悪魔判事-1話-2話-3話-感想付きネタバレありで!

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舞台は正体不明の感染症が蔓延し犯罪が多発している韓国・ソウル。
そんな荒廃したソウルで判事・ヨハンは全国民が陪審員として参加できる裁判を実施することを決め…。

【悪魔判事】(ネタバレあり)

1話

韓国・ソウル。
正体不明の感染症が蔓延し企業は倒産し人々が歩道に迷い、貧富の差が広がり富者を標的とした犯罪が横行していた。
そして現状を打破し国を再建すべく、判事・ヨハンを中心にある裁判制度が実施されることに。
それは”示範裁判”といい、全国民が陪審員として参加する史上初の試みだった。

どうやら裁判を公開し、全国民が陪審員として判決を下すという前代未聞の裁判のようです

こうして示範裁判が実施されることが決まるなか、大法官・ジョンホはそれを良しと思っておらず自分の教え子である判事・ガオンを示範裁判部で働かせてヨハンの動きを監視させることに。
数日後、ガオンが示範裁判部で働き始めるなか、初めての示範裁判が行われることが決まる。
被告は廃水流出事件を起こした大企業の代表・チュ会長。
この事件の被害者は47人で、被害者の中には3歳の幼い子供もいて、その子供はこの事件が原因で死亡した。
さらにその祖母がショックで自殺をしたことで事件関連の使者は11人となり、世間で起きな波紋を呼んでいる事件だった。
そしてチュ会長の示範裁判の準備が進むなか、ガオンはこの裁判の判決が視聴者の投票で決まる事を知り驚く。
その後、ガオンはなぜヨハンが初めての示範裁判にこの事件を選んだのか調べ始めるのだった。

ヨハンが何か企んでいるのでは?と疑っているようです

2話

ガオンはなぜヨハンが初めての示範裁判に廃水流出事件を選んだのか、一体何を企んでいるのかなどを調べるため、ヨハンのオフィスのデスクに盗聴器を仕掛ける。
その後、盗聴によりヨハンの行動を把握し、ヨハンを尾行するガオンだったが、ヨハンが何を企んでいるのかは分からないのだった。
そして数日後、テレビやネットなどで生中継され、視聴者がスマホでその判決を投票する示範裁判が開廷する。

いよいよ始まりましたね

被告人は廃水流出事件を引き起こした大企業の代表・チュ会長。
検察側が「これは殺人だ!」と主張するなか、チュ会長は弁護士と共に「これは事故で無罪だ」と主張する。
さらに弁護士は貴金属中毒に詳しい博士を証人として招き、被害者がこの事件により発症したとされている貴金属中毒がこの事件によるものとは言い切れないと話した。
その後、廃水が流出した工場の管理者が呼ばれ事件が起きた経緯について話すことに。
すると工場管理者は「設備の劣化により廃水は以前から流出していました…」と話し始める。
さらにチュ会長もそのことを知っていたが何も対応してくれなかったことを明かす。
それを聞き激しく動揺するチュ会長に、ヨハンは厳しく追及する。
するとチュ会長は、廃水流出を知りながら黙認していたことを認め謝罪しながらも「まさかこんな大事になるとは思わなかった…」と話し、故意の殺人ではなく業務上の過失だと主張するのだった。

チュ会長は業務上過失致死にして罪を軽くするのが狙いのようです

そして休憩を挟み、判決の時が。
ヨハンは「国民の投票を加味し熟慮した結果、殺人の故意は認められ無いと判断し、業務上過失致死で有罪です」と言い渡す。
それを聞き視聴者たちが落胆しているとヨハンは「しかし今回、被害者ごとに刑を合算する」と宣言。
それによりチュ会長のその罪はどんどん重くなり、最終的には被害者47人の刑を合算して禁錮235年に決まるのだった。

事実上の終身刑ですね…

実はヨハンはチュ会長が事前に廃水流出を知りながら放置していたことなどその悪質性を調査していて、この裁判において然るべき罰を受けるよう仕向けていたのだった。

3話

裁判後、ガオンはヨハンたちと食事をしていた。
そこでヨハンが自分の素性について調べていたことを知ったガオン。

どうやらガオンの父は詐欺に遭い全財産を失い自殺していたようです

自らの辛い過去に触れられたガオンは憤り席を外し帰宅する。
その後、ガオンは帰宅する道中に青年が高級車で危険運転をする現場を目撃するのだった。
その後、ヨハンが何を企んでいるのか、改めて調べてみることにしたガオンは親しい女刑事・スヒョンとヨハンの示範裁判について話していた。
そこでヨハンがどこか怪しいと話すガオンにスヒョンはそんなことないと告げるのだった。
そんななか、ガオンは再び高級車に乗る青年の危険運転を目撃。
高級車は他の車に追突するなど暴走していた。
そして高級車が逃げようとするなか、そこにヨハンが車で現れ、高級車を追跡。
しばらく走ると高級車は事故を起こし停車。
運転手の青年が憤るなか、ヨハンは車からハンマーを取り出すと、そのハンマーでおもむろに高級車を叩き始める。
そして車内で怪しいパケを発見すると、それを運転手の青年に突きつけその場から立ち去るのだった。
翌日、オフィスで仕事をするヨハンは電話で話していた。
その電話をヨハンが盗聴するなか、実はヨハンはその盗聴器に気付いていて、気付きながらも知らないフリをして電話の相手と話し続けるのだった。
一方、危険運転をしていた青年は企業の御曹司で副社長だと判明する。

どうやらどうしようもない2代目のようです

そんななか、ガオンはヨハンについて調べていたスヒョンからある情報を入手する。
それはヨハンをよく知る人物が「ヨハンは悪魔だ」とネットでコメントしていたという情報だった。

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感想

謎の感染症が蔓延し荒廃した世界で、判事・ヨハンが新たな裁判制度・示範裁判を実施することを決めたり、最初の示範裁判が行われたり、ヨハンの元で働く判事・ガオンはヨハンを信用しておらず何が目的か探ろうとしていたりと、今回様々な展開があり様々な人物構成も描かれていました。
ヨハンはミステリアスな雰囲気が漂っていて、謎が多い男という感じで、何かしら秘密がありそうなのでそれらが明らかになるのが楽しみですね。
またガオンもどんな人物なのかまだわからない部分が多く、過去に辛い出来事もあったようなのでそれらが徐々に描かれることでしょう。
ヨハンがこれからどんな悪人を示範裁判で裁いていくのか楽しみです。

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