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クルミットです♪
チョンミョンが死んで、トンマンはどうなってしまうのか。泣き崩れるトンマン、それを必死に支えようとするユシン、そして宮廷でますます力を固めるミシル。25話はそのすべてが一気に動いていく回です。トンマンの口から「逃げる」でも「隠れる」でもなく、「新羅を飲み込む」という言葉が出てくる場面、そこがこの話の全部だったと思います。
それでは25話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 25話のあらすじ
チョンミョンの死の直後、トンマンは深い悲しみの中にいます。「私のせいで姉が死んだ」と泣き崩れるトンマン。
この自責、見てるのがきつかったです。ずっと逃げながら、それでも姉とだけはつながっていたのに。
ユシンはそんなトンマンを必死に慰めます。チョンミョンが最後に残した遺言は「女として、人として幸せに生きろ」というものでした。ユシンはその言葉通りに、トンマンを安全な場所へ逃がそうとします。でも、トンマンの心はすでに「平穏に生きること」からは遠くなっていました。
ユシンは「新羅から離れろ」と強く促します。トンマンを守りたい一心からの言葉です。しかしトンマンはそれを断ります。
ユシンの気持ちもわかるだけに、この場面はじわっとしました。守りたいのに、守る方向が違う。二人の間にある温度差が静かにきつかった。
そして、この25話最大の場面がやってきます。
トンマンは今の新羅を冷静に見つめ直します。ミシルがどう権力を握ってきたか。自分とチョンミョンがなぜ追い詰められたか。そしてユシンに対し、「死なないための方法を探すのではなく、新羅を飲み込む方法を探す」という趣旨のことを告げます。
逃げることをやめた、というより、もっと先へ行く宣言です。
このセリフ、ちょっと待ってとなりました。さっきまで泣き崩れていたのに。悲しみが「怒り」と「野心」に変わった瞬間がはっきり見えた気がして、息がつまりました。
宮廷の方ではチョンミョンの死を巡って嵐のような動きがあります。アルチョンをはじめとするトンマン側の郎徒たちが、公主の死の真相を突き止めようと憤っています。郎徒とは花郎(ファラン)に連なる精鋭の若者集団のことです。そこへミシルは、この状況をうまく使って朝廷内の主導権をさらに強固なものにしようと動きます。
ミシルってこういうとき本当に隙がない。チョンミョンが死んだその隙間に、すっと手を入れてくる。ゾッとします。
そして後半、トンマンが変わります。かつては身分を隠して逃げ回っていた。でも今は違います。新羅の公主としての立場から、自分の居場所を自分の手で確立しようと動き始めます。
死を恐れて隠れることをやめた。まずそういうことです。
25話のラストでは、トンマンが王室の権力闘争の中心へと向かう姿勢を見せます。ミシルの前に屈するのではなく、対等に戦うことを誓う。重くて静かな緊張の中で、次話へとつながっていきます。
25話で一番残っている場面
「新羅を飲み込む方法を探す」というトンマンの言葉です。
泣き崩れていた人間が、そこへ至るまでの流れがすごかった。チョンミョンに「幸せに生きろ」と言われて、最初は激しく拒絶していたのに、最終的にたどり着いた答えがそれ。
チョンミョンならこの答えを聞いてどう思うんだろう、というのはちょっと考えました。望んでいた方向とは違う気もする。でも、トンマンにはこれしかなかったとも思う。
ユシンが複雑な顔をしていたのは当然で、守りたかった相手が「一緒に逃げる」を選ばなかったわけです。ここからのユシンの葛藤は、きっとさらに深くなっていく。
アルチョンたちの怒りはまだ力にはなりきれていない。ミシルは宮廷でどんどん手を伸ばしています。
トンマンが正面から動き始めた。でも相手はあのミシルです。これだけの覚悟を持って挑もうとしているトンマンに、ミシルが次にどんな手を打ってくるのか、その一手がどうしても気になります。
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