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今回は、ジュニが兄ドンビンとチャン課長のつながりを目撃する一方、イニョンの妊娠と流産をめぐる嘘にも厳しい目が向けられます。
第83話のあらすじ
警護担当者からの報告を受けたジュニは、キム・サンジェの息子キム・ジェミンの尾行を指示したのが、チャン課長ではないかと疑っています。そこでチャン課長に、ジェミンの警護を引き受けてほしいと頼みます。疑っている相手に警護をお願いするジュニ。チャン課長がどう答えるのか、気になるところです。
チャン課長は、ジュニの父カン・ベクサンの補佐をしなければならないため、引き受けるのは難しいと断ります。さらに、代わりに警護を頼めそうな人物も知らないと答えました。ジェミンを守るための相談は、ここでは先に進みません。
ところがジュニは、ベクサンからチャン課長の経歴を聞きます。チャン課長は、以前ベクサンのそばで警護の仕事をしていたというのです。警護の経験があると分かると、頼める人を誰も知らないという返事も気になります。もちろん、それだけで嘘とは決めつけられないけれど、すんなり納得もできないよね。
その後、ジュニはドンビンを訪ね、ジェミンの父サンジェを覚えているかと尋ねます。そして、サンジェが亡くなったことを最近になって知ったと伝えました。さらに、サンジェに続いて息子のジェミンも殴られる被害に遭っていたことを、淡々と話します。
なぜ自分にそんな話をするのかと尋ねるドンビン。ジュニは、ジェミンが殴られたうえ、数日前にはバイクのひき逃げにまで遭ったことを説明します。どんな方法で助ければいいのか、助言を求めに来たというのです。ジュニは援助の相談という形で、ジェミンに重なった被害をドンビンに伝えていきます。
ドンビンは、生活が苦しいなら治療費を援助してやればいいと答えます。ただ、ジュニの話に戸惑いを隠せません。答えの内容は金銭的な援助の提案ですが、その反応には動揺が表れています。ジュニが淡々と話しているだけに、ドンビンが何を気にしているのか、こちらも考えてしまいます。
その夜、ドンビンは風に当たってくると言って家を出ます。夜中に突然出かける兄の様子を見て、ジュニは不審に思いました。ドンビンが外で会おうとしていた相手はチャン課長。そしてジュニは、二人が会っているところを目撃します。
チャン課長はドンビンに、ジェミンのバイクのひき逃げは偶然の事故だったと話します。一方で、自分がジェミンに人をつけたことを、ジュニに知られたようだとも伝えました。この話にドンビンは驚きます。尾行への関与に気づかれたかもしれないという報告と、それを聞いたドンビンの反応。二人のつながりを、ますます疑いたくなる場面です。
一方、ジュニの母ヨ・ヒャンミには、ジュニから電話が入ります。イニョンに急な会社の用事ができ、産婦人科へ行けなくなったという連絡でした。イニョンの予定をジュニが代わりに伝えてきたことに、ユランはあきれたような笑いを漏らします。
そんなユランに、ヒャンミはジュニも知っているのかと尋ねます。何を知っているという意味なのか、ユランは戸惑いました。ヒャンミが話題にしたのは、イニョンの妊娠と流産が嘘だったこと。ユランも事情を知りながら嘘をついていたのかと、問いただします。
ユランは、愛する相手のためにはその方法しかなかったと話すイニョンを見て、気の毒に思ったのだと説明します。それで助けるしかなかったというのです。自分が協力した理由を、イニョンへの同情として話すユラン。でも、ヒャンミが問題にしている嘘の重さは、その説明だけでは変わらないよね。
ドンビンが妊娠と流産の嘘を知らずにいると分かり、ヒャンミは「妊娠を餌にした結婚詐欺」だと厳しく言います。イニョンを気の毒に思ったというユランの説明とは、ずいぶん違う受け止め方です。妊娠を信じていた側からすれば、簡単に済ませられる話ではありません。
ただ、ヒャンミはベクサンとドンビンが知ったときの衝撃も心配します。そして、解決する方法が見つかるまでは、自分が真実を知ったことを秘密にしておくようユランに念を押しました。妊娠と流産の嘘を厳しく責めながらも、ベクサンとドンビンへの影響を考え、まずは解決策を探そうとするヒャンミでした。
クルミットの感想
今回いちばん気になったのは、ジュニからジェミンの話を聞いたドンビンの反応です。治療費を援助すればいいと答えても、戸惑いがにじんでしまう。その後、夜中にチャン課長と会いに行くところまで見ると、やっぱり疑いは強くなるよね。何を知られることが怖いのか、つい考えてしまいました。
ジュニが助け方を相談する形で話を進めるのも印象に残りました。チャン課長の経歴を知り、その後でドンビンとの接点まで目撃する。少しずつ手掛かりが増えていく流れに、こちらも落ち着かなくなります。あの面会を見たジュニが、どう考えるのか気になります。
ユランの、気の毒だから協力したという説明にも引っかかりました。同情した気持ちを理由にされても、妊娠と流産の嘘を信じていた側は納得しにくいと思います。ヒャンミが結婚詐欺だと厳しい言葉を向けるのも無理はないよね。
それでも、ベクサンとドンビンへの衝撃を考えて、いったん秘密にするヒャンミ。すぐに伝えることもできないところに、家族の問題としての難しさを感じました。嘘を知ったヒャンミが解決策を探す間も、ドンビンは知らずにいる。その状態が、なんとも落ち着かないです。
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