善徳女王 第38話 あらすじ 天文台建設に隠された徳マンの真意とピダムの衝撃の過去

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日食という大きな賭けに見事勝利した徳マン(トンマン)。彼女の勢いはとどまることを知らず、ついに新羅の歴史を根底から覆すような大胆な提案を突きつけます。これまで「神の意志」を独占することで権力を握ってきたミシルに対し、徳マンが仕掛ける次の一手とは何なのか。さらに、ミシルの捨てられた息子であるピダムの出生の秘密も、いよいよ物語に暗い影を落とし始めます。

それでは38話を一緒に見ていきましょう!

善徳女王 38話のあらすじ

日食を見事に言い当て、民衆の前で「神権」を証明してみせた徳マン。彼女は王女としての地位を確固たるものにしましたが、そこで満足するような女性ではありませんでした。徳マンは、ミシルから権力の源泉を奪い取るための具体的な計画を動き出させます。

それは、誰もが自由に空を観察できる天文台「瞻星台(チョムソンデ)」を建設することでした。

これまで天文の知識は、ミシルたち支配層だけが独占して民を操るための「武器」でした。それを一般に公開しちゃうなんて、当時の常識では考えられない革命的なアイデアですよね。

当然、ミシル派の貴族たちは猛反発します。「そんなことをすれば王室の権威が失墜する」と声を荒らげますが、徳マンは一歩も引きません。彼女の狙いは、民を無知のままにして恐怖で支配するのではなく、知識を与えることで自立させ、国全体を強くすることにありました。徳マンの堂々とした振る舞いに、ミシルもまた、かつてないほどの脅威を感じ始めます。

一方、ピダムは自分の出自に疑問を持ち始めていました。師匠であるムンノが隠していた「三韓地勢」という書物や、自分に向けられる複雑な視線の意味。ピダムは、自分がかつて廃位された真智(チンジ)王とミシルの間に生まれた息子であることを知ってしまいます。

ピダムのあの切ない表情を見ていると、胸が締め付けられます。愛されたいという願いが強い彼にとって、母親に捨てられたという事実はあまりにも残酷すぎます。

ピダムは自分の正体を知りながら、それを隠して徳マンに仕え続けます。しかし、彼の心の中には、自分を捨てた母親ミシルへの憎しみと、それでもどこかで母を求める複雑な感情が渦巻いていました。ムンノはピダムの内に秘められた「毒」を危惧し、彼を厳しく制しようとしますが、それが逆にピダムの心を孤独へと追いやってしまいます。

また、宮廷に戻ってきた天明(チョンミョン)王女の息子、チュンチュ。彼は一見、わがままで遊んでばかりいる少年に見えますが、その瞳の奥には冷徹な知性が光っていました。徳マンは甥であるチュンチュを温かく迎え入れようとしますが、チュンチュは徳マンに対して非常に冷ややかな態度をとります。

チュンチュは味方になってくれると思いきや、なかなか一筋縄ではいかないキャラクターですね。徳マンを「叔母様」と呼びながらも、心の底では何を考えているのか読めない不気味さがあります。

チュンチュは、徳マンが推し進める改革についても、冷めた目で見ていました。彼は、母親である天明王女が死ぬ原因となったのは、徳マンが王女として名乗りを上げたせいだという恨みを抱いていたのです。この若き貴公子の存在が、今後の王位継承争いにどう影響していくのか目が離せません。

そんな中、ミシルは徳マンの天文台建設を阻止するために、ある罠を仕掛けます。それは、貴族たちの利権を守ることで、徳マンを孤立させることでした。しかし、徳マンはただ理想を語るだけではなく、ユシンやアルチョンといった信頼できる仲間と共に、実務的な面でも着実に準備を進めていきます。

徳マンは、ミシルと対面した際にこう言い放ちます。「真の王とは、民を欺く者ではなく、民と共に歩む者だ」と。その言葉は、長年恐怖と策略で新羅を支配してきたミシルのプライドを激しく傷つけました。

ミシルは「人は恐怖によって統治されるべきだ」と信じているので、徳マンの考えは理解できないし、認めたくないんでしょうね。二人の女のプライドがぶつかり合うシーンは、いつ見ても緊張感があって最高です。

物語の終盤、ピダムはついにミシルと二人きりで対峙する機会を得ます。自分の息子だとは気づいていないミシルに対し、ピダムは何とも言えない複雑な笑みを浮かべます。自分の正体を明かすのか、それとも復讐の牙を剥くのか。不敵な笑みを浮かべるピダムの姿で、このエピソードは幕を閉じます。

善徳女王 38話の感想まとめ

第38話は、徳マンの「王としての覚悟」とピダムの「孤独な苦しみ」が対照的に描かれた、非常に密度の濃い回でした。

まず、天文台を作るという発想が素晴らしいです。当時の韓国では「骨品制(コルプムジェ)」という厳しい身分制度があり、知識は特権階級だけのものでした。それを崩そうとする徳マンの姿は、今の時代で見ても本当にかっこいいリーダー像だと思います。ただ優しいだけでなく、ミシルに対抗できるだけの知略と強さを持っているところが彼女の魅力ですね。

そして、なんといってもピダムです。自分の母親が宿敵のミシルだと知った時の、あの絶望と怒りが入り混じった表情。ミシルが彼に冷たく接するたびに、「あなたの息子だよ!」と教えてあげたくなってしまいます。ピダムがこれから徳マンの忠実な部下で居続けられるのか、それとも血筋のせいで道を踏み外してしまうのか、本当にハラハラします。

次回は、チュンチュが本格的に動き出しそうな予感です。彼は徳マンを助ける味方になるのか、それともミシル側につくのか。さらに、天文台の建設を巡るミシルのさらなる妨害工作も気になります。ピダムの出生が公になる日がいつ来るのかも、目が離せません。

骨品制という、生まれた時の身分で全てが決まってしまう厳しい社会の中で、徳マンがどうやって新しい風を吹き込んでいくのか。次回の展開も本当に楽しみです!

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