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クルミットです♪
王女としての地位を取り戻した徳曼(トンマン)と、これまで神権を独占してきた美室(ミシル)の対決がいよいよ最高潮に達します。今回の35話では、古代の人々が最も恐れた「日食」を巡る、息もつかせぬ心理戦が展開されます。徳曼が仕掛ける壮大な計画に、あの冷静沈着な美室がどう反応するのかが見どころです。
それでは35話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 35話のあらすじ
徳曼(トンマン)は、美室(ミシル)が長年握ってきた「神の意志を伝える者」としての権威を奪うため、大きな賭けに出ます。それは、日食が起こることを予言し、それを民衆の前で証明することでした。
徳曼はまず、ピダムを使って市中に「日が消え、再び現れる時に真の王が現れる」という不気味な噂を流させます。さらに、ピダムをわざと美室側に捕らえさせ、拷問を受けながらも「日食は必ず起きる」と宣言させることで、美室の不安を煽りました。
ピダムがボロボロになりながらも不敵に笑うシーンは、彼の狂気と徳曼への忠誠心が混ざり合っていて、見ていてゾクゾクしました。
美室は、自分が囲い込んでいる暦の達人、月天(ウォルチョン)大師を呼び出し、本当に日食が起きる可能性があるのかを厳密に計算させます。美室にとって、暦や天文学は民を支配するための最強の武器でした。もし徳曼が自分よりも正確に天文学を理解しているとしたら、それは美室の権力の基盤が揺らぐことを意味します。
月天大師の計算では、その日に日食が起こる確率は極めて低いという結果が出ました。美室は一度は安心しますが、徳曼の自信満々な態度と、ピダムの命をかけた言葉に、かつてないほどの疑念を抱き始めます。
どんなに冷徹な美室でも、自分の知らないところで運命が動いているかもしれないという恐怖には勝てないようです。彼女の表情が少しずつ歪んでいく様子に、物語の転換点を感じました。
一方、徳曼は月天大師を密かに説得していました。月天大師は、自分の知識が政治や人を騙すために使われることに苦悩していたのです。徳曼は彼に対し、「科学的な知識を特定の誰かの独占物にするのではなく、民のために使い、誰もが空を見上げられる世の中にしたい」と熱く語ります。
この徳曼の志に心を打たれた月天大師は、彼女に協力することを決意します。実は、徳曼が予言した日食の日時は、月天大師が計算し直した非常に精度の高いデータに基づいたものでした。
「知識は誰のものか」という問いを投げかける徳曼の姿は、単なる復讐者ではなく、新しい時代のリーダーとしての器を感じさせます。
宮殿では、日食が起こるとされる時刻が刻一刻と近づいていました。王をはじめ、貴族や民衆たちが固唾を飲んで空を見上げます。美室は「日食など起きない。徳曼は嘘つきとして処刑されるべきだ」と主張するために、祭壇の前で堂々と待ち構えていました。
美室の計算では、日食は起きないはずです。しかし、徳曼は冷静にその時を待ちます。そして、ついにその瞬間がやってきました。空が徐々に暗くなり始め、太陽が欠けていく光景が広がったのです。
この瞬間の美室の絶望したような、信じられないものを見たような顔は、これまでのドラマの中でも一番の衝撃シーンだったのではないでしょうか。
民衆は驚きと恐怖でパニックになりますが、徳曼は凛とした声で「これこそが新しい時代の幕開けだ」と宣言します。美室がこれまで嘘やハッタリで塗り固めてきた「神の代理人」としての化けの皮が、ついに剥がれ落ちた瞬間でした。
日食が終わり、再び太陽が姿を現すと、人々は徳曼を本当の聖なる存在として崇めるようになります。美室は怒りと屈辱に震えながらも、目の前で起きた現実を受け入れざるを得ませんでした。
知略と科学の力で、圧倒的な権力者だった美室をここまで追い詰めるとは、徳曼の成長には驚かされるばかりです。
しかし、美室もタダでは起き上がりません。プライドをズタズタにされた彼女は、これまでの「神頼み」の政治から、より直接的で冷酷な武力行使へと舵を切る兆しを見せ始めます。徳曼はこの勝利をきっかけに、さらに険しい王への道を歩み始めることになります。
善徳女王 35話の感想まとめ
35話は、まさに徳曼の知略が爆発した回でした。ただ日食を当てるだけでなく、それを利用して美室の精神的な支柱を根こそぎ破壊するプロセスが実に見事です。特に、科学(天文学)を権力争いの道具から民の共有物へと変えようとする徳曼の思想は、現代に通じるものがあって深く考えさせられました。
ピダムの活躍も忘れてはいけません。彼がいなければ、美室をあそこまで動揺させることはできなかったはずです。傷だらけになりながらも徳曼の計画を完璧に遂行する姿は、危ういけれど目が離せない魅力があります。
美室が負ける姿を見るのは爽快ですが、同時に彼女がここからどう反撃してくるのかを考えると、少し怖くもあります。これまでは「天意」を隠れ蓑にしてきましたが、それが通じなくなった今、彼女はもっと恐ろしい手段を選んでくるのではないでしょうか。
次回は、権威を失った美室がどのような暴挙に出るのか、そして徳曼がさらにどうやって国をまとめていくのかが気になります。日食という大きなイベントを乗り越えた後の、静かだけれど激しい火花が散る展開に期待しましょう!
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