キマイラ-7話-8話-9話-感想付きネタバレありで!

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クルミットです♪
ジュソクが殺されたり、一連の連続爆破事件が1984年のキマイラ事件と関係があることが判明したり、容疑者として医師・ジュンヨプが浮上するなど、色々あった前回。
そして今回、ジェファンたちがジュンヨプを取り調べるも、なかなか手掛かりは得られず…。

【キマイラ】(ネタバレあり)

7話

1984年6月15日、マチョン市。
ある男が連続殺人事件・キマイラ事件の犠牲者になる。
その男は椅子に縛り付けられていて、スプリンクラーから水が放水された瞬間足元が燃え始め、焼死した。

ジュソクの殺され方とまったく同じですね…

そして時は戻り現在…。
ジュソク殺害容疑で逮捕されたジュンヨプは警察署で取り調べを受けることに。
ハサウェイの指揮で心理学を利用した手法を用いて、ジェファンはワンギの事件やジュソクの事件についてなど、防犯カメラ映像などを提示しながらジュンヨプの取り調べを行い追い詰めていく。
しかしなかなか決定的な供述を引き出せないのだった。

なかなか手強い相手で牙城を崩すのは難しそうですね…

その後、実はジュンヨプは過去にイギリス陸軍でサバイバルの訓練教官だったことが判明する。
つまりジュンヨプは尋問技術なども熟知していて、尋問に耐え抜く精神力も陸軍時代に身につけていたのだった。
一方、記者・ヒョンギョンは上司に一連の連続爆発事件と1984年のキマイラ事件を関連づけた番組を企画する。
しかしそれを実現するのには色々とハードルが高く上司は渋い顔をする。

この手の大きな事件を取り扱うと被害者遺族などから訴えら裁判沙汰になるなどのトラブルが危惧されるようです

それを聞いたヒョンギョンは「トラブルがないよう情報収集や対策を講じますから!」と2週間の猶予をもらうのだった。

8話

ソリュングループは自社製品・エバーグリーンの有害性が取り沙汰され大きなニュースとなっていて会長・ヒョンテはその対策に追われていた。

会社前ではデモ運動も起きています

ヒョンテが社内で会議を終えると、そこにヒョンテの妻・ファジョンがやって来て2人で話すことに。
ファジョンはジュンヨプが働くソリュン病院の理事長で、ジュンヨプが逮捕されたことで病院は大騒ぎだと愚痴をこぼすのだった。
一方、署長は部下たちが財閥・ソリュングループのソヒョン病院の医師・ジュンヨプを逮捕し取り調べていることを知り大激怒。
「ソヒョン病院の医師を逮捕するとは何事だ!今すぐ釈放しろ」
署長は命じた。
ジェファンはそれに納得できず抗おうとしようとするも、状況は変わらず、その後ジュンヨプは釈放されることが決まるのだった。

どうやらヒョンテ会長は署長の高校の先輩で、会長夫人のファジョン理事長とも親しい間柄のようです…

ジュンヨプ釈放までの間、ジュンヨプは自ら取り調べを志願し、ハサウェイが彼から話を聞くことに。
するとジュンヨプは「あなたたちは犯人が誰なのかではなく、次は誰なのか、なぜ事件が起きたのかを調べないといけない…」と告げるのだった。

9話

財閥・ソリュングループの圧力によりジュンヨプは釈放された。
帰宅したジュンヨプは子供時代を回想していた。
ジュンヨプの子供時代…。
ジュンヨプの父は殺人犯として警察に逮捕されすぐに死亡してしまう。
それによりジュンヨプと母は近所から白い目で見られるなど辛い思いをしていた。
そんなある日、ジュンヨプの母が病に倒れてしまい、数日後に母は死亡してしまうのだった。

そんな過去があったんですね…

時は戻り現在…。
ジュンヨプが釈放され捜査班はすぐに別の容疑者候補の捜査を始めるなか、ジェファンはジュンヨプの犯行だと疑い続けていた。
しかしハサウェイはジュンヨプの取り調べの様子やアリバイ工作を行っていないことなどから「もしかしたらジュンヨプも私たちと同じように犯人を追っているのかも…」と推測し始め、それをジェファンに話すのだった。
翌日、捜査班は新たな容疑者を突き止め、その人物の身柄を拘束するよう部下たちに指示を出す。
ジェファンがその捜査方針に納得できないなか、記者・ヒョギョンと遭遇する。
そこで1984年のキマイラ事件の番組を企画していることを話すヒョギョン。
さらにヒョギョンはキマイラ事件について情報収集した結果、被害者の3人は全員韓明大学のパク・インサン教授の研究チームで働いていた同僚だったという事実が分かったと話す。
事件当時はこのような報道はなかったが、過去の経済新聞でこのチームについての記事があり、ヒョギョンはこの事実を知ったのだ。
そして彼らが研究していたのは消毒剤に使われる超強力殺菌成分の研究で、開発責任者は現在のソリュングループ会長・ヒョンテだった。

どうやら今ソリュングループで問題になっている製品にもこの超強力殺菌成分が使われていたようです

さらにジェファンはヒョンテの妻・ファジョンの兄がキマイラ事件との捜査を担当した公安検事で現国会議員のミンギだと知り驚くのだった。

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感想

ジェファンたちがジュンヨプの取り調べを行うも手掛かりを得られなかったり、財閥という権力の壁にぶち当たったり、財閥ソヒョングループがキマイラ事件に関係していることが判明するなど、今回も様々な展開がありました。
今回、ジュンヨプの人となりが少し判明しましたね。
ジュンヨプは幼少期に両親を亡くすなど辛い経験をし、陸軍経験を経て韓国に来て医師として働いているということでしたが、韓国に来たのには何かしら目的がありそうでしたね。
そして財閥・ソヒョングループがキマイラ事件に関係しているという新事実も判明しました。
果たして1984年のキマイラ事件、そして現在起きた一連の爆発事件の犯人は誰なのか、気になるところです。
次回どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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