ご訪問くださりありがとうございます、クルミットです♪ 第36話は、家族との再会にほっとする一方で、気の進まない交際に苦しくなる展開だったね。ラストの短い呼びかけに、思わず続きを待ちたくなりました。
第36話のあらすじ
コ・ピルスンの妹コン・マリは、母のチャン・スヨンを求め続けていた。スヨンがそばで看病するようになっても、マリにはもう一人、会いたい相手がいる。それが兄のピルスン。マリは「お兄ちゃんにすごく会いたい」と両親に訴え、父のコン・ジンテクも、しぶしぶピルスンの見舞いを認める。
マリに会えるとわかったピルスンは、すぐに車を引き返して妹のもとへ向かう。持ってきたのは、マリの好きなアイスクリーム。ピルスンはそのことを伝えながら笑顔を見せる。会いたかった兄が来ると、マリの体調にも少しずつ回復の兆しが現れる。兄に会いたいと訴えていたマリが元気を取り戻していく様子に、こちらもほっとする。
一方、記憶を失ったパク・ドラは、キム・ジヨンとして暮らしている。ジヨンがデートを続けている相手は、コン・ジンダン代表。ジンダンは、ジヨンの母ペク・ミジャの借金を返済していた。その恩があるために、ジヨンは気が進まなくても彼との時間を過ごしている。好きだから自然に会いたくなる、という交際にはなっていない。
ジンダンはジヨンの手を握ったり、肩に腕を回したりと、積極的に触れてくる。ジヨンは不快に感じるものの、家族の借金を返してくれた相手だと思い返す。そして、恩人なのだから自分も努力しなければと、言い聞かせるのだった。ジンダンはいい人なのだと考えようとしても、近づかれることへの抵抗は消えない。
自宅前まで送ってきたジンダンは、ジヨンにキスまでしようとする。ところが、ジヨンは彼の頬をたたき、体を押しのける。デートの間は恩人だからと自分を納得させようとしていたのに、今度は拒む行動が出た。借金を返してもらったことと、相手を受け入れられるかどうかは、やはり別の話だよね。
ジンダンは「ジヨンさん、今何をするんだ。僕とキスするのが嫌なのか」と問い詰める。ジヨンは「まだ心の準備ができていないみたいです」と取り繕う。さらに距離を縮めようとするジンダンと、その接近を不快に感じるジヨン。彼のほうが積極的になるほど、二人の気持ちの違いがはっきり見えてくる。
そんな中、ジヨンの祖母代わりのイ・スンジョンは、ピルスンに電話をかける。伝えたのは、もうジヨンを忘れてほしいという話だった。ジヨンへの気持ちがあるピルスンに、彼女から離れるよう求める連絡が入る。ジンダンが距離を縮めようとする一方で、ピルスンには身を引いてほしいという言葉が向けられてしまう。
恋愛では厳しい状況のピルスンだけれど、仕事ではうれしい結果が出る。演出を担当したドラマ『バラの家』が、初回から高視聴率を記録。さらにOTTの配信プラットフォームでも1位になり、大ヒットを予感させる滑り出しを見せる。テレビでの好調なスタートに加え、配信でも多くの人に見られる作品になった。
その勢いは作品の人気だけにとどまらず、ゴゴエンターテインメントはもちろん、APPグループの株価まで連日上昇するほどだった。こうした成果を見たジンテクは、ピルスンと会い、ゴゴエンターテインメントの正式な代表を任せたいと切り出す。
ジンテクは、一本のドラマにこれほど大きな影響力があるとは初めて知ったと話す。ピルスンの成功を、会社の運営を任せる話につなげたのだ。けれども、ピルスンはその申し出を断る。ドラマが終わったらゴゴエンターテインメントを去るつもりであり、代表の座はスヨンのものだと考えていたからだった。
ピルスンは、自分がその役職を引き受けるのは適切ではないという姿勢を示す。それでも、スヨンも了承しているのだから心配はいらないとして、代表を引き受けてほしいと重ねて求められる。作品の結果を高く評価されても、すぐには受け入れられない。ピルスンの返答には、スヨンの立場を気にかける思いが表れていた。
そして終盤、ジヨンに変化が起こる。眼鏡を外した彼女の中に、かつてのピルスンとの関係や、ジンダンにまつわる記憶が浮かび上がってくる。ジヨンは「もう全部わかった」と口にして、混乱する様子を見せる。ピルスンと過ごした過去だけでなく、今も接近してくるジンダンのことまで思い出したかのようだった。
そのとき、ジヨンを必死に捜していたピルスンの姿が見える。ピルスンは「キム・ジヨンさん!」と呼びかける。彼を見つけたジヨンの口から出たのは、「オッパ」という言葉だった。以前の二人の関係を思わせるその呼び方に、記憶が戻ったのかと期待が高まる。ジヨンがどこまで思い出したのかは明らかにならないまま、第36話は幕を閉じる。
クルミットの感想
今回いちばん苦しかったのは、ジヨンがジンダンを恩人だと思おうとする場面。家族の借金を返してもらったからといって、手を握られたりキスを求められたりすることまで受け入れる必要はないよね。頬をたたいたあとの説明も、何とかその場を収めようとしているように見えてつらかった。
マリとピルスンの再会には、少し救われた気分。好きなアイスクリームを持って駆けつける姿がいいんだよね。会いたかった兄がそばに来て、マリが少しずつ回復していく。アイスクリームを用意する気遣いにも、ピルスンの兄らしさを感じた。
仕事で結果を出したピルスンが、代表の話をすぐに受けないところも印象に残った。スヨンの席だと考えて断る姿に、彼なりの筋の通し方が見えた気がする。ただ、仕事が順調でも、スンジョンからジヨンを忘れるよう言われるのはきついね。
だから最後の「オッパ」には、思わず反応してしまった。記憶が戻ったならうれしいけれど、ジンダンとの過去まで浮かぶのは本人にとって苦しいはず。何をどこまで思い出したのか、ジヨンの口から語られる続きを待ちたい。
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