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クルミットです♪
考える時間を持つことにしたユミとウンは、離れてそれぞれの時間を過ごすことになりました。
一人きりで戸惑うユミを公園で優しく励ますボビーの姿。
そして実家で携帯電話を見つめるユミと、同じように連絡できないウンのもどかしい沈黙。
夢の中の細胞村で明かされる主人公についての言葉など、胸に迫るシーンが続きます。
全14話で完結となるついに最終回、二人は初めて出会ったあの場所で再び向き合いました。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
ユミの細胞たち 最終回のあらすじ
ユミから「少し考える時間が必要」と告げられたウン。
取り乱すこともなく、その言葉を淡々と受け入れました。
こうして二人は連絡を断ち、それぞれ一人きりで過ごすことになったのです。
一人になったユミの心の中では、細胞村の感性細胞が身勝手に暴れ回っていました。
急に悲しくなったかと思えば、次の瞬間には別の感情が湧き上がってきます。
気分の浮き沈みが激しすぎて、ユミは夜も満足に眠ることができません。
そして細胞村の広場では、とんでもないお触れが出されました。
なんと「ウン」という名前が絶対の禁止語に指定されたのです。
うっかり口を滑らせて名前を呼んだ細胞は、警備の細胞によってその場で拘束されてしまいます。
名前を口にしただけで即座に捕まるなんて、細胞村のピリピリ感が凄まじい!
静まり返った部屋の中で、一人になったユミは何をして過ごせばいいのか戸惑います。
ウンと出会う前、自分はどうやって一人の時間を過ごしていたっけ?
過去の記憶をたどろうと、ユミは以前つけていた日記帳を棚から取り出してみました。
昔のページをめくり、一人だった頃の生活や気持ちを必死に探してみます。
しかし、当時の記録を読めば読むほど、余計に孤独感が募って憂鬱になってしまいました。
部屋の中に閉じこもっていては息が詰まる。
そこでユミは気分転換のため、近所の公園へ散歩に出かけることにしました。
公園の並木道を歩いていると、偶然にも同じ会社で働くボビーの姿を見かけます。
ボビーは以前、職場のユミのデスクから二人のカップル写真がなくなっているのを目撃していました。
そのため、ユミとウンの間に何か起きたのかと、すでに状況に気づいていたのです。
ボビーの落ち着いた雰囲気を前にして、ユミは思わず悩みを相談してみたくなりました。
今のこの辛い状況をどう乗り越えればいいの?
するとボビーは嫌な顔一つせず、自分自身の過去の経験談を交えて優しく語りかけます。
「徐々に少しずつ良くなるよ」
ボビーの穏やかな慰めを聞き、ユミの張り詰めていた心がじんわりと解けていきました。
あれこれ根掘り葉掘り聞かずに、自分の経験を交えて励ましてくれるボビーの包容力が素敵!
その後、ユミは会社に休暇届を提出しました。
すっかり疲れてしまった気持ちを立て直すため、実家へ帰省することに決めたのです。
実家の温かい空気に包まれながら、のんびりと過ごすユミ。
でも、ふとした静けさの中で、やっぱりウンの顔が浮かんできてしまいます。
今すぐウンの声が聞きたい。
ユミはたまらなくなって携帯電話を握りしめ、電話をかけようと画面を見つめました。
でも、どうしても発信ボタンを押す勇気が出ません。
一方のウンも自分の部屋で一人きり、ユミに会いたいと切なく願っていました。
ですがウンの方からも、ユミへ電話をかけてくることはなかったのです。
お互いに会いたくて仕方がないのに、電話一本かけるのすらためらってしまうの?
その日の夜、実家のベッドで横になったユミは不思議な夢を見ました。
夢の中で、ユミ自身が自分の細胞村の敷地に足を踏み入れます。
見慣れた村の広場を歩き、掲示板の前に立つユミ。
手には「ウンとハッピーエンドになりますように」と願いを書いた小さなメモを握りしめていたのです。
それを掲示板の空いたスペースに貼ろうと手を伸ばします。
その瞬間、掲示板を管理している細胞がすっと姿を現しました。
管理細胞はユミのメモを制止すると、静かな口調で語りかけます。
「ウンは男性主人公じゃない。男性主人公は別にいない。ここの主人公は一人だから」
その言葉を聞いたユミは、自分が誰のために生きているのかを正面から教えられた瞬間でした。
誰かの脇役ではなく自分が主役なんだと教えてくれる管理細胞の言葉、胸に響きますね!
現実の世界では、誰もがそれぞれの胸の中に「心のカード」を隠し持っています。
後輩のルビは、自分の持っているカードを決して隠そうとはしません。
いつでも自分の気持ちをオープンにして、周囲に素直に振る舞っていました。
そんなルビに対し、ウギも自分の本心を隠さずに見せて向き合います。
社内でのウギとルビのやり取りを知ったユミは、ボビーにルビを紹介してあげようと思い立ちました。
あんなに明るいルビなら、ボビーとお似合いになるかもしれない。
そこでユミはボビーにそれとなく紹介の話を持ちかけてみます。
しかしボビーは「紹介されて誰かと会うのは好きじゃないんだ」と穏やかに断りました。
あっさりと断られてしまい、このお見合い作戦は立ち消えとなってしまいます。
ルビの全力投球なアプローチも凄いけれど、ボビーのきっぱりしたお断りもさすが!
