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クルミットです♪
王女としての身分を取り戻したトンマンが、いよいよ本格的に動き出しました!これまではミシルの策略に追い詰められることが多かったけれど、ここからはトンマンの知略が光るターン。特にミシルが権力の源としてきた「天の意思」をどう攻略するのかが見どころです。
それでは36話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 36話のあらすじ
トンマンは、ミシルが独占してきた「気象の知識」を民に公開することを決意します。ミシルはこれまで、日食や天変地異を予言することで、まるで自分が神の意思を代弁しているかのように見せかけ、貴族や民を支配してきました。しかしトンマンは、その知識を一部の特権階級だけのものではなく、農業に役立てるために民に分け与えるべきだと考えたのです。
これまでミシルがやってきた「天を操るフリ」を真っ向から否定する作戦ですね。知識を独占して人を操るミシルと、知識を共有して国を豊かにしようとするトンマンの対比がすごく鮮明です!
トンマンは、その第一歩として「瞻星台(チョムソンデ)」という天文台を建設することを宣言します。さらに、ミシルの下で暦を作っていた大伽耶出身の科学者、ウォルチョン大師を自分の側に引き入れます。ウォルチョンは最初、自分の知識が政治に利用されることを嫌い、協力を拒んでいました。しかしトンマンは「あなたの知識を政治の道具ではなく、民が飢えないための科学として使いたい」と説得したのです。
ウォルチョン大師の心を動かしたのは、トンマンの純粋な情熱でした。科学者にとって、自分の研究が正当に評価され、社会の役に立つと言われることほど嬉しいことはないはずです。
これを知ったミシルは激怒します。ミシルにとって「天」を独占することは、自分の権威を守るための絶対条件でした。もし誰もが星の動きを理解し、日食の仕組みを知ってしまったら、ミシルの「予言」はただの「予習」になってしまいます。ミシルはトンマンの計画を阻止するため、貴族たちを抱き込み、瞻星台の建設に猛反対します。
ミシルの焦る顔が印象的な回です。今まで余裕たっぷりだった彼女が、トンマンの「知識の民主化」という新しい発想に脅威を感じているのが伝わってきます。
一方で、花郎(ファラン)たちの間でも変化が起きていました。風月主(プウォルチュ)の座を巡る争いが激化する中、ユシンはトンマンを支えるために厳しい修行に励みます。ミシル派のチルスクが教官として花郎たちを鍛え始めますが、その目的はユシンを脱落させることにありました。しかし、ユシンはどんなに過酷な訓練にも耐え抜き、着実に力をつけていきます。
ユシンの生真面目さが、ここでも発揮されています。チルスクの嫌がらせに近い特訓を、自分の成長の糧にしてしまうユシンの精神力は本当に凄まじいものがあります。
そんな中、ピダムの存在も無視できなくなってきました。彼はまだ正式な花郎ではありませんが、その圧倒的な武術と予測不能な行動で周囲を翻弄します。ピダムはトンマンのために動きながらも、時折見せる危うい表情が、今後の波乱を予感させます。
ピダムの飄々とした態度の裏に隠された孤独や、トンマンへの執着心が少しずつ見え隠れして、見ていてハラハラします。
トンマンは、ミシルの妨害を逆手に取り、公開討論の場を設けます。そこで彼女は、なぜ天文台が必要なのか、なぜ「天」を王室が独占してはいけないのかを堂々と説きました。ミシルの愛人でもあるソルォンやポジョンたちは、トンマンを言い負かそうとしますが、ウォルチョンの裏付けがあるトンマンの論理には太刀打ちできません。
結局、トンマンの強い意志と正当性に押され、瞻星台の建設は進められることになります。これは、トンマンが初めて政治の舞台でミシルに大きな勝利を収めた瞬間でもありました。ミシルは独り、鏡に向かって自分の老いと、新しく台頭してきたトンマンという脅威について深く考え込むのでした。
「天を民に返す」というトンマンの言葉は、当時の身分社会では考えられないほど革命的なことでした。歴史的な建造物である瞻星台が、ドラマの中でこういう意味を持って建てられたという設定には、脚本の素晴らしさを感じます。
※注釈:瞻星台(チョムソンデ)
韓国の慶州(キョンジュ)に実在する、東洋最古の天文台といわれる石造りの塔です。ドラマではトンマンの象徴的な功績として描かれていますが、実際に新羅時代に建てられた歴史的に非常に価値の高いものです。
善徳女王 36話の感想まとめ
36話は、トンマンが「ただの王女」から「真の指導者」へと脱皮していく重要な回でした。ミシルのように恐怖や神秘性で人を従わせるのではなく、知識を共有し、民の生活を向上させることで支持を得ようとするトンマンの姿勢は、現代のリーダーシップにも通じるものがありますね。
ミシルの側近たちがトンマンの勢いに圧倒され、少しずつ動揺し始めているのも面白いポイントでした。特にミシル本人が、自分と同じレベルで戦える相手が現れたことに、どこか喜びと恐怖を同時に感じているような表情を見せたのが印象的です。
次回は、建設が始まった瞻星台を巡って、ミシルがさらなる強硬手段に出てきそうな予感!さらに、ユシンとチルスクの師弟(?)対決や、ピダムの動向からも目が離せません。トンマンがこのままミシルの牙城を崩していけるのか、期待が高まります!
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