ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪ 最終回となる119話で、ドンビンが罪とどう向き合い、イニョンたちがどんな道を選ぶのか、一緒に見ていきましょう。
第119話のあらすじ
チャン課長から、実の父パク・ドゥシクが殺人犯ではなかったと聞かされたドンビン。自分が犯してもいない罪を引き受け、殺人犯になる人などいるのかと、信じられずに問い返します。けれど、チャン課長はドゥシクがそういう人だったと答えます。
チャン課長は、ドゥシクに頼まれてドンビンをテヨングループの会長カン・ベクサンのもとへ連れていったことを明かします。ドゥシクは、自分とドンビン、ベクサンのために最善の選択をすると話していました。その言葉の意味を理解できたのは、ドゥシクが亡くなった後だったと打ち明けます。
罪悪感を抱えて生きてきた自分と同じ道を歩ませたくない。チャン課長はドンビンに自首を勧めます。しかしドンビンは、今さら父が殺人犯ではないと言われてもどうすればいいのかと泣き叫びます。父について知った真実を、すぐには受け止められないのでした。
一方、ユランは児童養護施設を訪ね、園長から手紙を渡されます。それは、ユランが姿を消した後にイニョンが送っていたものでした。手紙には、ユランが幸せに暮らすことを願う気持ちがつづられていました。それを読んだユランは、イニョンのもとを訪ねます。
ユランが差し出したのは、ドンビンの罪を明らかにできる証拠が入ったUSBです。ドンビンに証拠を持っていると告げ、お金を要求していたユラン。お金は受け取ったものの、証拠を返すことはありませんでした。そのUSBを、今度はイニョンに渡したのです。
さらにユランは、ドンビンから受け取ったお金をイニョンの口座へ振り込んでいました。かつて持ち逃げしたお金を返すことしか、自分の真心を示す方法がなかったと説明し、これまでのことを謝ります。手紙をきっかけに、ユランがようやく謝罪を行動に移しました。
その後、自宅の前に来たジュニと会ったイニョンは、ユランから受け取ったUSBをドンビンに渡すつもりだと話します。それがジュニと、その母ヨ・ヒャンミに必要な証拠だと分かったうえでの決断でした。不思議がるジュニに、ドンビン自身が最後に自分を振り返る機会を与えたいと伝えます。
イニョンはジュニに、再び世界を見られるようになったことを後悔しないでほしいとも頼みます。父キム・サンジェが角膜提供を誓約したのは、イニョンがジュニの世話をしていた時期でした。父もジュニの幸せを望んでいるはずだと伝えるイニョン。父の思いにも触れながら、ジュニの幸せを願います。
続いてドンビンと会ったイニョンは、真実を探すという理由で、自分も多くの人を傷つけてきたと話します。知りたかったのは父の事故の真相で、復讐をしたかったわけではない。父の最期を知った今、ジュニに本当のことを話して許しを求めてほしいと伝えます。
そしてイニョンは、罪の証拠が入ったUSBをドンビンに渡し、自首を促して立ち去ります。手に入れた証拠を本人に渡すという選択。最後はドンビンが自分で罪を認めることを求めたのです。
イニョンと別れたドンビンが向かったのは、ドゥシクの墓でした。そこへジュニもやって来ます。かつて自分が知っていた兄らしく、堂々と罪を認めて罰を受けてほしい。ジュニはそう伝え、一緒に自首しようと誘います。ドンビンは立ち上がると、父の墓にジュニを紹介し、山を下りていきました。
山を下りたドンビンの前には、警察が待っていました。通報したのはチャン課長です。無期懲役囚として生きた自分とは違う人生を歩んでほしいと願ってのことでした。ドンビンは自分の罪を認め、罰を受けることに。サンジェの死とジュニの転落事故を引き起こした責任を負います。
それから2年後。ジュニはテヨングループの副社長になっていました。ベクサンとヒャンミは、認知症専門病院と介護施設を設立するための仕事に取り組んでいます。それぞれが日常に戻り、新たな仕事を進めていました。
すべての罪を認めて収監されたドンビンは、面会を断り、悔い改める時間を過ごしています。ユランは児童養護施設で子どもたちの世話をしていました。二人もまた、それぞれの場所で日々を送っています。
イニョンが取り組んでいるのは、児童養護施設のリフォーム事業でした。自分が関わることで、誰かに幸せになってほしい。その願いを込めて、仕事を続けています。
そんなイニョンは、父サンジェの納骨堂でジュニと顔を合わせます。けれど、二人は挨拶さえ交わさずに背を向けました。互いへの思いが残っていても、二人が恋人として結ばれることはありませんでした。
イニョンには、今も当時の出来事が痛みとして残っています。他の誰かではなく、自分自身が自分を許せたときこそ、本当の許しになるのかもしれない。今も自分を許そうと努力しているイニョンは、その思いを抱えながら歩いていきます。すべての傷が癒えたわけではないまま、物語は幕を閉じました。
クルミットの感想
一番心に残ったのは、納骨堂で顔を合わせたイニョンとジュニが、挨拶さえせずに離れた場面です。最後くらい少し話してほしかったな、と正直思いました。でも、2年たったからといって、傷ついた記憶まで薄れるとは限らないんだよね。
イニョンがジュニに、見えるようになったことを後悔しないでほしいと伝えた場面も忘れられません。父の角膜提供の誓約に触れながら、ジュニの幸せを願う。その気持ちがあるだけに、結ばれなかった最後が余計に寂しく感じました。
ドンビンにUSBを渡した選択には驚きました。あれだけのことをされた相手に、自分で罪を認める機会を残すのは簡単なことじゃないと思います。だからこそ、ドンビンが罪を認めたことには、ひとまず区切りがついたと感じました。
ユランが手紙を読んだ後、お金を返して謝ったことにも、少し救われました。一方で、謝罪や処罰があっても、イニョンの痛みは残っている。その両方を描いた結末だったと思います。
今も自分自身を許そうと努力しているイニョン。その言葉を聞いて、すっきりした気持ちだけでは見終えられませんでした。施設のリフォームを続ける毎日の中で、自分を責めずに過ごせる時間が増えてほしいです。
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