そして、それぞれの時間を過ごすうちに、少しずつ時間が流れていきました。
距離を置いていた二人は、ついに連絡を取り合って再び顔を合わせることになります。
二人が待ち合わせ場所に選んだのは、かつて初めて出会ったあの思い出の場所でした。
テーブルを挟んでウンと向き合ったユミ。
この時、ユミも自分の心の中に「心のカード」を忍ばせて席に着いていました。
ユミが準備していたのは、「別れカード」と「ランダムカード」の2枚。
ユミの心の中では、自分から関係を終わらせる決心はついていません。
もしウンが「やり直そう」と手を差し伸べてくれたら、喜んでその手を取るつもりだったのです。
ところが、ユミの淡い期待とは裏腹に、ウンの口調はどこまでも真剣でした。
ウンは視線を落とすことなく、結婚に対する自分の正直な胸の内を語り始めます。
「君が結婚の話を出したことがあったよね」
あの時、ウンは初めてユミと自分との間で、将来の考え方が違うのかもしれないと気づいたのです。
事業の失敗や自尊心に苦しんできたウンが、一人で抱え込んで出した結論。
ウンは真っ直ぐにユミを見つめながら、静かに告げました。
「ユミ、たくさん考えてみたけど、俺たちここまでにしよう」
ウンの側から、決定的な別れの言葉を口にしたのです。
やり直すカードを持って座っていたユミの前で、まさかウンから別れを切り出すなんて・・・。
ウンの思いがけない言葉を聞いた瞬間、ユミの頭は真っ白になりました。
本当にこれで終わってしまうの?
嫌だ、ウンと別れたくない、今すぐ引き止めたい!
ユミの細胞村では、未練細胞(クジルクジル細胞)が猛然と立ち上がります。
どんなに格好悪くてもいいから、泣きついてウンの足元にすがりつこうと暴れ出しました。
しかし、その姿をプライド細胞が断固として許しません。
プライド細胞は未練細胞の腕を力いっぱいつかみ、必死にその暴走を食い止めます。
相手にすがりついて自尊心を失ってはいけないと、必死にユミの心を支えようとしていたのです。
細胞村の激しいせめぎ合いの末、ユミはウンの出した答えを静かに受け入れました。
ユミは涙をこらえ、落ち着いた表情でウンを見つめます。
「そうね、そうしましょう。私も同じ考えよ」
ユミも別れに同意し、二人は静かにその恋にピリオドを打ちました。
全14話を振り返って
初めて出会ったあの思い出の場所で別れることになるなんて、本当に切ない結末でした。
ユミはやり直すためのランダムカードを胸に秘めて会いに行ったのに。
まさかウンの口から「ここまでにしよう」と言われるとは、思いもしませんでした。
前回の食事の時にはあんなに優しく引き止めてくれたのに、ウンの決意は固かったのですね・・・。
ウン、そんなに一人で全部背負い込まなくてもよかったのに。
男の人の自尊心や将来への不安って、本当に根が深いんだなと感じました。
でも、一番心に残ったのは、やっぱり夢の中で掲示板の細胞が言った言葉です。
「ここの主人公は一人だから」というセリフ。
誰かと付き合っていると、いつの間にか相手が自分の世界の中心になってしまいますよね。
相手の機嫌や言葉の一つ一つに一喜一憂して、自分自身を見失ってしまうことってありませんか?
ユミもウンのために我慢したり、自分の気持ちを後回しにしたりすることがたくさんありました。
だからこそ、この世界の主人公はウンではなくユミ自身なんだという言葉は、心に深く沁みました。
最後の場面で、すがりつこうとする未練細胞をプライド細胞が止めたところもグッときました。
泣いて引き止めるのは簡単だけれど、ユミは自分のプライドを守り抜いたのです。
「私も同じ考えよ」と答えたユミの姿。
心の中では涙が溢れていたのに、相手の決断を尊重しつつ、自分自身の尊厳を守ったユミが本当に立派でした。
ボロボロになってすがりつくよりも、ずっと前を向いた別れ方だったと感じます。
全14話を通して、ユミの恋の始まりから終わりまでを細胞たちと一緒に見届けてきました。
ご飯を食べて喜ぶ細胞たちや、嫉妬で暴れる細胞たち。
どの細胞もみんな、ユミが幸せになるために必死に動いていたのですね。
ウンとの恋が終わってしまったのは本当に寂しいけれど、ユミの成長を感じられる見事な最終回です。
人生の主人公として前を向いて歩き出したユミの未来を、これからもずっと応援したいです!
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