こんにちは、クルミットです♪ 第31話は、コ・ピルスンが生みの母と育ての母に向けた言葉の違いに、考え込んでしまう回でした。つらい場面が続く中で、妹を受け入れる優しさに少し救われたよ。
第31話のあらすじ
記憶を失い、キム・ジヨンとして暮らすパク・ドラ。ジヨンが祖母として慕うイ・スンジョンが突然現れ、ドラの母ペク・ミジャたちは戸惑います。認知症が悪化しているスンジョンを、一人にしておくわけにはいきません。ジヨンは祖母を放っておけず、どうしたらよいのか困ってしまいます。
一方、ピルスンは、生みの母がチャン・スヨンだったという事実に向き合います。スヨンは、ピルスンを育てた母キム・ソニョンの長年の親友。自分を捨てた母親が身近にいたうえ、ソニョンにも真実を隠していたことが、ピルスンには受け入れられません。
ピルスンはスヨンを呼び出し、自分を産んで捨てた生みの母親なのかと直接尋ねます。スヨンはすぐには答えられず、「ごめんなさい」と謝りました。さらに「あの時は本当にどうしようもなかった」と、子どもを手放すしかなかった事情があることを訴えます。
しかし、その説明でピルスンの怒りが収まることはありません。どんな理由があれば子どもを捨てられるのかと、厳しく問い返します。謝罪を受けても、事情があったと言われても、ピルスンにとって簡単に納得できる話ではないんです。
スヨンは「そんな形でもあなたに会いたかった」と伝えます。それでもピルスンが問いただすのは、ソニョンの気持ちを考えたことがあるのかという点でした。自分が会いたいという思いばかりを優先するスヨンに、「母さんの気持ちは考えないんですか?」と怒りをぶつけます。
家へ戻ったピルスンは、怒りをこらえながら、ショックで横になっているソニョンのもとへ向かいます。自分も傷ついたばかりですが、母を安心させようとするピルスン。「この世で僕にとって母さんは母さん一人だよ」と伝え、育ててくれた母への変わらない思いを示しました。
ソニョンは「うちのピルスン、私の息子」と呼びかけ、感謝を伝えます。そして、ピルスンを抱きしめて泣き崩れました。生みの母が誰であっても、ピルスンにとって母親はソニョン。その気持ちを、本人の言葉で確かめることができたのでした。
その頃、スヨンの娘でピルスンの妹にあたるコン・マリは、ピルスンの家を追い出されてから寝込んでいました。これからは実の兄に会えなくなると思い、苦しんでいたのです。スヨンとソニョンの間に起きた問題は、兄を慕うマリとの関係にも影を落としていました。
娘を心配したスヨンは、再びソニョンの家を訪れます。マリだけは、これからも家に出入りさせてほしいと頼むためでした。しかし、ソニョンたちはその願いを拒みます。スヨンへの怒りが強く残る中で、娘のためのお願いだからといって、すぐに受け入れることはできませんでした。
そこで動いたのが、ピルスンの家族の一人、ソ・グムジャです。マリが寝込んでいると聞いたグムジャは、お見舞いに出かけます。そして、マリのために家族を説得しました。スヨンの頼みだけでは動かなかった家族に、グムジャが働きかけたのです。
やがてピルスンも、マリが苦しんでいることを知ります。そしてマリに「君が妹でうれしい」と伝え、妹として受け入れました。スヨンに対する怒りはあっても、マリとのつながりまで拒もうとはしないピルスン。兄に会えないと悲しんでいたマリに、兄としての思いを届けます。
一方、スヨンの夫コン・ジンテクは、理由を話さず悲しみ続ける妻を見て、もどかしさを感じていました。ソニョンとの間に何があったのか分からないままでは、妻を助けることもできません。そこでジンテク自身がソニョンを訪ね、妻に代わって謝り、事情を尋ねます。
ソニョンは「スヨンから直接聞いてください」と答えました。ピルスンがスヨンの息子であることを、自分からジンテクに明かすことはしません。スヨンへの怒りを抱えながらも、夫に何をどう伝えるかは、スヨン本人に委ねたのでした。
ジンテクはスヨンに、ソニョンに会ったことを伝えます。妻のためなら何でもするつもりだったのに、話もさせてもらえず少し寂しかったと話しました。それでも、自分こそ妻を一番よく知っているのだから、そんなに大きな過ちを犯したはずがないと、スヨンを信じる気持ちを伝えます。
その言葉を聞いたスヨンは、自分がどれほど悪い人間なのか、夫に何をしてしまったのか分かっているのかと問いかけます。ジンテクは妻を信じ、支えようとしているのに、スヨンはその信頼を裏切ってきたことを抱えていました。そして「あなたをだました」と、涙ながらに告げるのでした。
クルミットの感想
今回いちばん残ったのは、ピルスンがソニョンに、自分の母親は一人だけだと伝えた場面。あれはソニョンにとって、どれほど欲しかった言葉だったんだろう。友人に隠し事をされていた怒りだけでなく、息子との関係まで揺らぐような不安があったと思うと、抱きしめて泣く姿がつらかったです。
スヨンの、会いたかったという気持ちは分かる。でもピルスンからすれば、自分と母の人生に関わることをずっと黙っていた相手なんだよね。事情を説明されても、すぐに受け止められなくて当然だと思いました。
だからこそ、マリには「君が妹でうれしい」と言えたピルスンが印象的でした。自分も傷ついているのに、兄に会えず寝込んだ妹の気持ちまで切り捨てなかった。グムジャが見舞いに行って家族を説得したことも、二人をつなぐ大きな助けになっていたね。
そして、妻を信じるジンテクの言葉が切ない。スヨンを支えようとしているだけなのに、その信頼があるからこそ、スヨンは自分のしたことと向き合わずにいられなくなったように見えました。夫にだましたと伝えた場面は、責められるよりつらい瞬間だったのかもしれません。
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