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父の生命保険金を不正受給されていたことを知ったウンソンが、証拠を握ってペク・ソンヒと正面からぶつかった19話。深夜のバス停でファンが思わず本音を口にした場面と、その数時間後に起こった怒涛の展開が、ひとつの回に詰まっています。それでは19話を一緒に見ていきましょう!
華麗なる遺産 19話のあらすじ
生命保険会社を訪ねたウンソンは、父・コ・ピョンジュン名義の保険金がすでにペク・ソンヒの口座へ全額振り込まれていたことを知ります。ウンソン名義の委任状まで用意されていて、本人確認の電話も別の番号で処理されていた。
回想で映し出されたのは、お父さんの葬儀の日。喪服のままベッドに倒れているウンソンに、「ちょっと起き上がってこれだけ書いて」と一枚の紙を押しつけるペク・ソンヒ。あれが使われていたんです。
葬儀の当日に、もう動いてたわけです。気持ちが悪くなるくらいゾッとしました。
保険会社を出たウンソンは一人で街をさまよい、その日は昼から連絡が取れなくなります。ファンは午後の営業の約束を破られ、夜になっても戻らないウンソンを心配して玄関前をうろうろ。ジュンセに電話して「今ウンソンと一緒にいるか」と確認したり、深夜1時45分にバス停で一台一台バスを見張ったり。
午前2時ごろ、ようやくバスから降りてきたウンソンに、ファンが怒鳴ります。
「なんで俺をこんなに心配させるんだよ!」「俺がウンソンを心配したらなぜダメなんだ!」
安堵が全部セリフに出てしまった感じ。言ったあと自分でも気づいてあわてて口閉じてましたね。ウンソンが「え、まさか…?」ってなる顔が好きでした。
この帰り道を車の中から見てしまったジュンセは、翌朝ファンに「気持ちを諦めろ」「ウンソンに近づくな」と告げます。「ウンソンを傷つける人間だから」と。でもファンは引きません。「俺がウンソンを好きになったらなぜダメなんだ」と言い返す。ジュンセとしては二人の間の複雑な事情を知っているからこその言葉でしたが、ここはファンが正論でした。
その日の午後、ウンソンはペク・ソンヒをカフェに呼び出します。証拠書類を並べて正面から問いただすと、ペク・ソンヒはまったく動じない。「あのお金は全部借金返済に使った」「委任状はあなたが自分で書いた」と。言い争いが続くうちにウンソンが「スンミとファンの結婚を邪魔することもできる」と口を滑らせてしまいます。ペク・ソンヒが「スンミに手を出したら許さない」と返して、その場は終わります。
教会の清掃営業では、ファンとウンソンが二人で床や窓をぐるぐると拭いて回りました。終わったあと、教会の外でファンがひとりで安い海苔巻きを食べているのをウンソンが見つけます。「一緒に仕事して、ご飯だけ一人で食べるの?」と言うと、ファンがもうひとつの弁当箱を差し出す。
ちゃんと二人分買ってきていた。
にくいことするな、と思いました。あの場面だけ空気が全然違いましたね。
そして夜、事態が急変します。
ペク・ソンヒとスンミが突然、チャン・スクチャの家を訪問。ペク・ソンヒは「再婚した夫が亡くなって、その亡くなった夫の娘がウンソンです」と打ち明け、続けて「ウンソンは最初からチャン・スクチャを知っていた」「ファンの顔も事前に知っていた」と話します。保険金の件も「ウンソンに脅されて口止めされていた」という形に変えて、ウンソン自筆の委任状まで証拠として持ち出しました。
ウンソンが階段を降りてくると、全員の視線がそちらへ向きます。ファンも黙って見ているだけ。チャン・スクチャも書類が揃いすぎていて庇える状況ではない。ヨンランがウンソンの頬を叩きます。
ウンソンは何も言わず部屋に戻り、入居したときの荷物をそのままバッグに詰め込んで、静かに家を出ていきました。
19話で一番きつかった場面
委任状が出てきたときです。
カフェでも、チャン・スクチャの前でも、「あなたが自分で書いた委任状でしょ」という言葉が同じように使われた。ウンソンが書いたのは事実。でも「どんな状況で書かされたか」を知っているのはウンソンだけで、その証人はもういない。
叩かれたあとのウンソンの目がチャン・スクチャに向いていたのを見て、なんとも言えない気持ちになりました。チャン・スクチャが黙っていたのは、証拠が揃いすぎていてどうしようもなかったからだと思います。信じてあげたくても、信じることを正当化できる材料がなかった。それがわかるから余計にきつかった。
ペク・ソンヒがカフェでウンソンと話したその日の夜に家まで乗り込んできたことを考えると、「スンミの結婚を邪魔する」とウンソンが口にした瞬間から、もう動くつもりだったんだと思います。先手を打たれた。それだけのことです。
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