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クルミットです♪
今回の77話は、今まで以上に“誤解と執着”が濃く絡む回で、
ウジンを中心に母のジョンインも、婚約者のジュリョンも、
それぞれが「自分だけのウジン」を求めて暴走し始める息苦しさがありました。
それでは77話を一緒に見ていきましょう！
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第77話のあらすじ
前回の続きで、テチャンが怒りのままにウジンへ手を上げようとした瞬間、
ジョンインは身を挺してウジンの前に立ちはだかります。
「ウジンに手を出すなら、この私を倒してからにしなさい！」
その必死さにウジンは驚き、
テチャンは逆に“妻がウジンに惚れたのではないか”という
とんでもない誤解を抱いてしまいます。
ジョンインの“守りたい愛”が歪みすぎて、もう母の愛というより執念に見えて怖かった…
一方、家へ戻ったジュリョンは怒りを抑えきれず、
「どうしてウジンを殴ったの！？」
とテチャンに詰め寄ります。
テチャンは銃を持ち出しながら
「気に入らなかったら全部終わらせてやる！」
と恐ろしい言葉を叫び、
ジュリョンは震えながら泣きそうになります。
父の暴走と、母の暴走。
その板挟みになっているジュリョンの姿が痛々しくて、胸が詰まりました。
ジョンインの“ウジン溺愛モード”はさらに激しくなります。
ジュリョンがウジンの頬を氷で冷やしてあげているだけなのに、
ジョンインは疑いの目を向け、まるで“二人が何かしているのでは”とでもいう表情。
その後ジョンインはジュリョンの部屋へ行き、
「あなた、ウジンのスケジュールから完全に手を引いて。
ウジンは私が“世界的スター”に育てるから、少しの間結婚は延期しなさい。」
と一方的に言い渡します。
あまりに理不尽すぎる要求に、ジュリョンは呆然。
自分の母親がウジンに向ける“奇妙な愛情”を理解できず、
心の中は疑念でいっぱいになっていきます。
スタジオではソラの脚本にまたもやジョンインが口出し。
ウジンがビンタされるシーンを読み、
「こんな安っぽいシーンは削って！
ウジンのイメージが落ちるでしょ！」
と怒鳴り込みます。
ソラは呆れたように静かに立ち上がり、
「人間が安っぽいのにセリフだけ高級でも意味ありませんよ」
と皮肉を返し、その場の空気が一気に凍りつきます。
ナヒョヌが間に入り、
「これは話し合いになりません。外で話しましょう」
とソラを連れ出し、現場の混乱を抑えました。
その後、ジョンインはウジンに漢方薬を飲ませているところへテチャンが乱入。
「俺にもよこせ！」
と叫びますが、ジョンインは無視してウジンにだけ与えます。
「ウジンは私の息子よ。守り抜く。」
という強烈な執着がその一言に詰まっているようでした。
ついに親子関係がまた大破します。
ジョンインがテチャンに
「私は本当は若い男とやり直したかったの！」
と売り言葉に買い言葉のように言い返してしまい、
テチャンの手が振り上がり、ジョンインは床に倒れこむほどのビンタを受けます。
その瞬間、ウジンが飛び込んで来て、
「母さんに手を出すな！！」
と大声で止めに入り、
完全に家族はバラバラの状態に。
ウジンを抱きしめながら涙ぐむジョンインの姿は、
愛というより“喪失への恐怖”に取り憑かれているように見えました。
ジョンインの涙は切なくて、でもその抱きつき方はどこか危うくて胸がざわついた…
その夜、ジュリョンはジョンインに問いかけます。
「ねぇ、お母さん。
何か言えない事情があるの？
最近のウジンへの態度、変だよ。」
しかしジョンインは何も答えず、
ただ“ウジンだけが大事”という目で娘を見つめるばかり。
そしてウジンは、ジュリョンに
「もう独立して暮らしたい。ソラとは関係ない。」
と告げます。
ジュリョンの心は疲れきり、
「どうしてみんな…私を置いていくの…」
と小さく塞ぎ込んでしまいます。
翌朝。
さらなる衝撃が。
ウジンとジュリョンが帰宅が遅くなっただけで、
ジョンインが激昂し、
「どこへ行ってたの！
どういう関係なわけ！？」
と問い詰め、
ついにジュリョンへビンタ。
その一撃は、ただの怒りではなく、
“息子を奪われたくない”という狂気そのものでした。
こうして77話は、
“ウジンを巡る母娘の疑心”が最高潮になったまま終わります。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第77話の感想まとめ
77話は、「愛」と「執着」が完全に混ざり合って壊れかけている回でした。
ジョンインは母としてウジンを守りたい気持ちが暴走し、
逆にウジンやジュリョンを追い詰めていく。
ジュリョンは愛する人を守りたくて耐え続けているのに、
母からも恋人からも距離が離れていくつらさに押し潰されそうになっている。
そしてソラは静かに復讐の道を歩き続け、
ナヒョヌが唯一の支えのようにも見えて、
この先どう絡み合うのか本当に見逃せない展開です。
次回78話では、
ジョンインの暴走がさらに加速し、
テチャンの裏切り、イソンエの計画、
そしてウジンの揺れる心が大きく動きそう。
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