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クルミットです♪
アディダスじゃなくて「アディドス」、イーストパックじゃなくて「ウエストパック」。ポケベルの暗号で連絡を取り合って、授業が終わったら公衆電話に向かって全力で走る高校生たち。H.O.T.のトニー・アンに全てを捧げるシウォンと、その隣にいつもいる幼馴染のユンジェ。1997年の釜山がこんなに細かく再現されているとは思っていませんでした。
それでは1話を一緒に見ていきましょう!
応答せよ1997 1話のあらすじ
舞台は1997年の釜山。主人公のソン・シウォンは、H.O.T.のトニー・アンが大好きな高校生です。「大好き」というか、全部捧げてる感じの熱量。
幼馴染のユン・ユンジェは全校1位の秀才で、両親を早くに亡くして兄に育てられてきた子です。無愛想でとっつきにくいけど、シウォンへの想いは一途。でもそれを表に出しません。
幼馴染って、近いようで遠いんですよね。そばにいるのに気づいてもらえない。ユンジェのその立ち位置がちょっと切ないです。
シウォンの親友のモ・ユジョンは惚れっぽくてころころ好きな人が変わる子。転校生のト・ハクチャンはソウルから来た都会っぽい男子で、強気そうに見えて女子の前では極端にシャイになります。パン・ソンジェはよくしゃべるムードメーカー。カン・ジュニはダンスが得意で穏やか、ユンジェの親友です。
このドラマ、1997年の細かい描写がとにかく丁寧です。PC通信に接続するときの「ピー」という音、DDRのゲームセンターで「Butterfly」が流れている様子、カセットテープを鉛筆で手動で巻き戻す作業。当時を知っている人なら全部刺さると思います。
偽物ブランドが面白かった。「アディドス」「ウエストパック」「安全地域」……さらにクエスチョンマークをエクスクラメーションマークにしただけのゲスの偽物まで。作った人の開き直り感よ。
ポケベルも重要なアイテムです。1004は「天使」を意味する数字で、8282は「早く早く」。授業が終わったら全員が弾丸みたいに廊下を走って公衆電話や売店に向かいます。芸能人の音声私書箱を聞いたり、自分に届いたポケベルのメッセージを確認するために。
好きな芸能人の写真をハードボード紙に貼ってコーティングした手作り筆箱も登場します。シウォンはトニー・アンの写真で作っていそう。MBCドラマ『星に願いを』(1997年放送)も劇中に出てきて、時代の空気がしっかり作られています。
シウォンの父、ソン・ドンイルはプロ野球チームのコーチで、気性が荒くてすぐ怒鳴る人です。でも家族への愛情は本物。母のイ・イルファは大雑把で、料理の量が笑えるくらい多い。
この家族の描き方、好きです。短気なお父さんなんですが、怒り方がなんか憎めない。嫌いになれないんですよね。
また、彼らが33歳になった現在軸のシーンも挟まれます。高校生の彼らが大人になった姿が少しだけ見える構成です。
1話を見て思ったこと
一番刺さったのは、ポケベルのために廊下を走るシーンでした。クラス全員が一斉に走る。今の感覚だとスマホをちら見すれば済む話ですが、当時はわざわざ走って公衆電話まで行かないといけなかった。あの熱量が、なんかいいんです。
ユンジェのことが気になりました。シウォンの隣にずっといるのに、シウォンはトニー・アンしか見えていない。それをわかった上でいるんだと思うと……まぁしんどいですね。でも無愛想に見えるユンジェが、実はそこにいる理由がそれなんだと思うと、なんとも。
カン・ジュニがユンジェへの特別な感情を持っているという設定も1話に出てきます。ほとんど描かれていないんですが、その分ジュニの穏やかさがちょっと違う意味に見えてきました。
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