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クルミットです♪
キム・チュンチュが動き出しました。骨品制(コルプムジェ)を「卑しくて野蛮な制度」と和白会議の場でぶちまけたかと思えば、今度はソルォンの娘ボリャンを強引に連れ去るという手に出ます。しかも、その動きが引き金になってミシル陣営の内側でソルォンとセジョンの間に不信の火種がくすぶり始めて…。
この回、チュンチュのことを「賢い若者」くらいに思っていた人は、見方が変わると思います。
それでは41話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 41話のあらすじ
前話に続いて、この回はキム・チュンチュの動きを中心に展開します。
和白会議(ファベク会議)とは新羅の最高意思決定機関のことで、その場でチュンチュは骨品制を「天薄で野蛮な制度」と断じる発言をします。骨品制とは、血筋によって身分を固定する新羅独自の制度です。その場にいた全員が驚いたはずです。
でもこれ、衝動的に言ったわけじゃない。後からじわじわそれがわかってくるのが怖い。
チュンチュはそれだけにとどまりません。ミシルの側近ソルォンの娘、ボリャンを自分の隠れ家に連れ去ったのです。拉致に近いやり方で。
これを知ったミシルは怒るどころか、逆手に取ろうとします。チュンチュをセジョンの一族と婚姻させることで、チュンチュを自分の勢力の内側に取り込んでしまおうという計画です。
ミシルって本当にこういう発想をするんですよね。問題を問題のままにしない。でも今回はその読みがずれていく。
ボリャンが突然姿を消したことで、ソルォンはセジョンが裏で何かを企んでいるのではないかと疑い始めます。ミシルの陣営は表向きには一枚岩に見えますが、その内側でソルォンとセジョンの間の緊張が静かに高まっていきます。チュンチュが直接手を下さず、ただボリャンを消すだけで相手が勝手に疑い合う構図になっています。
一方、チュンチュは別の手も打っていました。叔父にあたるヨンチュン公に直接会い、「女性が王になるよりも、チョンミョン王女の直系である自分が王位につく方が、万民にとって大義が立つ」と説いたのです。ヨンチュンは当初戸惑います。でも、チュンチュの言葉に揺れていきます。
トンマンを否定してるわけじゃないのが、ずるい。「大義」という言葉で包まれると反論しにくい。
同じころ、ピダムはヨムジョンに対して「自分より恐ろしいものを見るまでは裏切らない」と告げます。信頼ではなく、恐怖で成立している関係です。淡々とした言い方でしたが、その含みが重たい。
ソルォンの側近たちはセジョン公の屋敷を監視し始め、状況はじりじりと緊迫します。チュンチュ一人の動きで、ミシルが長年かけて固めてきた陣営が内側からほつれ始めている、という回です。
トンマンもこのチュンチュの行動を冷静に読もうとしていました。チュンチュが自分の王権に挑戦しているのか、それとも利用しようとしているのか。その判断がつかないまま、この回は終わります。
41話を見て思ったこと
チュンチュの怖さがこの回ではっきりしてきました。
骨品制の発言も、ボリャンの件も、ヨンチュンへの説得も、全部つながっていると気づいてから見え方が変わります。バラバラに見えて一本の線になっている。しかもそれが静かに、きれいに機能しているのが・・・。
ミシルがチュンチュの意図をまだ完全には読めていない感じがするのも、この回では珍しく映りました。ミシルが後手に回っている場面が見えた気がして、それがちょっとざわっとしました。
ピダムとヨムジョンの「互いが怖くなければ裏切らない」という関係も妙に頭に残りました。信頼ゼロで成立している協力関係。いつかどちらかが「もっと恐ろしいもの」を見た瞬間に壊れる前提で動いているわけで、今のうちに並んでいるのが逆に不気味です。
ヨンチュンが揺れていたのも気になりました。チュンチュの「大義」という言葉の切れ味が鋭すぎた。あの場面のヨンチュンの表情、苦しそうでした。
チュンチュが敵になるのか味方になるのかをトンマンがまだ測りかねているところで終わる今回、チュンチュが自分の利のためにトンマンすら使い捨てにしようとしているのか、それがまだ見えないのが一番きつかったです。
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