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クルミットです♪
神殿でチルスクとすれ違う瞬間、トンマンが完全に固まるところから16話が始まります。砂漠での一件で視力をほぼ失ったチルスクは気づかずに通り過ぎていくんですが、あのスレスレ感が息苦しくて。そしてその後のミシルは、暦書を使って月食をずばり当て、慰天祭の場で人々を震え上がらせます。この人、本当に何者なんだろうという気持ちになる回です。それでは16話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 16話のあらすじ
神殿付近を歩いていたトンマンは、かつて砂漠で自分を追ってきた刺客のチルスクに、偶然ぶつかります。
あの一瞬のトンマンの顔、見てるこっちまで動けなくなりました。
ただ、チルスクは砂漠での出来事で視力をほとんど失っていて、目の前にいるのがトンマンだとまったく気づきません。そのまま通り過ぎていきます。難を逃れたとはいえ、チルスクが神殿に潜んでいるという事実は大問題です。
トンマンはすぐにチョンミョン王女のもとへ向かいます。チルスクが生きていること、そしてミシルの配下として神殿のどこかに隠れている可能性が高いということを伝え、神殿への出入りができるチョンミョンに真相を突き止めてほしいと頼みます。
一方そのころ、ミシルは「沙多含の梅花(サダハムの梅花)」という書物を手にしていました。暦書です。近いうちに月食が起こることが記されているもので、ミシルはこれを政治的に利用しようと動き始めます。
真興王や朝廷に対して「慰天祭(イチョンジェ)」を行うべきだと進言し、その場でこう宣言します。加耶の勢力を西羅伐(ソラボル)から追い出さなければ、天が怒って月が割れる、と。
天の怒りを政治に使うって、ミシルにしか思いつかない発想で、感心しながら引いてしまいます。
王も朝廷も半信半疑のまま見守るしかない。そして本当に、ミシルの「予言」通りに月食が起きます。
チョンミョン、ユシン、トンマンの三人はこれを目の当たりにします。天の意志を操るかのようなミシルの力に、三人とも言葉を失う場面です。
また、この時期にミシルはユシンとポジョンを「祭郎(ジェラン)」に任命しています。花郎(ファラン)制度の中で若い人材を率いる役割で、ミシルが人事面でも着々と権力を固めていることが見えてきます。
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月食が起きているその夜、トンマンはミシルに呼び出されていた時間になり、彼女の私室へと向かいます。
「外で月食が起きています」とトンマンが伝えると、ミシルはまったく動じません。静かに、「沙多含の梅花があればわかること。あれはただの暦だ」と教えます。
神秘でも予言でもなく、ただの計算。でもそれをここまで使いこなせるのがミシルで、その余裕の顔が怖い。
ミシルはさらに、トンマンがチョンミョンの密偵であることを見抜いていることを匂わせながら、心理的に追い詰めていきます。「人間は恐怖に直面したとき、逃げるか、怒りによって立ち向かうかだ」という言葉を、静かに、でも圧力たっぷりに投げかけます。
そしてミシルは最後に、トンマンにチョンミョンへの伝言を命じます。「今すぐ逃げ出さなければ、命はない」。
トンマンを完全に掌中に収め、その自信を隠しもしないミシルの冷たい表情で、16話は幕を閉じます。
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16話を見て一番きつかったこと
月食の場面より、その後のミシルとトンマンの対峙の方がずっとしんどかったです。
月食は計算通り起きた。ミシルはそれを知っている。トンマンもその場で知った。でもミシルにとっては「教えてあげた」だけで、脅しですらない。あの余裕が本当に怖い。
チルスクとすれ違う場面も、視力をほぼ失っているから気づかれなかったというのが、なんとも言えなくて。ギリギリのところで運に助けられているトンマンを見ていると、この先どこかで運が尽きるんじゃないかという不安が消えません。
ユシンが祭郎に任命されたところも気になっています。ミシルに取り込まれているのか、それとも別の思惑があるのか、この時点ではまだわからない。…
それにしても、チョンミョンへの伝言をトンマンに運ばせるという手口がいやらしい。脅しの言葉を敵の身内に言わせるというのが、ミシルらしいというか。トンマンの顔を思うと、気の毒で胸が痛かったです。
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