経験だと言って願い事を書くケトン。マ・フンにも書くように言いますが「私はいい」と言うのでマ・フンの分もケトンが書くことにしました。
飛ばし方を知らないケトンの代りにマ・フンが飛ばしてやるから詩を一句読めと伝えます。
渋るケトンですがマ・フンを見つめると意を決したように「全てが寝静まる夜更け 庭には白い月明り 心は清らかになり ふいに私の恋心を見んとす」と読み上げます。
クスッと笑って「間違いだ。性情を見んとすだ」と訂正するマ・フン。
「間違っていない。私の心は間違っていないんです。好きです。好きになりました。媒婆さん。」と告白するケトン。
ケトンは燃灯に「お兄様と一緒に暮らしたい」と「マ・フンを結婚させないで下さい」と願いを書いたのでした。
驚くマ・フン。
その後ろにはケトンと結婚させてください。と願いを書いたイ・スの姿が・・・

感想

たった1つの希望だったケトンがマ・フンに告白している姿を見てしまうなんて・・・
セアを守れなかったことで心がボロボロに傷ついている彼にこの展開は酷すぎますね。
イ・スはどうなってしまうのでしょうか・・・
どうか優しいイ・スのままでいて欲しいと願わずにはいられません。
そして今回はマ・フンの頭の回転の良さと父親と真逆な正義感が際立つストーリーでした。ジョンスクとその娘が家紋の犠牲にならず、そして誰も傷つけることなくマ・ボンドクの思惑を潰したマ・フン。
これで父親との確執はより深くなってしまいますね・・・
トジュンも辛かった過去が自分の思い込みであったことに気が付き母親に愛されていたことを思い出しました。
カン・ジファとの恋の行方も気になります。
次回はどんな展開なのか待ち遠しいですね。

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