ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪ 今回は、父の死の真実を求めるイニョンと、家族を守ろうとするジュニの言葉がぶつかります。
第113話のあらすじ
イニョンの父キム・サンジェへの賠償金を渡したいと考える、テヨングループの会長カン・ペクサン。ドンビンへの反撃を準備する一方で、イニョンにお金を届けようとしていた。その意向を受けて、ジュニが賠償金の件を伝える役目を担う。
賠償金のことを知ったイニョンは、ジュニに会って抗議する。父の技術だと認めてもいないのに、どうしてお金を渡すのか。イニョンが求めているのは、金銭による埋め合わせではなく、サンジェの死にまつわる真実だった。
イニョンの意思が揺るがないとわかると、ジュニは「僕のことを考えて、見逃してくれないか」と求める。けれど、イニョンには受け入れられない。間違っているとわかっていながら、なぜこの件を覆い隠そうとするのかと問い返す。
ジュニは、超音波ドリルがサンジェの技術だということになれば、ドンビンは殺人者になってしまうと話す。そして、イニョンにとって家族が何より大事だったように、自分にとっても家族は大事なのだと告げる。
父の死を明らかにしたいイニョンと、家族を守ることを理由に追及をやめてほしいジュニ。話はかみ合わず、ジュニはついに「君のせいで、すべてがめちゃくちゃになったんだから」と冷たく言い放つ。そのうえで、もう去るようにとイニョンを突き放した。
一方、代表理事代行となったドンビンは、イニョンを執務室に呼び出す。そこで自分の就任を祝ってほしいと求めるのだから、ずいぶん強気な態度だ。イニョンの父を巡る問題があるなかでも、ドンビンは新しい立場を手にしたことを喜んでいる。
ドンビンは、以前イニョンに女王のような暮らしをさせると約束したことを持ち出す。さらに、イニョンをデザイン室長に昇進させると言い出した。ところが、その役職に就いているのはジュニ。ドンビンは、ジュニの現在の役職をイニョンに与えようとしていた。
イニョンはジュニに事情を問い、ジュニ自身の事故についてペクサンに話さなかったのかと尋ねる。ドンビンが代表理事代行になるという状況に、納得がいかないのだ。しかし、ジュニは証拠がない以上、どうしようもない部分があると説明する。
その答えにイニョンは、一人だけでなく二人も殺そうとした人を、なぜ止めないのかと不満をぶつける。イニョンにしてみれば、危険な相手がそのまま権力を握ることになる。それでもジュニは、これが現実なのだと話すだけだった。
そんななか、ペクサンは静かにドンビンへの反撃を準備していた。ジュニを自分の成年後見人に立てることに加え、ドンビンとの親子関係を確認する訴訟も使おうとしている。ドンビンが代表理事代行の座に就く一方で、ペクサンはその立場を崩すために動いていた。
訴訟を通して、ドンビンが自分の実の息子ではないことを明らかにする。それによってドンビンを代表理事の座から引きずり下ろすことが、ペクサンの狙いだった。ドンビンの就任で決着したわけではなく、その裏では新たな対抗策が用意されている。
そのころ、ドンビンとユランは、ドンビンの就任を祝うためにひそかに集まっていた。二人はその席へチャン課長も招く。ところが、チャン課長は居心地の悪そうな表情を隠せずにいた。
その様子を見たユランは、「チャン課長は本当にあなたの味方?」とドンビンに尋ねる。祝うために招いた相手を、ユランはすんなり信用していない。チャン課長が裏切る可能性もあるのだから、気をつけたほうがいいと警告する。
会合が終わったあと、チャン課長はドンビンに、ここで止まるべきだと訴える。「欲を出さず、もう止めてください」と、これ以上進まないように忠告した。ユランが警戒していたチャン課長から出たのは、ドンビンの行動を思いとどまらせようとする言葉だった。
だが、ドンビンは忠告を受け入れようとしない。自分はただ自分のものを取り戻しているだけだと主張する。ペクサンの座を手にするのも、自分にとっては当然のこと。止まるよう求めるチャン課長に対し、ドンビンは自分の行動を正当化し続けた。
クルミットの感想
今回いちばんつらかったのは、ジュニがイニョンに、君のせいですべてがめちゃくちゃになったと告げる場面。父の死の真実を求めている相手に、その言い方はきつすぎるよ。家族が大事だという気持ちはわかる。でも、それを理由にイニョンへ諦めるよう求めるのは、あまりに一方的に感じた。
イニョンが欲しいのはお金ではなく、父に何があったのかという答えなんだよね。技術を父のものだと認めてもらえないまま賠償金だけ渡されても、納得できないと思う。ジュニに届いてほしい言葉ほど、届かないのがもどかしかった。
その一方で、ドンビンは就任祝いを求め、ジュニの役職をイニョンに与えようとする。女王のような暮らしを約束されても、今のイニョンが喜ぶはずもないのに。相手の望みより、自分が何を与えられるかばかり考えているように見えた。
気になったのは、ユランが疑ったチャン課長が、最後にはドンビンを止めようとしたこと。あの忠告には、取り返しがつかなくなる前に踏みとどまってほしい気持ちを感じた。ペクサンも反撃を準備しているのに、ドンビンは自分のものを取り戻すだけだと言い張る。この思い込みの強さが怖い。
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