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今回は、ジュニとイニョンがユランを通して仕掛けた作戦で、転落事故の真相にたどり着く第110話を紹介します。
第110話のあらすじ
ジュニは、自分を崖から突き落としたのが兄のドンビンではないかと疑っていました。ところが、疑いばかりが強まっても証拠は見つかりません。真相を確かめられない状況に、ジュニはもどかしさを募らせます。
そこで力を借りたのがイニョンでした。二人が考えたのは、ユランを通してドンビンに情報を伝える作戦です。事故の証拠につながる話を聞いたドンビンがどう動くのか、その反応を確かめようとします。
イニョンはまず、ジュニの転落事故を目撃した人を探しているという書き込みをします。さらにユランの目の前で、事故当時に写真を撮った人物と会う約束を取り付けました。写真を受け取る話を、ユランに伝わるように進めたのです。
二人の計画に気づいていないユランは、その話をドンビンに伝えます。これで、イニョンが事故の写真を手に入れようとしているという情報がドンビンに届きました。
ドンビンは、協力者のチャン課長に連絡します。重要な物を受け取らなければならないので、イニョンを足止めしてほしいと頼んだのです。しかしチャン課長は、もう危険な仕事には手を出さないと断ります。
するとドンビンは、「あの折り畳み式の携帯電話さえきちんと回収していれば、何の問題もなかった。チャン課長が失敗したせいで問題が大きくなった」と責めました。自分の頼みを断ろうとする相手に、失敗の責任を取るよう迫ります。
そのうえで、誰も傷つくことはないと強調するドンビン。チャン課長はその言葉に押され、イニョンの家の前に人を送り込みます。いったんは断ったものの、結局はまたドンビンの依頼に応じてしまいました。
ところが、送り込んだ人たちからは、イニョンに出かける様子がないという電話が入ります。足止めするはずのイニョンは動こうとせず、写真を受け取るために約束の場所へ向かったのはドンビンでした。
ドンビンは、待っていた相手に十分な金額を払うので写真を渡してほしいと持ちかけます。しかし、相手は何も言いません。ドンビンがその沈黙を不審に思い始めたとき、目の前の人物が帽子を脱ぎました。
そこにいたのはジュニです。写真を手に入れようと現れた兄を前に、自分を崖から突き落とした犯人がドンビンだったと知り、怒りをあらわにします。証拠を求めて仕掛けた作戦の先で、ジュニは兄が自分を襲ったという真相にたどり着いたのです。
また、この日のジュニは、ドンビンとイニョンが会っているところを目撃していました。イニョンは、ドンビンが勝手な行動を取れないよう警告するために会ったと説明します。しかしジュニにとっては、イニョンが一人で兄に接触すること自体が心配でした。
ジュニは、「僕の事故が本当に兄さんの仕業なら、その事実を知っているのがイニョンさんでも放ってはおかない」と伝えます。そして、ドンビンには一人で会わないよう念を押しました。兄への疑いが、イニョンの身を案じる言葉にも表れています。
一方、二人の父でテヨングループの会長カン・ベクサンは、チャン課長に「最近、私の知らないところで何をしているんだ」と尋ねます。さらに、ドンビンが認知症を口実に、自分を会社から追い出そうとしていることを明かしました。
ベクサンによると、ドンビンは実父がテヨングループの罪を背負って亡くなり、その犠牲によって今の会社があると考えているのでした。ベクサンはドンビンの実父のことを思っても、息子がこれ以上道を踏み外すのを止めなければならないと考えています。
ベクサンは、チャン課長がドンビンの依頼で尾行をしていたことや、イニョンの家族が今も脅かされていることを、ジュニから聞いていました。だからこそ、ドンビンのためにも、その行動を止めるようチャン課長に求めます。
さらにジュニは、ベクサンからイニョンの父に関する調査をやめるよう言われていました。そこでドンビンを訪ね、ベクサンと何か取引をしたのかと問いただします。
ドンビンは「悪いことはしていないのに、どうして自分の座を諦めるんだ」と答えます。実父の墓の上に築かれたと考えるテヨングループ。その会社を手に入れるまでは止まらないという意思を示しました。
クルミットの感想
今回は、帽子を脱いだジュニの場面がつらかったです。そこまでして兄が犯人かどうか確かめなければならなかったんだと思うと、作戦が成功しても喜べないよね。自分を崖から突き落としたのが兄だったなんて、怒りだけでは片づけられないと思います。
それにしても、チャン課長への責任の押しつけ方には腹が立った!携帯電話を回収できなかった相手を責めて、また自分のために動かそうとする。誰も傷つかないと言われても、イニョンの家に人を送り込む時点で、安心できる話じゃないですよね。チャン課長にも、最初に断ったところで踏みとどまってほしかったです。
ベクサンの言動も引っかかります。ドンビンが壊れるのは止めたいのに、イニョンの父の調査はやめさせようとする。息子を思う気持ちはあっても、それでイニョンたちが納得できるわけではないはず。ジュニが取引を疑って確かめに行くのも無理はないと感じました。
一人でドンビンに会わないようイニョンに伝えたジュニの警告も、真相が分かると一段と重く響きます。兄への疑いを抱えながら、イニョンの身も案じなければならない。ジュニが背負っているものの重さが残る回でした。
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