キマイラ-最終回(32話)-結末は!?

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1984年にサンウを殺したのがヒョンテだと判明したり、ジェファンがヒョギョンの正体を知ったり、ヒョギョンがヒョンテを殺そうと動き始めそれに気付いたジェファンが彼女を止めるべく奔走するなど、色々あった前回。
そして今回の最終話、ジェファンは病院の屋上に佇むヒョギョンを見つけ、話をするも…。

【キマイラ】(ネタバレあり)

32話

ジェファンは病院の屋上に佇むヒョギョンを見つける。
ジェファンは銃を構えながら「観念しろ」とヒョギョンに詰め寄る。
するとヒョギョンは「悪魔と会ったことありますか?私は5人の悪魔と会ったことがある。彼らは自分のことを人間だと思っているんです…」と自分が殺した被害者たちのことを話し始める。
「彼らが1人でも真実を話し一言でも謝ってくれていれば、私はそこで止まるつもりだった…」
ヒョギョンはそう話すとスマホを取り出し「この中に35年前の真実が入ってます」と言いそのスマホをジェファンに渡す。
するとヒョギョンは「兄を撃った人を必ず見つけて…」と言い残し屋上から身を投げる。
ジェファンは助けようとするも間に合わず、そのままヒョギョンは死亡するのだった。

なんとも切ない結末ですね…

数日後、ジェファンは警察署でジュンヨプと話していた。
ヒョンギョンが死にショック状態のジュンヨプが塞ぎ込むなか、ジェファンは、ヒョンテがサンウを殺したと自白した音声をヒョギョンが録音し残していたことを伝える。
「時効も過ぎているため法で裁くのは難しい。だからこの音声はあなたが好きに使ってください」
ジェファンはそう言い、ジュンヨプに音声データを手渡した。
さらにジェファンはヒョンギョンジュンヨプに残した手紙を手渡す。
そこには「私は後悔していない。だからあなたも後悔しない道を選んで…」と綴られていて、それを読んだジュンヨプは胸が痛むのだった。
その後、ジェファンはジュンヨプを狙撃した人物を突き止める。
その人物はジェファンの同僚の刑事だった。
そして彼に指示を出していたのがヒョンテだと知ったジェファンは、ヒョンテを殺人教唆で逮捕する。
そしてその後、ヒョンテは検察に送致されるのだった。

ヒョンテも逮捕されましたね

数日後、ジュンヨプが韓国を出国するということでジェファンはそれを見送りに来ていた。
そして2人は握手をし別れるのだった。
それから4ヶ月後…。
殺人教唆の容疑で裁判を受けたヒョンテだったが、証拠不十分として無罪になり釈放される。
さらに検察も告訴を諦めていて、世間からは批判の声が上がっていた。
そして久しぶりに帰宅したヒョンテ。
すると家にはいくつかの贈り物が届いていた。
ヒョンテがそれらを確認すると、そのうちの1つにキマイラの絵と「すべて焼き尽くされるだろう」と書かれたメモが入っていた。
それを見たヒョンテが驚くなか、突然贈り物の花が爆発する。
これによりヒョンテは死亡するのだった。

誰の仕業…?

この事件は瞬く間にニュースとなり、ヒョングクはキマイラが描かれたライターを手にテレビでそのニュースを観ていた。

ヒョングクの仕業だったんですね…

一方、ジェファンは母・ウンスと話していた。
認知症が進行中のウンスは相変わらずジェファンのことをヒョンテだと勘違いして話をしている。
「私たちの子供、男の子みたいよ」
そう話しながら自分のお腹をさするウンス。
それを聞いたジェファンは複雑な表情を浮かべるのだった。

どうやらジェファンは自分の父がヒョンテだと悟ったようですね…

感想

ジェファンがヒョギョンの殺人を止めようとするもヒョギョンが自殺してしまったり、ヒョンテが逮捕されるも4ヶ月後に不起訴になったり、ヒョングクが亡きヒョギョンの意志を継ぎヒョングクを殺すなど、最終話でも様々な展開がありました。
ヒョギョンが自殺してしまうのは、切ない展開でしたね…。
その後、ヒョンテは逮捕されるも権力を使い無罪となるも、ビョングクにより殺されてしまうという展開は衝撃的でした。
ビョングクがその後どうなったのか気になりましたね…。
そしてラストは、ジェファンが認知症の母・ウンスとの会話から父親がヒョンテだったことを悟るという何とも複雑な気持ちにさせられる終わり方でした。
切なさや驚き、もどかしさややるせなさなど色々と心揺さぶられる最終話でした。

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