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クルミットです♪
空港で突然現れたお父さん、ソヌ・ファンがピアノの音を頼りにウヌを見つける場面、そしてユ・スンミが初めて本音を口にした夜。27話は本当にいろんなものが一気に動いた回でした。最後のカットが頭から離れないまま書き始めています。
それでは27話を一緒に見ていきましょう!
華麗なる遺産 27話のあらすじ
空港に現れたのは、死んだはずのコ・ピョンジュンです。
コ・ウンソンは立っていられなくて、その場にへたりこんでしまいます。手をつかんで「本物のお父さん?」と確かめる、その手の動きが見ていてつらかった。「どうして連絡しなかったの」「ごめん、ごめんな」と言いながら二人が抱き合う場面、ようやくここまで来たと思いました。
ソヌ・ファンがその様子を見ていた。「お父さん」という言葉の重さを、横で感じながら。
車の中でひとつ驚きの話が出てきます。コ・ピョンジュンは、ウンソンの名前でメールを受け取っていたというのです。「保険金を取られると困るから連絡を絶つ」という内容で、本人が書いたと信じていた。ウンソンとソヌ・ファンが同時にある人物を思い浮かべます。ユ・スンミでした。
ソヌ・ファン、振り返れなかったですよね。長年そばにいた人が、ずっとそんなことをしていたとわかった瞬間。
チャン・スクチャのところで、ペク・ソンヒを呼び出して対決することになります。ヨンランが電話して「お義母さんが聞きたいことがあるって」と引き寄せる。ペク・ソンヒは別のことを調べられると思って来たのですが、二階から降りてきたのはコ・ピョンジュンとウンソンでした。ペク・ソンヒが青ざめる。
「ウヌはどこにいるんですか」と迫っても、「なぜ私がソヌ・ファンのおばあちゃんにウヌの話をしなきゃいけないの」と言い返してくる。さすがに崩れない人です。最終的には「今はウヌがどこにいるかわからない」と言い残して帰っていきます。
一方、ソヌ・ファンはウヌを探しに向かっていました。ヨンソクのバーで「ヨンジェ」という子を失くしたという話を聞いて、もしかして、と思い始める。近所の路地を歩いていると、どこかから小さなピアノの音が聞こえてきます。小さな教会に入ると、一人でピアノを弾いている子がいました。
「コ・ウヌ、お前のお姉ちゃんはコ・ウンソンか?」
ウヌが「姉ちゃんを待っていなきゃいけないんだ」と答えた瞬間、ソヌ・ファンの目に涙が浮かびます。ずっとそこにいたんだ、と。抱きしめると、ウヌは「違う、形が違う」と言いながら押しのける。それでも離さないソヌ・ファンでした。
おばあちゃんの家の庭で、ウヌを背負ったソヌ・ファンと、玄関から出てきたウンソンとコ・ピョンジュンが鉢合わせします。
「ウヌ……?」
ウンソンが駆け下りて抱きしめる。コ・ピョンジュンが後から追いついて一緒に抱きしめる。ウヌが「苦しい!」と言って身を引きはがすと、ウンソンが思わず笑う。父親だけそのまま地面にへたりこんで、声をあげて泣きます。
ウヌが小指を差し出して、ウンソンが合わせる。お互いの首飾りにキスをする。この二人だけの挨拶、離れていた間もずっとそれが続いてたんだなって。
室内に戻ると、ウヌが突然ペク・ソンヒの電話番号、車のナンバー、住んでいたアパートの名前を全部暗唱してしまいます。「姉ちゃんに会うには、お母さんの言うことを聞かなきゃいけないって言われてた」と。コ・ピョンジュンの顔が崩れて、ウンソンは胸を押さえて立てなくなる。
スンミのアパートに乗り込んだとき、コ・ピョンジュンがペク・ソンヒを叩こうと手を上げます。そこへウヌがすっと父の腕をつかんで「お母さんだよ。叩いたら痛いじゃないか。お母さんを痛くしちゃいけないんだ」と言いました。
コ・ピョンジュンが手を止めて、そのまま泣き崩れる。ペク・ソンヒの目にも涙がにじむ。ウヌにとっては、どんなことがあってもお母さんなんですよね。ここが一番しんどかったです。
スンミが飛び出してきて、外でウンソンに問い詰められます。「お父さんにメールを送ったのはあなた?」スンミが「そう」と認めた瞬間、ウンソンはスンミの頬を叩きます。ソヌ・ファンが少し離れたところで見ていました。
スンミはその場で話しました。ソヌ・ファンがいなければ自分の人生が想像できなかった。他の人には冷たかったあの人が、自分にだけは違った。世界で自分を特別に扱ってくれた唯一の人だったと。ウンソンは怒りより先に、その深さに言葉を失います。
ソヌ・ファンが「どうしてこんなことができるんだ」とスンミに問いますが、スンミは「行って。ウンソンとお父さんとウヌを送り届けてあげなきゃ」と答えるだけでした。
翌朝、廊下でウンソンとソヌ・ファンがすれ違います。「お父さんはよく眠れましたか」「ウヌは?」それだけ言って、二人は別々の方向へ行く。セリフが少ない分、二人の間の空気がずっしり重かったです。
コ・ピョンジュンは自首し、保険会社とも話し合いがついて、保険金を返せば刑事告発は免れることになります。ウンソン・ピョンジュン・ウヌの三人はブアムドンの小さな部屋で暮らし始めます。ウンソンが作ったキムチチゲを食べながら、コ・ピョンジュンが「おいしくて」と言いながら泣く。穏やかなシーンのはずなのに、ずっと胸が痛かった。
夜明け前、ペク・ソンヒが何も持たずにアパートを出ていきます。目を覚ましたスンミが気づいたとき、母の部屋は空っぽで、携帯も車のキーも部屋に置かれたままでした。「お母さん!」と叫んで外に飛び出したスンミは、どこへ行けばいいかわからなくて立ちすくみます。
最後のカット。アパートの屋上の手すりに、ペク・ソンヒが立ち上がっていました。
27話のペク・ソンヒを見て思ったこと
一番きつかったのはウヌが「お母さんを痛くしちゃいけない」と言った場面です。あの子には何の罪もないのに、ずっと一番理不尽な場所にいた。コ・ピョンジュンが泣き崩れた理由、わかる気がしました。
ユ・スンミの告白、聞いていて何とも言えない気分になりました。全部間違いだけど、ソヌ・ファンへの気持ちそのものは確かにそこにあった。それがかえってしんどい。
ペク・ソンヒは最後まで「ごめんなさい」が言えなかった。「あなたが始めたことだ」と言い続けて、全部失って、何も持たずに夜明けに出ていく。あの軽さが怖かったです。
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