ご訪問ありがとうございます、クルミットです♪ 第35話は、親子の問題が仕事にも恋にも影を落とす回です。家族を守ろうとする人たちの行動と、家族のために本音を隠す姿に、もどかしさが募ります。
第35話のあらすじ
ドラマ監督コ・ピルスンの育ての父ヒョンチョルと母キム・ソニョンは、息子が不当な扱いを受けている状況を見過ごせません。二人は、ピルスンの実母チャン・スヨンの夫、コン・ジンテクに直接会いに行きます。ピルスンが理不尽な目に遭っているのを、黙って見ていることはできなかったのです。
監督を外されたピルスンをめぐり、ドラマの制作陣と俳優たちは撮影再開を求めて抗議していました。解雇を通告した会社代表のコン・ジンダンは、その抗議を力ずくで抑えようとします。さらにスヨンも抗議に加わり、ジンテクとの離婚のうわさが広がることに。不買運動まで起こり、騒ぎは大きくなっていきます。
スヨンの抗議への参加を知ったジンテクは激怒。まだ離婚していない妻が建物の前で抗議し、その姿を記者に撮られ、記事にまでなったことを責めます。自分が悪いことをしたのだから自重するべきだと、スヨンを非難するのでした。
けれど、スヨンも引きません。ほかのことはジンテクの意向に従っても、ゴゴエンタとピルスンには手を出さないでほしいと頼んでいたからです。ピルスンに何の落ち度があるのかと問い返し、「最後まで闘う。そして絶対に静かには離婚しない」と言い切ります。息子や会社にまで矛先を向ける夫に、スヨンは正面から立ち向かいました。
一方、女優のキム・ジヨンは、母ペク・ミジャの借金のために、気の進まないジンダンとのデートをすることに。ピルスンからいつまで待たせるつもりなのかと気持ちを確かめられても、家族の事情があるジヨンは本音を話せません。好きな人に向き合いたくても、嘘をつかなければならない状況に置かれていました。
そんなジヨンが自宅の前でジンダンと一緒にいるところを、ピルスンが見てしまいます。家に急用があると聞いていたピルスンは、どうしてジンダンといるのかと尋ねました。「急な用事というのは、コン代表に会うことだったんですか」。ジヨンの説明と目の前の光景が食い違い、ピルスンは彼女に理由を求めます。
ジヨンは、ジンダンと正式に付き合うことにしたと告げ、「私の恋人です」と答えます。それでもピルスンは、ジヨンがジンダンを嫌っていること、自分に気持ちがあることを信じていました。しかしジヨンは、これからはジンダンを好きになることにしたと説明し、ピルスンのことは好きではないと否定。家族のための嘘で、ピルスンを遠ざけてしまいます。
その頃、スヨンとジンテクの娘コン・マリは、母がそばにいない寂しさから体調を崩していました。母を求め、元気をなくしていくマリ。ジンテクとの夫婦の問題が続くなかで、マリもまた、母に会えないつらさを抱えていたのです。
コン家の親族コン・デスクは、ジンテクに離婚後のマリをどうするつもりなのかと尋ねます。ジンテクが娘をかわいがっていることは分かっていても、母を頼りにしているマリを部屋に閉じ込めておくのはよくないと指摘。幼い頃から世話をしてきたスヨンのもとへ送ることが、マリのためになると勧めました。
ただ、デスクの話はそこで終わりません。マリが母のところへ行けば、ジンテクのそばには誰が残るのかと問いかけます。今から再婚して子どもを育てることも簡単ではないと話し、今度はジンダンを養子に迎えてはどうかと持ちかけるのでした。
デスクは、ジンダンが婚外子であることを以前から気にしていました。同じコン家の人間なのだから、ジンテクの養子になれば周囲からの見られ方もよくなり、家の体面も整うという考えです。マリを母のもとへ送る提案に続いて、ジンテクとジンダンの親子関係を新たに作る話まで出てきました。
その間にも、マリはますます母を求めるようになります。結局、スヨンがマリのもとへ来て看病することに。けれど、マリが会いたい相手は母だけではありませんでした。「お兄ちゃんにすごく会いたい」と訴え、今度は兄のピルスンにも来てもらえるよう、母と父を説得します。
マリの願いを受け、ジンテクはやむなくピルスンの見舞いを認めました。ピルスンはすぐに車を引き返し、妹に会うために駆けつけます。仕事をめぐって対立しているジンテクの家ですが、マリが会いたがっていると知ったピルスンは、そのもとへ向かいました。
ところが、そこへジンダンが帰ってきます。家にいるピルスンを見るなり、「ここをどこだと思って入ってきたんだ」と声を荒らげるジンダン。マリの希望を受け、ジンテクの許可も得て訪れた見舞いの場で、ピルスンは再びジンダンと対立することになりました。
クルミットの感想
今回いちばんつらかったのは、ジヨンがピルスンに、ジンダンを好きになることにしたと伝える場面です。これから好きになると決める言い方に、自分の気持ちを置き去りにする苦しさが出ていた気がします。母ミジャの借金のために、娘が恋愛まで引き受けるのは重すぎるよね。
ピルスンも、自分への気持ちがあるはずだと信じているからこそ、簡単には受け止められない。事情を話せたらと思うけれど、家族を理由に本音を隠すジヨンを見ていると、もどかしくなりました。
スヨンが、ピルスンと会社を守るためにジンテクへ言い返したところには、よく言ってくれたと思いました。夫婦の間にどれだけ怒りがあっても、息子や撮影を待つ人たちにまで向けないでほしいです。
そしてマリの話からジンダンの養子縁組へ進むデスクには、今はそこを考える場面なの、と引っかかりました。母にそばにいてほしい、兄にも会いたいというマリの願いを、まず受け止めてほしい。ようやくピルスンが駆けつけたのにジンダンが怒鳴る最後は、お見舞いくらい静かにさせてあげて、と言いたくなりました。
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