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今回は、ベクサンとヒャンミがドンビンに伝える出生の秘密と、互いを忘れようとするイニョンとジュニのやり取りがつらい第67話です。
第67話のあらすじ
ドンビンの父カン・ベクサンと母ヨ・ヒャンミは、息子と理事たちの関係について話していた。ヒャンミが、ドンビンは理事たちと親しくしているようだと話すと、ベクサンはジュニよりも支持者が多いと答える。ドンビンの意欲や、物事を前へ進める力を評価する理事が多いという。
ヒャンミは、イニョンの弟キム・ジェミンのことで、ドンビンとちょっとした言い争いになっていた。そのヒャンミが、ベクサンに「今がいい時期だと思う」と切り出す。本人に伝えようとしているのは、ドンビンが養子であるという事実だった。
話があると呼び出されたドンビン。しかし、ベクサンとヒャンミは深刻な表情を浮かべたまま、なかなか話を始めない。ドンビンは何かよくないことがあったのかと尋ね、イニョンとの結婚が問題になっているのかと気にする。
さらに、自分はジュニが先に結婚式を挙げても構わないと伝え、遠慮せず話してほしいと促す。するとベクサンは、何がドンビンにとってよいことなのか、最後まで知らずに生きるほうがよいのか、ずいぶん悩んだと語り始める。そして、いつまでも隠しておくわけにはいかないと考えたことを伝えた。
ヒャンミも、初めてドンビンに会った日のことを話す。その日は雨がたくさん降っていたという。抱き上げたドンビンの小さな手が、自分の手をしっかりと握った。その瞬間から、ドンビンは自分たちの息子だったのだと伝える。
突然そんな話を聞かされても、ドンビンには意味がわからない。「それはどういうことですか?」と尋ねるドンビンに、ベクサンは「私たちは、お前を心で産み、育てたんだ」と告げる。自分が養子だったことを知り、ドンビンは大きな衝撃を受ける。
一方、イニョンは、ジュニとの過去の関係をユランに知られていた。ユランは、かつて愛した男性の兄と、どうして結婚しようと思ったのかと問い詰める。イニョンは、信じがたいかもしれないが、当時はお互いについて何も知らなかったのだと説明する。
そしてイニョンは「あなたの人生からも、ジュニさんの前からも消えるから、心配しないで」と伝える。ジュニの婚約者であるユランに対し、自分は彼から離れるつもりだと話すイニョン。ユランから向けられた問いに、過去の事情と、これから離れるという意思を答えたのだった。
そのユランは、イニョンとドンビンに結婚式の日取りを早く決めるよう勧める。春に式を挙げるなら準備の時間が足りないと、ヒャンミも心配していたという。さらにウェディングプランナーを提案し、二人の結婚準備を具体的に進めようとする。
ユランは笑顔で、イニョンがウェディングドレスを着た姿を見たい、きっときれいだろうと話す。イニョンも、ユランもきれいだと思うと返した。するとユランは、自分がドレスを選ぶときには、イニョンにも必ず一緒に来てほしいと頼む。
ドンビンとユランが少し席を外すと、ジュニはイニョンに「つらいですか?」と尋ねる。イニョンの答えは「いいえ」。けれど、ジュニは「それなら、つらいのは僕だけなのかな」と口にする。互いに初恋の相手でありながら、今はそれぞれ別の相手との結婚の話をしている二人だった。
ジュニは、こんな瞬間がこれからも続くとして、本当に大丈夫なのかと問いかける。イニョンは、いつかはお互いに免疫ができるだろうと答えた。そして、今はジュニの隣にいるユランのことだけを考えてほしいと伝え、自分も努力していると話す。二人は互いを忘れようとしていた。
ヒャンミは、ボランティア活動の最終日に挨拶に来たジェミンとも会っていた。事務所を訪れたジェミンに、卒業後はどんな仕事をするつもりなのかと尋ねる。ジェミンは、家族がずいぶん苦労してきたため、就職しようと考えていると答える。
するとヒャンミは、財団で技術を学ぶための留学を支援するプログラムを作ったと教える。機会があれば応募してみるよう、ジェミンに勧めるのだった。家族のことを考えて就職を選ぼうとしているジェミンに、学びを続けるための選択肢が示される。
会社では、ユランからキム理事が進めるプロジェクトの書類を受け取ったイニョンが、チョチーム長に相談する。海外事業部が北京でのテヨンの店舗設立に取り組んでいると聞き、その計画に関連する仕事を担当できないかと尋ねたのだ。
チョチーム長は、ジュニが許可しそうにないと答える。イニョンが部署を移ることはできないかと聞いても、自分の権限では決められないという返事だった。さらにチョチーム長は、イニョンがキム理事とのつながりを頼ろうとしているようだと、ジュニに伝えるのだった。
クルミットの感想
今回は、ドンビンに養子だと伝える場面がいちばん残った。結婚式の順番の話だと思って、ジュニが先でも構わないと答えていたところから、あの告白だからね。ドンビンがすぐに理解できないのも無理はないと思う。ヒャンミの、小さな手で握られた瞬間から息子だったという話には愛情を感じた。でも、育ててきた側が伝えたい思いと、突然知らされた側が受け止められる気持ちには、きっと差がある。ドンビンには考える時間が必要だよ。
イニョンとジュニの会話も苦しかった。「つらいのは僕だけなのかな」と聞かれて、いつか免疫ができると答えるなんて。結婚の話を聞くたびにつらくても、慣れるまで耐えるしかないのかと思ってしまった。イニョンは自分も努力していると話していたけれど、その努力が必要なこと自体、まだ簡単には忘れられないんだと感じる。
そして、二人の過去を知ったユランが、笑顔でドレス選びの話をするところ。言葉だけなら楽しそうな結婚準備なのに、私はどうしても身構えてしまった。イニョンにも一緒に来てほしいという頼みまで、この関係では重く聞こえる。お祝いの話題なのに、気楽に聞けないのがしんどいね。
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