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クルミットです♪
第11話は、とにかく“嘘の連鎖”がすごかったです…。
ジノの記憶喪失に付け込むジュリョン、
そこに母ジョインの思惑まで絡み、
どんどん“戻れない領域”へ足を踏み入れていく回でした。
そして、ジノの姿を偶然目撃してしまうソラ。
すべての歯車が再び動き始めたような、緊迫の展開でした。
それでは第11話を一緒に見ていきましょう！
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第11話のあらすじ
ジョイン（ハン・チェヨン）の家に匿われたジノ（チェ・ウソク）は、
記憶を失ったままゆっくり日常に戻ろうとしていました。
そんな彼に忍び寄るのは、ジュリョン（キム・ギュソン）。
シャワーを浴びて戻ったジノの背中に、
ジュリョンは突然そっと抱きつきます。
「CM撮影してたあなた、すごくセクシーだった。
私、あの夜あなたと一緒にいて…“この人は私のものになる”って思ったの。」
ジノは混乱しながらも、
「僕たちは……愛し合っていたのか？」
と尋ねるほど不安定な状態。
ジュリョンは大きくうなずき、
「もちろん！プロポーズだってしてくれたじゃない！」
と、存在しない“過去の愛”を捏造していきます。
記憶のない相手に嘘を重ねるジュリョンの必死さ、見ていて背中がぞわっとしました…。
ジノが事故について尋ねると、
ジュリョンは指輪を見せながら、
「あなたがスターになるまでは話せないの！」
と巧妙に逃げようとします。
しかしジノは、自らの記憶の断片の“暗さ”から
「俺…最低の生活をしていたのか？」
と落ち込む姿を見せるのでした。
その夜──
ジュリョンはお腹に手を当て
「あなたの子どもも待っているのよ」
と、ここでも嘘を重ねます。
しかし、ジノはその夜“別の女性に呼ばれる夢”を見るのです。
その女性は自分を必死に呼んでいる──
それが誰なのか、思い出せないまま飛び起きます。
彼の心は、嘘で作られた現在と、
本当に愛していた過去の女性の間で揺れ始めていました。
翌朝、ジュリョンとの関係を知ったジョインは、
娘を睨みつけながら言います。
「スターになるためには、すべてを捨てなさい。
女の影なんて許されない。
完璧で汚れのない男だけが頂点に立てるのよ。」
しかしジュリョンは母に反抗し、
「本当に彼を愛してるからよ！
それに……母さんが彼を見る目、普通じゃない！」
と怒りをぶつけます。
ジョインの表情は凍り、
母娘の間に新たな亀裂が生まれる瞬間でした。
一方その頃、
ソラ（ハン・ボルム）はウンビョルの誕生日会を手伝っていました。
その場に戻ってきたスタイリストのジヨン（ミソンの娘）が、
ある映像を見せようとソラの母ミソン（チョ・ヒャンギ）を連れ出します。
そこに映っていたのは──
ジノの最新CM。
明るい笑顔でアイスを食べる彼の姿。
ミソンは驚きのあまり声を失います。
そして偶然、
ウンビョルを送りに行く途中、
大きな電光掲示板に映るジノのCMをソラも目撃。
ソラは足を止め、
“まだ生きてるの？”
“どうして私のところに来ないの？”
混乱と不安で胸が締めつけられます。
ジノが元気という事実を知ったミソンは激怒。
「元気なのに、ソラに会いにも来ないなんて許せない！
明日、会いに行く！」
と怒り心頭。
しかしジノは“ひとりにしてほしい”と言い、
部屋に閉じこもってしまいます。
記憶が戻らない苦しみと、
胸の奥に残る“誰か”への想いが混ざり、
彼はさらに不安定になっていくのでした。
翌日、ジノの所属会社を訪れたミソン。
大勢のファンに混じって会わせてほしいと叫びますが、
警備員に外へ放り出されてしまいます。
それでも諦めず、夫と叔母とともに会社の受付へ向かうと──
そこに現れたのは、なんとテチャン（イ・ビョンジュン）。
ソラ一家を地獄へ突き落とした男の顔を見た瞬間、
ミソンは全身を震わせながら叫びます。
「人殺し！！」
その声はロビー全体に響き渡り、
第11話は最悪の再会とともに幕を閉じました。
スキャンダル〜白雪姫の逆襲 第11話の感想まとめ
第11話は、嘘・嫉妬・記憶の欠片・再会……
とにかく感情がジェットコースターのように揺さぶられる回でした。
ジュリョンの嘘は許されるものではないけれど、
母ジョインへの複雑な感情や、
自分を愛してほしいという執着の強さが伝わってきて、
ただの悪役と割り切れない部分もありました。
ジノはジノで、
記憶の奥に残る“ソラへの愛”が目覚めかけている気配があり、
本当の自分と向き合う日は遠くないのかもしれません。
そして、ミソンがついにテチャンと再会した瞬間。
このドラマの“地獄の扉”が再び開いたような衝撃でした。
復讐編前夜、という空気がひしひし伝わってくる回でしたね。
次回、ソラはジノと再会できるのか？
ジュリョンの嘘はどこまで通用するのか？
ジョインの愛憎はどんな形で爆発するのか？
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