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韓国ドラマ「客主-商売の神-」第21話では、チョン・ボンサムが新たに見つけた北関大路（ほくかんだいろ）の可能性をめぐり、シン・ソクジュとの大きな対立が浮かび上がってきます。さらにキル・ソゲによる妨害も激しさを増し、商人たちの攻防はまさに正念場を迎えますね。
それでは21話を一緒に見ていきましょう！
客主-商売の神- 21話のあらすじ
チョン・ボンサム（チャン・ヒョク）は、北関大路を裏から操っていたシン・ソクジュ（イ・ドクファ）の策略を暴き、これ以上ボブサン（行商）たちの道を塞ぐのをやめるよう警告しました。かつてシン・ソクジュが山賊を使い、船による物流を独占して莫大な利益を得ていたことを知り、ボンサムは激しい怒りを抱きつつも「今回の件は世間に公表しないから、その代わり北関大路を諦めてほしい」と取引を持ちかけたのです。
ボンサムは過去にシン・ソクジュから恩も受けているため、安易に暴露しないという選択が何とも彼らしくて胸が痛みます。
一方、ソンパマバン一行は北関大路での運搬に成功し、平康（へいこう）で生産される最高級紙「雪花紙（せっかし）」の販売を順調に進めようとしていました。しかしそこに立ちはだかったのは、キル・ソゲ（ユ・オソン）の“言葉巧みな買収”です。
ボンサムの部下であるソン・マンチらが「キル・ソゲに売った方が目先の儲けが大きい」と判断してしまい、結局まとめて雪花紙を売ってしまったのです。驚くボンサムでしたが、部下たちを責めるのではなく「一応の取引は成功だ」と受け止め、彼らを責めるどころかねぎらい、宴を開いて励ましました。
ボンサムの“大局を見る”やり方は、商人としてもリーダーとしても本当に懐が深いですね！
そんな中でチョ・ソサ（ハン・チェア）は、シン・ソクジュの子を妊娠していると思われつつも、実はボンサムの子どもを身ごもっているという葛藤を抱えたまま。シン・ソクジュの家で穏やかに暮らしているように見えますが、胸の内には複雑な思いを隠しています。いっぽう巫女のメウォル（キム・ミンジョン）は、ボンサムへの一途な想いが叶わない怒りから、シン・ソクジュに“ボンサムの商売を邪魔する方法”を教えてしまい、ますます状況が混迷していきました。
メウォルの複雑な恋心が切ないです…それゆえの行動が、後々どんな波紋を呼ぶのか怖いですね。
シン・ソクジュは、キル・ソゲらを使って“全国の客主”に働きかけ、大量の物資を買い占める「買いだめ作戦」を開始。いわゆる“独占販売”によって値段を釣り上げ、ボンサムたちの直売ルートを断つ狙いです。さっそく元山浦（げんさんぽ）周辺の客主が店を閉め、行商たちに物を売らないという事態に発展しました。
ボンサムたちは北関大路を通じて交易を増やそうと全国のボブサンを呼び寄せましたが、現地に来た行商たちは何も買えず激怒。さっそくボンサムに詰め寄り、「責任を取れ」と抗議を始めます。
せっかく新ルートを切り開いたのに、これでは大混乱ですよね…ボンサムにとって大きな試練が続きます。
「お金も、物資も、腐るほど持つ者たちが流通を止めれば、我々はまたしても大打撃を受ける」という現実を痛感するボンサム。それでも「みんなで一緒に稼いでいく」という理想を持ち続ける彼は、シン・ソクジュの申し出（北関大路を塞ぐ代わりに巨額の利益を与える）を拒否。正面から勝負を挑むことにします。
ドラマは「もはや泥沼の対決か」と思われる状況で終わり、続きが気になる幕引きとなりました。
客主-商売の神- 21話の感想まとめ
21話では、ボンサムがあくまで“公生公利”を貫こうとする姿勢が印象的でした。仲間がキル・ソゲにだまされて雪花紙を売ってしまっても怒らず、「それも一つの取引」と前向きに受け止める懐の深さも素敵です。
その一方で、シン・ソクジュはさらなる買い占め作戦に乗り出し、強引に物流を支配しようとしています。“権力と金”の力を存分に使うその手口に、さすがのボンサムも危機を感じている様子。
行商人たちが大量に集まったのに店が閉まっている光景は、本当に切なくて悔しいです…！
さらに、メウォルの恋がこじれてしまったことが、ボンサムにとって新たな障害になる予感もひしひしと感じられました。チョ・ソサをめぐる人間関係もまだまだ不安定で、ますます波乱含み。
果たしてボンサムはこの“大買い占め”にどう立ち向かい、全国の行商たちを救う方法を見つけるのか…。次回では一体どんな奇策や商法を繰り出してくれるのか期待が高まりますね。続きが本当に待ち遠しいです！
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