火の女神ジョンイ-40話-41話-42話-感想付きネタバレありで!

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ジョンとユクトは信城君の器作りで勝負し、ユクトが大逆罪で投獄され処刑が決まるも直前でジョンにより助けられたり、ユクトとガンチョンはこれまでの地位を失いジョンは初の女性沙器匠に就任するなど、色々あった前回。
そして今回、ガンチョンとユクトが分院に戻って来て…。

【火の女神ジョンイ】(ネタバレあり)

40話

臨海君は宣祖と話していた。
そこで自分を都提調に就かせて欲しいと頼み「任せてくれれば全力で分院の指揮を執ります!」と言う臨海君。

都提調とは、主要官庁の最高責任者です

しかし宣祖は「分院のことは光海君に任せた」と告げ、役職が欲しければ実力を証明せよと言い、前に光海君が視察した地方に視察に行くよう命じるのだった。
一方、何とかして郎庁の座を奪い返そうと企むガンチョンは、まずサスンを倒そうと画策していた。
そしてガンチョンはユクトと共にサスンの元を訪ね、サスンに頼み分院に残らせてもらうことに決まるのだった。

どうやらユクトは雑用係として分院で器作りを手伝うようです

その後、臨海君は視察先の地方の町を訪ねていた。
そこで武官たちにもてなされるも、臨海君はそれが不十分だと怒り始める。
すると武官たちは光海君の視察後に改心した事を説明する。
それを聞いた臨海君は「昔からの慣習を変えやがって…」と憤るのだった。
一方、サスンは仁嬪キム氏から呼び出されていた、
そこで仁嬪キム氏は自分に忠誠を示し指示に従うよう言い、ある事を命じる。
それは分院の倉庫から磁器を持ち出す手伝いをして欲しいというもの。
サスンは悩みながらも仁嬪キム氏の助役を倉庫に入れる。
するとそこに光海君が現れ、仁嬪キム氏の助役はその場から逃げるように立ち去る。

どうやらサスンが光海君を予め呼んでいたようです

こうして仁嬪キム氏の作戦は失敗に終わるのだった。
一方、ファリョンの元に倭国のケンゾウが現れる。
ケンゾウは豊臣秀吉がジョン作の器を気に入った事で、ジョンを豊臣秀吉に合わせるためにジョンの行方を探していたのだ。
そしてファリョンがジョンの居場所を知っている事を知ったケンゾウは「近々席を設けてくれ」とファリョンに頼むのだった。
その後、ファリョンはジョンの元を訪ねる。
そこでファリョンはこれまで辛く当たっていた事を謝罪する。
しかしそれは倭国との会食にジョンを連れて行くためだった。

表面上の嘘の謝罪というわけですね…

その後、ジョンはファリョンの謝罪を受け入れその夜商団を訪ねる。
そしてそこで倭国のケンゾウと対面すると、ケンゾウは豊臣秀吉が器を気に入っている事、さらには倭国に住んでそこで器作りをして欲しいとジョンに頼む。
しかしジョンはそれを断りその場から立ち去るのだった。
その後、ケンゾウはジョンを力づくで捕らえ倭国に連れて行こうとする。
するとそこに光海君とテドが現れジョンは助かるのだった。
その後、分院の沙器匠たちが倭国に連行されている事を知った光海君はそのことを宣祖に報告。
この状況に危機感を抱いた宣祖は「倭国を牽制するために明との親交を深めるべきだ!」と告げると、分院で明へ送る器を作らせるよう命じるのだった。

41話

宣祖が分院に「明への献上磁器を作れ」と命じるなか、仁嬪キム氏と臨海君はこれにより光海君が手柄を立てる事を危惧していた。
そして2人はガンチョンを使い分院で問題を起こして器作りの邪魔をしようと画策し始めた。
そんななか、分院では器作りに必要な顔料の在庫が切れてしまう。
困ったサスンはファリョンの商団に仕入れを頼むことにした。
その後、それを知ったガンチョンはファリョンの元を訪ね「納品する顔料にこれを混ぜろ」と指示する。

