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第62話は、ジュニがイニョンの妊娠と流産の嘘に気づき、本人に突きつける回だったよ。病院で確かめた後の言葉が、どれも重く聞こえる。
第62話のあらすじ
イニョンの携帯電話のメッセージを見たジュニは、これまでの通院の仕方に疑問を抱く。イニョンはドンビンに付き添ってもらわず、一人で病院に通っていた。メッセージをきっかけに、その行動がジュニの中で引っかかり始める。
疑いを確かめるため、ジュニは病院へ足を運ぶ。そこで分かったのは、イニョンが受けていたのは足首の捻挫の治療だけだったということ。妊娠していたことも、流産したことも嘘だった。話を信じていた側からすれば、これまでの説明を根本から疑ってしまう事実だった。
その後、ジュニはイニョンと一緒に店舗の点検へ向かう。そこで、流産は出産と変わらないほど体に負担がかかると聞いたが、会社への復帰が早すぎるのではないかと尋ねる。一見すると体を気遣う問いかけでも、病院で確認した後だと分かっていると、違う意味に聞こえる。
さらにジュニは「思ったより回復が早いですね。心が痛むと体の傷もなかなか癒えないものなのに。強い人ですね」と意味深な言葉を重ねる。イニョンはその言葉に戸惑う。ジュニはすでに嘘を知っているだけに、このやり取りは見ているだけでも落ち着かない。
続いてジュニは、デート中のユランにも事故当時のことを尋ねる。イニョンの事故で驚いたはずなのに、なぜ自分には連絡をしなかったのか。病院で知った内容だけでなく、事故のときに誰がどう動いていたのかにも、ジュニは疑問を向けていく。
ユランは、イニョンがすぐに手術室へ入ったため、気が動転していたと説明する。それを聞いたジュニは、次に病院へ行くことがあれば、まず自分に連絡して一緒に行こうと伝える。その場では話を収めるものの、釈然としない気持ちは残ったままだ。
足首の捻挫の治療だけだったという確認と、すぐに手術室へ入ったというユランの説明。この二つは、どうにもつながらない。ジュニがその場でさらに問い詰めることはなくても、見ているこちらには、ユランの説明への疑問が残る。
そして深夜、ジュニはイニョンを公園へ呼び出す。昼間の遠回しな言い方から一転し、今度は彼女に向かって「キム・イニョン、どこまでが本当で、どこまでが嘘なのか分からない」と告げる。問いかけの対象は体の回復ではなく、イニョンの言葉そのものに変わっていた。
続けて突きつけたのは、「妊娠も流産も全部嘘じゃないか」という言葉だった。イニョンは話を避け、その場から逃れようとする。しかしジュニは、病院で嘘だと確認したことを伝える。ただ疑われているだけではなく、すでに確かめられていたイニョンは、苦しい立場に追い込まれる。
一方、チャン課長はドンビンから、財団でボランティアをしているキム・ジェミンの動向を、しばらく把握してほしいと頼まれていた。そんなチャン課長がドンビンに尋ねたのは、ジェミンの折り畳み式携帯電話を回収した理由だった。
ドンビンは、みんなのためにも知らないほうがよさそうだと答え、理由を明かさない。動向を探るよう頼む一方で、携帯電話を回収した事情は伏せたまま。何のために回収したのか、チャン課長の質問に対する具体的な答えは出てこなかった。
さらにドンビンは、30年前の実父に関わる事件についてチャン課長に質問する。事件の現場にいたのか、そして実父が逮捕されたことをどうやって知ったのか。今度はドンビンが答えを求める側になるが、チャン課長からは、はっきりした返答を得られなかった。
そのころ、財団の事務所にいたジェミンは、めまいを感じていた。財団関係者のヨ・ヒャンミはその様子を見て、しばらくボランティアを休んではどうかと勧める。さらに、どういう経緯で殴られる被害に遭ったのかを尋ねた。
ジェミンは、イニョンの父サンジェの事故を起こした犯人を捜していて、自分も被害に遭ったと話す。その説明を聞いたヒャンミは動揺を隠せず、不安そうな様子を見せる。ジェミンの体調を案じて始まった会話で、今度はヒャンミの反応が気になってくる。
クルミットの感想
一番こたえたのは、公園でジュニが嘘を突きつける場面だった。妊娠だけでなく、流産まで嘘だったと知れば、ほかの言葉まで疑いたくなると思う。どこまでが本当なのか分からないという言葉から、イニョンの何を信じればいいのか分からなくなった感じが伝わってきて、しんどかった。
店舗点検へ向かうときの言葉も、事情を知ってから聞くと怖い。体を心配する形で話しかけているのに、イニョンには簡単に返せない。そこで戸惑い、公園では話を避けようとする姿を見ると、もう隠し通すのは難しいと感じた。
ユランの手術室の話にも引っかかった。ジュニが病院で確かめた内容と合わない以上、その説明で納得はできないよね。次はまず自分に連絡してほしいと伝えたところに、今後は自分でも確かめたいのかな、と感じた。
それから、ジェミンの話を聞いたヒャンミの動揺も気になる。休むよう勧めていた人が、サンジェの事故の話では不安を隠せなくなる。その変化は覚えておきたい。ドンビンとチャン課長の間でも答えが出ず、今回は問い詰められる側の返し方が妙に印象に残った。
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