ご訪問くださりありがとうございます! クルミットです♪ 第93話では、イニョンが隠してきた素性だけでなく、妊娠の嘘までドンビンに知られてしまいます。
第93話のあらすじ
ドンビンの養父カン・ベクサンと母ヨ・ヒャンミが、予定より早く旅行先から戻ってくる。二人の帰宅を不審に思ったドンビンは、チャン課長とひそかに会うことに。チャン課長は、ドンビンの実父と養父の両方に縁がある人物だ。
ドンビンは「この家での俺の立場は危うい」と打ち明け、チャン課長を叔父のように感じていると話す。自分と二人の父親を知る相手に親しみを示し、同情を引こうとするドンビン。家の中で何が起きているのか、確かめようとする。
するとチャン課長は、ベクサンの健康問題には触れず、イニョンが明け方にキム・サンジェの家から出てきたことを伝える。サンジェはイニョンの父で、キム・ジェミンは彼女の弟。ドンビンは、イニョンが隠していた家族のつながりを知って衝撃を受ける。
ヒャンミのもとへ向かったドンビンは、イニョンがサンジェの娘だと知っていたのかと尋ねる。ヒャンミは、すでに知っていたと認めた。息子が傷つくのを心配し、自分のところで静かに片づけようとしていたという。
さらにヒャンミは、イニョンがこの家に入った目的を明かす。「最初から父親の死を明らかにするために、うちに入ってきた。あなたを愛していたからじゃない」。ドンビンとの関係を利用して家に入り、父の死について調べようとしていたのだと説明する。
それでもドンビンは受け入れられない。イニョンがそんなことをするはずはないと否定し、自分の子どもまで身ごもった相手だと訴える。イニョンの妊娠を信じているドンビンにとって、それはヒャンミの話を否定する理由でもあった。
ところが、ヒャンミの返事はさらに厳しいものだった。子どもは初めからおらず、イニョンはカン家に入るために妊娠したふりをしていたという。しかもユランも、イニョンに頼まれて妊娠の嘘を隠していたと明かす。
素性だけでなく、妊娠も偽りだった。自分の知らないところでユランまで事情を知っていたと聞かされ、ドンビンは「あり得ない。どうして俺に嘘をつくんだ」とヒャンミの言葉を拒む。次々に突きつけられる事実を受け止めきれず、その場を離れる。
続いてドンビンが会ったのはユランだった。イニョンとは初めから知り合いだったのかと問い詰め、イニョンの言っていた「泥棒の友達」がユランなのかと尋ねる。自分のために働くふりをしながら、裏ではイニョンを助けていたのではないかと疑う。
ドンビンは、二人の女性にすっかりだまされていたと自分をあざける。流産を信じて惨めな思いをしていた自分の姿も、二人にはおかしかったのだろうと責めた。子どもを失ったと思っていた悲しみまで、嘘の上に成り立っていたと知ってしまったんですね。
そしてドンビンは、これからは自分に秘密を持たないようユランに念を押す。「二度と俺を裏切るな」。イニョンの嘘を隠すことに関わっていたユランにも、今後は裏切らないよう求めるのだった。
その後、イニョンと向き合ったドンビンは、妊娠が嘘でも構わないと告げる。孤児だと偽っていたことも、サンジェの娘であることも受け入れるという。ヒャンミから知らされた嘘を並べながら、それでもイニョンに確かめたいことがあった。
「俺を愛しているのか。俺を愛したことはあったのか」。ドンビンが問いかけたのは、自分への愛情だった。妊娠も身元も偽りだったと知ったうえで、イニョンの気持ちまで嘘だったのかと尋ねる。父の死を調べるために近づいた彼女に、二人の関係の中に愛があったのかを問う。
一方、イニョンの母ヤン・スギョンも、娘が何をしていたのかを知る。イニョンは父サンジェと弟ジェミンの事故を調べるため、ドンビンとその家族をだましてカン家に入っていた。その事実を知ったスギョンは、今すぐあの家から出るよう娘に求める。
イニョンは、父の技術が盗まれたことだけでも確かめてから出るつもりだと話す。父や弟に何があったのかを調べるために入り込んだ家を、何も確かめずに去る気にはなれない。けれどスギョンは、そのまま調べ続けることを認めようとしない。
自分の人生を台無しにしてから真相を知って、何になるのか。もし相手が関わっていなかったら、どうするのか。スギョンは娘にそう問いかける。疑いを追い続けるうちにイニョン自身が傷つくこと、そして無関係な人まで傷つける可能性を訴える。
スギョンは、人の心に深い傷を残して後悔するくらいなら、自分一人が悔しい思いを抱えて生きるほうがいいと諭す。父の技術について確かめたいイニョンと、今すぐ家を出てほしいスギョン。母は娘の調査を止めようと、厳しい言葉を重ねるのだった。
クルミットの感想
いちばんつらかったのは、ドンビンがイニョンに愛されていたかを尋ねる場面です。妊娠の嘘も、素性を隠していたことも受け入れるから、愛情だけは本物であってほしい。そんな願いを感じました。そこまで譲ってでも聞きたい答えがあると思うと、苦しくなります。
ユランへの「二度と俺を裏切るな」も重かったね。イニョンだけでなく、ユランも秘密を知っていたと一度にわかるのはきつい。流産を信じて悲しんだことまで持ち出すドンビンを見ると、妊娠の嘘が残した傷の深さを感じます。
スギョンが娘を家から出そうとする気持ちも、親としてよくわかります。父のことを確かめたいイニョンの思いは簡単に捨てられないけれど、娘が自分の人生を壊しかねないところまで来ていたら、私もまず止めたくなるはず。相手が無関係だった場合まで考えさせる言葉には、イニョンにも立ち止まってほしくなりました。
ただ、悔しさを一人で抱えて生きろと言われても、すぐには納得できないよね。父のために確かめたいことが残っているのもわかる。それでもドンビンの問いを聞くと、調べるためについた嘘で誰かを傷つけていることから、イニョンも逃れられないんだと感じました。
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