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今回は、ユランとの結婚を決意するジュニと、夫の病気を知ってしまうヒャンミ、それぞれの思いが描かれる第57話です。
第57話のあらすじ
イニョンが、かつて自分が愛した女性だと知ってから、気持ちが揺れていたジュニ。けれど、今のイニョンの恋人は兄のドンビンです。兄のこと、そして自分のそばにいてくれたユランのことを考え、ジュニはイニョンへの思いに区切りをつけ、ユランと向き合おうと決めます。
ジュニはユランに、事故に遭って苦しかったころ、自分にとって光のような存在だった人がいたと打ち明けます。最近まで、その相手への思いに揺れていたことも伝えました。過去の恋を隠したままユランのもとへ進むのは失礼だと考え、正直に話すことを選んだのです。
ユランは、ジュニの心に誰かがいることをすでに知っていました。それでも知らないふりをしていたのは、そばを離れてほしいと言われるのが怖かったから。そのことをジュニに伝えたユランは、なぜ今になって話してくれたのかと尋ねます。
どうしてもその女性を忘れられないのかと聞くユランに、ジュニは、その人は過去の人で、自分の気持ちも最近になって終わったと説明します。ユランに対して、せめて真心だけは持っていきたかったというジュニ。そして、こんな自分を受け入れてくれるかと問いかけます。
ジュニが心を整理したと知り、ユランは自分には変わったことがないと答えます。別の女性を思っていたジュニと、それを知りながらそばにいたユラン。二人がここまで抱えてきた気持ちが、言葉になっていきます。離れてほしいと言われるのが怖くて黙っていたというユランの話は、聞いていて切ないですね。
一方、ジュニから近くユランにプロポーズするつもりだと聞いたドンビンは、ユランにその話をします。両親に続いてジュニの心まで得たユランの力を認め、どんな秘訣があるのかと尋ねました。ドンビンは以前から、ユランにジュニと結婚して出ていくよう求めていたのです。
ユランはドンビンに、ジュニを愛しているとはっきり伝えます。その言葉を聞いたドンビンの表情は硬くなりました。ユランは自分の立場をわかっているとしたうえで、秘訣は心からジュニを愛することだと話します。自分自身もだまされるほどに愛し、その真心が通じたのだという答えでした。
そのころ、ジュニとドンビンの母ヨ・ヒャンミは、夫のカン・ベクサンの行動に疑問を抱いていました。毎朝鳴るアラームと、その音を合図に書斎へ入るベクサン。さらに、ベクサンのあとを追ってユランも書斎へ向かいます。二人の行動が、ヒャンミには気になっていました。
ヒャンミはベクサンの薬の容器を持って病院へ行き、主治医を訪ねます。そこでベクサンが認知症であることを確かめ、衝撃を受けました。毎朝のアラームやユランの行動を不思議に思っていたヒャンミは、夫が抱えていた病気を知ることになったのです。
病院から戻ったヒャンミはユランを訪ね、「どこまで知っているの?」と問い詰めます。ベクサンの薬を病院で確認してきたことを告げ、どうして自分にこんなことができるのかと責めました。夫が病気だったことに加え、ユランが先に知っていたことも、ヒャンミにはつらかったんですね。
ユランは、自分も最近知ったばかりだと説明します。病気についてはベクサン本人からヒャンミに話すべきだと考え、そばで手助けすることしかできなかったというのです。ヒャンミは、夫には自分に隠していた理由があるはずだと受け止めます。そして、症状がよくなることに希望をつなぐ言葉を口にしながら、泣き崩れました。
一方、ジュニは外に出てばかりいるイニョンに、自分といるのが気まずくてそうしているのかと尋ねます。そのうえで、イニョンの助言どおり、自分のそばにいる人に誠実でいようと思っていると伝えました。もうイニョンを苦しめることはしないと告げ、ユランと向き合う意思を示します。
そしてジュニは、ユランにプロポーズします。これからは自分がユランの手を握り、寒い思いをさせないよう、その手を離さないと約束しました。過去への思いを打ち明けたうえで、今そばにいるユランと歩もうとするジュニ。ところが、ユランは複雑な表情を浮かべます。
ユランの返事は、「自信がありません。ジュニさんとは結婚できません」。ドンビンにはジュニへの愛を伝え、その真心が通じたと話していたユランが、本人からの求婚を断ったのです。結婚へ進もうと決意したジュニに対して、ユランは申し出を受け入れませんでした。
クルミットの感想
今回いちばん引っかかったのは、やっぱりユランの返事です。ドンビンにはジュニを愛しているとはっきり言っていたのに、求婚されると自信がないと断る。この食い違いを見ると、好きな相手から選ばれればそれで安心、という気持ちにはなれないんだなと感じました。
ジュニが過去の恋を隠さず話したのは、誠実であろうとしたからだと思います。ただ、気持ちが終わったのは最近だと聞かされるユランの側は、そんなに簡単に切り替えられないよね。私だったら、手を離さないという約束をうれしく思う一方で、本当に信じていいのか迷いそうです。
ヒャンミが病院で夫の病気を知る場面もつらかったです。毎朝のちょっとした違和感が、こんな事実につながるなんて。本人から聞きたかっただろうし、先に知っていたユランを責めたくなる気持ちもわかります。それでも回復への希望を口にして泣く姿を見るのは、苦しかったです。
そして、ユランの愛の言葉で表情が硬くなったドンビン。結婚して出ていってほしいという自分の都合と、ユラン本人の気持ちには隔たりがありそうです。断った理由を決めつけずに、ユランが自分の言葉で何を話すのかを待ちたいです。
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