不良品の顔料を納品させ、器作りを妨害しようという魂胆のようです

実はガンチョンが顔料の在庫を捨てて商団に仕入れさせるよう仕組んでいたのだ。
それを知ったファリョンははじめはガンチョンの協力を拒んでいたが、ガンチョンが郎庁に返り咲けば自分も利益が得られると知ると、協力することに決めるのだった。
その後、ファリョンは不良品の顔料を分院に納品するも、ジョンはそれを見抜き、サスンは別の顔料を使い器を作り難を逃れた。

ジョンのおかげで最悪の事態は免れましたね

その後、サスンは不良品の顔料を納品したファリョンに大激怒。
「2度と分院に出入りするな!」とファリョンに声を荒げるのだった。

どうやらジョンはこれがガンチョンの仕業だという事も勘付いているようです

その後、ジョンに顔料の細工を見抜かれた事を知ったガンチョンは「一刻も早くジョンを始末せねば…」と考え、マプンにジョンを殺すよう命じる。
マプンは指示通りにジョンを始末しようとするもテドに阻まれる。

どうやらジョンはテドたちとマプンを捕えるために罠を仕掛けていたようです

そしてマプンはテドに捕えられ連行されるなかジョンに「ウルタムはお前の父親ではない!」と告げる。
それを聞いたジョンは「どういう意味…?」と気になるも、マプンは連行されたため詳しく聞けないのだった。
その後、マプンが捕まった事を知ったガンチョンが焦り始めるなか、光海君による尋問が始まる。
しかしマプンはガンチョンについて黙秘を続けるのだった…。

42話

「ウルタムはお前の父ではない…」というマプンの言葉が頭から離れないジョンは、マプンが捕らわれている牢へ行きその言葉の意味を確かめる。
そこでジョンはマプンはガンチョンがジョンの実の父親だというと、そしてガンチョンはそれに気付いていないことを明かす。
それを聞いたジョンは衝撃を受けた。
その後、マプンの飲み物に毒が混入され、マプンは毒殺されてしまうのだった。

ガンチョンによる口封じですね…

その夜、ショックを受けたジョンはテドと一緒に分院を出て自分の赤ん坊時代を知るテドの両親の元へ。
そこでジョンはウルタムが赤ん坊の自分を育てていた時の話を聞き「私の父はウルタムだけ…」と心を落ち着かせるのだった。
翌日、分院に戻ったジョンは光海君がガンチョンの不正の証拠を手に入れた事、それを宣祖に告発しようと考えている事を知ると複雑な気持ちになり「少し時間をください…」と言いその場から立ち去る。
そんなジョンの様子を見た光海君は「何があったんだ…」心配になるのだった。

もしガンチョンの不正が公になれば死刑になるので、ガンチョンが実父だと知ったジョンはどうすべきか悩んでいますね…

一方、倭国では豊臣秀吉がお気に入りの器を作ったジョンに会いたがっていた。
ケンゾウにジョンを倭国に連れて来るよう頼むもなかなかケンゾウは戻らず、痺れを切らした秀吉は「朝鮮を統治すればジョンに否応無しに会える」と考え、兵を集め朝鮮を攻める事に決めるのだった。
一方、ファリョンはケンゾウと話していた
するとそこにガンチョンが現れ、ガンチョンは「ジョンを誘き出す代わりに息子・ユクトも倭国に連れていって欲しい…」と頼むのだった。

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感想

分院を追い出されたガンチョンとユクトが分院に戻って来たり、マプンがガンチョンの指示でジョンを殺そうとするも捕まり、その後ガンチョンにより毒殺されたり、ジョンが自分の実父がガンチョンだと知ってしまうなど、今回も様々な展開がありました。
マプンによりジョンは自分が実はガンチョンの娘だった事を知りました。
復讐しようとしている人物が父親だった事でかなりショックを受けているようでしたが、これにより復讐がどうなっていくのか気になるところです。
またマプンはガンチョンの駒として動き、捕らえられるとガンチョンに口封じて毒殺されるという可哀想な最期でしたね…。
また、ジョンの器をキッカケに倭国とのバトルも勃発し始めていて、次回どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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