ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪ 母と一緒に謝罪するイニョンと、妊娠も愛情も嘘だったと知るドンビン、それぞれのつらさが残る第94話です。
第94話のあらすじ
イニョンの母ヤン・スギョンが、娘を連れ戻すためにテヨン家を訪れる。屋敷のナム室長から連絡を受けたイニョンが戻ってくると、スギョンはドンビンとジュニの母ヨ・ヒャンミに謝罪するよう促した。ひざをつき、きちんと許しを請うように求める。
イニョンがためらっていると、スギョン自身がひざをつく。娘をきちんと育てられなかった自分の責任であり、すべて自分のせいだとヒャンミに謝るスギョン。娘を連れ帰りに来た母が、先に頭を下げることになってしまった。
自分のためにひざをついた母を見て、イニョンはスギョンを立たせようとする。けれどスギョンは、無念を晴らそうとしてテヨン家をめちゃくちゃにした娘を責め、「早くひざをつきなさい!」と一喝する。イニョンもついにひざをつき、自分の過ちを謝った。
父のことを確かめるために入り込んだ家で、母と並んで許しを請うことになったイニョン。その後、テヨン家を出て自分の家へ戻るが、父の死について抱えている疑問が解けたわけではなかった。
一方、ドンビンはイニョンがキム・サンジェの娘だということを知る。サンジェはイニョンの亡くなった父だった。さらに、妊娠だけでなく流産も嘘だったと知り、イニョンから謝罪を受けることになる。
ドンビンは「妊娠したと嘘をついたことが申し訳ないのか。それとも、俺を愛していないことが申し訳ないのか」と尋ねる。妊娠についてだまされたことと、自分への愛情がなかったこと。その二つを分けて問いかける言葉が重い。
イニョンは、テヨンを疑っていたからドンビンに近づいたのだと説明する。そして「初めから全部嘘だった」と告げた。妊娠や流産について謝るだけでは終わらず、二人の関係の始まりそのものが嘘だったと明かすことになった。
衝撃を受けたドンビンは「いったいどこまで俺を惨めにするつもりだ」とイニョンを責める。どうしても許せそうにないと言い、その場を離れてしまった。イニョンの謝罪を聞いても、ドンビンの苦しさは収まらない。
だまされていたことに苦しみ、一人で酒を飲むドンビン。そこへジュニが訪ねてくると、イニョンがサンジェの娘だから守りたくなり、資金の流れを追い始めたのかと問い詰める。そして、自分を疑った弟に対しても怒りをぶつけた。
ジュニは「その先に兄さんがいないことを証明したかった」と答える。資金を追った先にいるのが兄ではないと確かめたかった。その思いを伝えようとするものの、ドンビンは弟の説明を受け入れようとしない。
それどころか「イニョンを口実に、俺を会社から追い出したかったんだろう」と皮肉を返す。兄への疑いを晴らしたかったというジュニの言葉が、ドンビンには届かない。イニョンをめぐる話は、会社での立場に対する疑いにもつながってしまう。
そんな中、ジュニはサンジェの事故を通報したのがヒャンミだったと知り、なぜ自分に話してくれなかったのかと母を問いただす。イニョンからは、父の最期がどんな様子だったのか、ヒャンミに聞いてほしいと頼まれていた。
ヒャンミは、サンジェは持病で亡くなったのだと説明する。また、ジュニがイニョンを心配していることは分かるものの、一日でも早く家から出ていってほしい、それが皆のためになると話す。イニョンへの反感を隠そうとしない。
ジュニは、イニョンを追い出すことより、サンジェの死をめぐる誤解を解く方が大事だと訴える。疑っているのはイニョンだけだとする母に対し、遺族の立場では、はっきりしない点が多いのだと重ねて説明した。
しかしヒャンミは、それは遺族側の考えだと突き放す。疑いをかけられることにも、イニョンに家の中をかき乱されたことにも腹を立てていた。さらに、ジュニがイニョンの問題で動き回ることも嫌だと言い、息子の説得には応じない。
一方、イニョンはユランを訪ね、折りたたみ式の携帯電話の持ち主を教えてほしいと頼む。その人物が誰なのかさえ分かれば、ユランに関することはすべて忘れるとまで伝え、真実を話してほしいと求めた。
けれどユランは「いくら借りを返したくても、嘘をつくことはできない」と答え、覚えていないと話す。持ち主の名前を知りたいというイニョンの願いに、求めていた答えは返ってこなかった。
そして最後に、テヨン家を出たイニョンのもとへドンビンがやってくる。許せそうにないと言って立ち去った時とは違い、何事もなかったかのように笑顔で現れるドンビン。その訪問を迎えたところで、第94話は幕を閉じる。
クルミットの感想
今回いちばんつらかったのは、スギョンが娘より先にひざをついた場面です。イニョンを連れ帰りに来た母が、自分の責任として頭を下げる。その母を起こそうとするイニョンを見ると、父のことを調べるためについた嘘が、今度は母を苦しめているのがつらい。謝るべきことはあっても、父の死への疑問まで消えるわけじゃないんだよね。
ドンビンが妊娠の嘘と、愛されていなかったことを分けて尋ねたのも印象に残りました。そこへ「初めから全部嘘だった」と返されるのは、さすがにきつい。ジュニは兄への疑いを晴らしたかったと話すのに、その言葉まで会社から追い出すためだと受け取られてしまう。兄弟の会話がかみ合わないのも苦しいです。
ヒャンミには家をかき乱された怒りがあるけれど、遺族にはまだ聞きたいことがある。その食い違いを、イニョンを家から出すだけで片づけてほしくないと思いました。ユランからも携帯電話の持ち主は聞き出せず、もどかしさが残ります。
そして最後のドンビンの笑顔。許せないと言っていた人が何事もなかったように訪ねてくると、こちらは身構えてしまう。イニョンに何を伝えるつもりなのか、その笑顔がかえって不安でした。
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