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今回は、ジュニとイニョンの関係を気にかけるユランが、自分から結婚を申し込む第60話を見ていきます。
第60話のあらすじ
ユランはジュニに、考えを整理したと切り出す。ジュニからのプロポーズを断っていたユランだが、今度は自分から結婚への思いを伝える。ジュニは簡単に変わったり、気持ちが揺らいだりする人ではない。そのことを信じているからこそ、これまでジュニを待つことができたと話すのだった。
さらにユランは、ジュニの人生で光となってくれた人への感謝を口にする。その人がいてくれたから、今のジュニが自分の前にいるのだと伝え、「私と結婚してください」と申し込む。予想していなかったプロポーズに、ジュニは戸惑う。ユランは、自分を待ってほしいと頼むのではなく、自らジュニとの結婚を望む言葉を伝えたのだった。
そんなユランが気にかけていたのが、ジュニとイニョンの関係だ。二人の間に何があるのかと疑うユランは、ドンビンにイニョンとの出会いについて尋ねる。イニョンとどうやって知り合い、付き合うようになったのか。その経緯をドンビンの話から確かめようとする。
ドンビンにとって、イニョンとの出会いは偶然であり、運命でもあった。最初はイニョンを追いかけても相手にしてもらえず、諦めようと思っていたという。ところが、二年後にホテルのラウンジで偶然イニョンを再び見かける。その後、イニョンのほうから会おうと電話がかかってきたのだった。一度は諦めかけた相手との再会と、相手から届いた連絡。ドンビンは、そのいきさつをユランに話す。
一方、イニョンはドンビンの事務所を訪ねる。そこで伝えたのは、子どもができたからドンビンを選んだのではない、ということだった。ドンビンを愛したから子どもができたのだと、自分の気持ちを説明する。子どもが二人を結びつけた理由なのではなく、ドンビンへの愛情が先にあったというのが、イニョンの言葉だった。
イニョンはさらに、ドンビンを不安にさせてしまったことを謝る。自分が彼をどう思っているのかを言葉にし、不安を感じさせたことについても謝罪するのだった。ドンビンを選んだ理由と、彼に抱かせてしまった不安。その両方について、イニョンは本人に向き合って話す。
ドンビンも、父親についての思いをイニョンに打ち明ける。子どものころ、父はとても厳しかった。その厳しさから、自分は母が連れてきた子どもなのではないかと疑うほどだったという。幼いころに父に対して抱いていた思いを、ドンビンはイニョンに伝える。
そして、自分は生まれてくる子どもにとって良い父親になりたかったと話す。父との関係を振り返る言葉からは、ドンビンが自分の子どもにどんな父親でありたかったのかが伝わってくる。イニョンが愛情と謝罪を口にしたこのやり取りで、ドンビンもまた、子どもに向けていた願いを明かしたのだった。
テヨングループの会長カン・ベクサンと、その妻ヨ・ヒャンミの間では、ドンビンの今後に関わる話が出ていた。ヒャンミは、系列会社を分離してドンビンを独立させるつもりなのかと夫に尋ねる。ドンビンにグループの中でどんな役割を任せるのか。ヒャンミは、ベクサンの考えを確かめる。
ベクサンは、グループを率いる立場には、責任を負うべき相手が大勢いると話す。そのため、ドンビンに経営権を渡すのか、系列会社を与えるのか、それとも経営の専門家を置くのがよいのか、いくつもの選択肢を検討していた。ヒャンミが尋ねた独立案も、そのうちの一つだった。ベクサンはまだ一つの方法に決めたわけではなく、それぞれの可能性を比べながら考えている。
一方、ユランはイニョンに、ジュニと一緒にアメリカへ行くことになりそうだと伝える。二人の関係を疑っているユランにとって、イニョンがその話をどう受け止めるのかは気になるところ。ところがイニョンは、淡々とよかったと祝いの言葉を返す。ユランとジュニが一緒に渡米するという話にも、落ち着いた反応だった。
その様子に、ユランはかえって戸惑う。イニョンの反応からは、ジュニとの関係を推し量ることができない。ドンビンからは出会いのいきさつを聞き、イニョンにはジュニとの渡米の見込みを伝えたものの、疑っていた二人の関係には答えが出ないままだ。
ジュニへの信頼を語り、自ら結婚を申し込んだユラン。その一方で、イニョンとジュニの関係を測りかねている姿も描かれた。ユランの中で疑いは消えたのか、それとも疑いを抱えたまま結婚を望んだのか。突然のプロポーズに込めた思いは、まだはっきりとはわからない。
クルミットの感想
今回いちばん引っかかったのは、ユランがジュニへの信頼を口にしながら、イニョンとの関係をつかめずにいるところ。「私と結婚してください」という言葉だけなら前向きな場面なのに、二人の関係を探る姿を考えると、素直にお祝いする気分にはなれなかったよ。
ジュニの光になった人に感謝する、という言葉も気になる。過去を受け入れようとしているのか、それとも自分の気持ちを落ち着かせたいのか。どちらとも決められないからこそ、予想外の申し出に戸惑うジュニと同じように、私も立ち止まってしまった。
ドンビンが父の厳しさを話した場面も印象に残った。母が連れてきた子なのかと疑うほどだったなんて、子どものころの心細さを想像するとつらい。良い父親になりたかったという言葉には、厳しくされた記憶があるからこその願いを感じたよ。
そして、渡米の話に淡々と祝福を返すイニョン。ユランが知りたかったことは、その反応からは見えてこなかった。結婚を申し込むという行動に出ても、疑いまで消えたかはわからない。信じたい気持ちと確かめたい気持ちが並んでいるようで、今回のプロポーズには落ち着かなさが残った。
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