【スキャンダル〜白雪姫の逆襲】第78話あらすじ＆感想｜“同腹きょうだいの合体が怖い…！” ジョンインの暴走が止まらず、家族の歪みが限界点に！

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今回の78話は、“母の暴走”という言葉では追いつかないほど、
ジョンインのウジンへの執着がピークに達した回でした。
同時に、ジュリョンとウジンの関係も大きく揺れ、
ソラ・イソンエ・テチャンまで巻き込んで
ドラマ全体が不穏な空気に包まれています。

それでは78話を一緒に見ていきましょう！

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第78話のあらすじ

物語は、テチャンが“自宅の財務状況”をイソンエに密告しているナ係長（곽전무）を信用し、
妙な結託をはじめるところから始まります。
二人は完全にイソンエの掌の上にいるのに、それに気づいていないのが逆に怖い…。

そこへジョンインが現れ、
「ウジンは絶対に独立なんてさせない」
と宣言。
契約期間は5年も残っているため、勝手に家を出られるはずがないというのです。

テチャンは逆に“ウジンを家から出してジュリョンと結婚させたい”と主張し、
夫婦はついに完全に決裂。
ジョンインはテチャンの言葉に呆れと怒りを隠せません。

ジュリョンは沈んだ顔でキム本部長に、
「ウジンが家を出るって言ってて…」
と弱音をこぼします。

本部長は優しく彼女の肩に手を置き、
「ウジンには頼りすぎてはいけない。
あなたにもあなたの人生があるんだよ。」
と諭すように語りかけました。

ジュリョンの目に薄い涙が浮かび、
自分でも気づいていた“依存の苦しさ”が滲み出てくる瞬間でした。

ジュリョンが頑張って笑おうとするのに、声が震えていて胸が痛くなった…

一方代表室では、ウジンがジョンインに
「家を出たいんです。独立して暮らしたい」
と真剣に話します。

しかしジョンインは契約書を取り出し、
“契約期間中は事務所が指定した場所に居住すること”
と記載されている条項を指差し、
「あなたは出られないのよ」
と言い放ちます。

ウジンは唖然とし、
「そんなの初めて聞いた」
と呆然。

ジョンインは、
「あなたのためよ。ウジン、お願い…行かないで」
と母の顔で訴えますが、
その声には深い不安と強い執着が入り交じり、
ウジンは怖さを覚えたかのようにその場を出ていきました。

ジュリョンは新しい時計をウジンへプレゼントし、
「これつけて旅行に行こうよ」
と微笑みます。
しかしウジンは受け取るや否や、
「これ返品して、家を出る時の資金にしたい」
と平然と言い放ちます。

ジュリョンはショックで目を丸くしながらも、
「旅行行こう。強羅の新しいホテル、行ってみたかったの」
と必死に笑顔を作りました。
愛する人を引き止めるために、
もうできることは何でもやろうとしている感じが伝わってきます。

その頃、またもイソンエの元にナ係長が訪れます。
「テチャンさんがいろいろ相談してきて…協力してあげてください」
と必死に演技をし、イソンエの目を誤魔化しています。
しかしイソンエはすべて承知の上で、
“あえて泳がせている”ような不気味な落ち着きを見せます。

夜。
ジュリョンとウジンが“連絡なしで深夜まで帰らない”ことに
ジョンインは恐怖と焦燥で震えはじめます。

「なにかあったらどうしよう…
まさか……同腹きょうだいなのに……！」

帰ってきたふたりを見た途端、
ジョンインはジュリョンの頬を強く叩き、
「どこに行ってたの！？
あなた達…まさか……！」

驚くウジン、涙をこらえるジュリョン。
ジョンインの叫び声は、
母の恐怖と罪悪感と執着が混ざった、
悲鳴のように聞こえました。

ジュリョンが叩かれた瞬間、表情が壊れていくのが本当にかわいそうで胸が痛かった…

場面はそのまま代表室へ。
ジョンインは涙をこらえながらジュリョンに謝罪したものの、
すぐにまた
「で、合体したの？」
と尋ねてしまい、
ジュリョンは怒りと絶望のまま叫び返します。

「してないよ！
ねぇ、なんで疑うの？
もしかして…ウジンのこと好きなの…？」

その言葉にジョンインは凍りつき、
ウジンとの複雑な関係が一気に崩れ落ちていく予感を残します。

そしてラスト。
練習室でソラが演出中、
ジョンインがまたしても割り込み、
ウジンの隣に座ろうとして固執。

「集中できないので、外へ出てください」とソラが丁寧に言っても、
ジョンインは動こうとせず、
「私は出ない」
と固執。

ソラがもう一段強い口調で
「出てください」
と言うと、
「出ないったら！」
と子どものように叫び、
現場は完全に混乱状態に。

ジンインの“暴走モード”は止まる気配がまったくないままで、
78話は不穏な空気のなかで終わります。

スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第78話の感想まとめ

78話は、
「母の暴走」「父の裏切り」「恋人の不安」「復讐の気配」
すべてが同時進行する怒涛の回でした。

ジョンインのウジンへの執着は限界値を超え、
ジュリョンは愛する人と母に挟まれ、
心が削られていくばかり。
ウジン自身も何を選べばいいのか分からず、
毎回“逃げるしかない”姿が痛々しく映りました。

次回79話では、
イソンエの計画がさらに進み、
テチャンとの関係が爆発し、
そしてジョンインの異常な行動が
ついに周囲を巻き込むレベルになりそうです。