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クルミットです♪
第82話では、チャン・ギユン(イ・シガン)がソ・ヒジェ(=シン・ジュギョン、ハン・ジワン)に対して衆人環視の中で公開プロポーズを行います。
愛など微塵もない計略づくしの帝国で、こんな華々しいプロポーズを仕掛けるギユンには嫌悪感すら覚えます。彼が狙うものは一体何なのか、私としては不安で仕方ありません。
さらにヒジェは社員たちやウヒョク(カン・ユル)が見守る中、仕方なく指輪を受け取り、その目を傍観するしかないウヒョクの胸中を考えると、苦い思いがこみ上げます。
「ロビーに集まる社員、強引な公開プロポーズ」
ギユンは会社ロビーに全社員を集め、そこへヒジェを呼び出します。
私には、これはギユンがヒジェを逃がさないための策だと感じます。皆の前で結婚を強要するような行為は、愛ではなく束縛にしか見えません。
スア(ユン・チェナ)が「本当のママになって」と書いたスケッチブックを掲げ、ヒジェに圧力をかけるギユンのやり口は卑劣としか言えません。
「ウヒョクを意識、ヒジェの心中は複雑」
ヒジェは指輪をはめられ、自分の計画と復讐があるにも関わらず、この場から逃げられません。
ウヒョクが見ている中、あたかもギユンを受け入れる風を装わざるを得ない状況が、ヒジェを苦しめると思います。心の中で「違う、私が欲しいのはこれじゃない」と叫んでいるように感じます。
ウヒョクは何も言わずに見守るしかなく、この光景が歪んだ愛と権力の象徴のように思えてきます。
「ヒジェを毒壺に入れたギユンの策略」
ギユンは先に、ヒジェの正体を暴き、彼女を利用した後始末を企んでいたはずです。
今回の公開プロポーズは、ヒジェを完全に自分の意志から奪い、周囲の目を利用して束縛する狙いがあると私は推測します。こんな関係、愛ではなく監禁のようなものです。
今回の感想
第82話は、ロマンティックなはずのプロポーズシーンが、権力闘争と心理的強要に変貌した恐怖の場面として印象に残りました。
見かけは華麗な求婚なのに、ヒジェにとっては逃れられない罠でしかないと感じ、胸が痛みます。こんな形で指輪をはめられて喜べるわけがありません。
ヒジェがこの状況をどう打破するのか、ウヒョクは何を感じているのか、次回以降への期待と不安が渦巻いています。
愛も情もない帝国で、表面上の愛情表現がこれほど恐ろしく見えるとは、私も考えさせられました。
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