チュノ~推奴~ 第23話 あらすじ 暗号を解いて逃げるテハとテギル、オッポクとチョボクの最後の口づけ

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23話は、テハとテギルが小女将の宿に隠れながら清への脱出ルートを探るところから動きます。噂話に隠された暗号を読み解くくだりは見応えがありました。そして奴婢党の「あの方」の正体が明かされ、オッポクとチョボクの関係も大きく動きます。それでは23話を一緒に見ていきましょう!

チュノ~推奴~ 23話のあらすじ

ファン・チョルンとの戦いから逃れたテハとテギルは、女将たちの旅籠に身を隠します。テギルは大女将とパン画伯の仲睦まじいやり取りを物陰から聞いたあと、チェ将軍の無事を祈っていた小女将を部屋に呼びました。小女将がチェ将軍の消息を尋ねると、テギルは食事も排泄も問題なく元気だと伝えるものの、居場所は教えず、まず食事を出すよう求めます。

こういうところ、テギルのちゃっかりした感じ好きです。

隠れていたテハは、小女将を信用していいのか警戒します。テギルが役人より情のある人間だと答えると、テハは一部だけ見て役人全体をおとしめるべきではないと反論。身分や世の中の在り方をめぐって、二人はしばらく言葉を交わしていました。

この二人、逃げてる最中なのに議論する余裕あるのがちょっとおかしい。

翌朝、小女将が十四歳の娘を千人か二千人選び、清の皇室に仕える侍女として船で送るという噂を話します。テハはこれが、監視下にあるヨンゴルテから送られた出発の合図だと気づきました。曖昧な人数は除外し、「十四歳」を十四日、「船」をカンファ島と解読。出発まで三日しかなく、チュンジュへオンニョンを迎えに行く時間もありません。そこでテギルは、チャッキに使いを送りオンニョンを連れてきてもらい、ヨンインで合流してカンファ島へ抜ける案を出しました。

噂話から暗号読み解くの、地味に頭いい。

二人は地図を見ながら逃走経路を検討し、テギルが囮となって追手を引きつける作戦に。旅籠を出たテハは屋根の上から追手を弓で次々と射倒し、別の道で戦っていたテギルは倒れた追手を見てテハの無事を確認すると、先へ走り去りました。

逃げられたファン・チョルンは、命令どおり動かなかった兵士を殴りつけます。そこへ母親が訪ね、無理をせず暮らすよう諭し、冬に花を咲かせた珍しい薬草を差し出しました。チョルンは風邪気味の母に薬を飲んだか尋ね、手を握ったあと出かけていきます。

チョルンって普段容赦ないのに、母親の前だとただの息子なんですよね。

一方、奴婢党の「あの方」は沈んでいるオッポクに理由を尋ねます。オッポクはこれまで両班だけを殺してきたのに、カンアジという名を交わした相手まで殺してしまったと答えました。あの方は、味方を殺さねばならない時もある、それに耐えてこそ自分たちの世を作れるのだと説きます。オッポクが、力を持っても人を使わない制度に変えればいいのではと問うと、あの方は、力を持つ者は必ず誰かを使う、その力を自分たちが握るのだと返しました。

ソネチョン襲撃に成功した奴婢たちは喜び、宮殿にも攻め込もうと意気込みます。しかしあの方は夜道でオ捕校を刀の一振りで黙らせ、韓服に着替えて左議政のもとを訪問。倉庫を全焼させたこと、奴婢たちがチャンネウォン襲撃を自分たちの世の始まりだと信じていることを報告していました。左議政とあの方は、奴婢には小さな希望だけ見せて信念には変えさせないと笑いながら話し合い、あの方は報酬の田畑と、王を護衛する官職まで求めます。

この人、最初から奴婢側の人間じゃなかったんですね。オッポクたちが命がけで動いてる横でこの余裕、腹立ちます。

翌朝オッポクは、嫁に出されたチョボクの行方を知り、主人の両班に詰め寄ります。鎌を持って膳を蹴り倒し、命乞いする主人からチョボクの居場所を聞き出すと、そのまま鎌で殺してしまいました。

チョボクを捜しに向かったオッポクは、亥の刻にチャンネウォンを襲撃する予定だと知ります。嫁ぎ先で夫になる奴婢に背を向けて座っていたチョボクは、外からオッポクの声を聞いて駆け出し、二人は抱き合って泣きました。チョボクは、逃げればオッポクに見つけてもらえなくなると思い、逃げなかったのだと話します。

チョボクのこの理由、切なすぎる。

そのころチャンネウォン付近では、あの方が予定より早く襲撃を始めようとします。クッポンが問いただすと、あの方は仕える主人がいると正体を明かし、ケノムの銃を奪って発砲。止めようとしたケノムを斬り殺しました。すでに捕卒たちが周囲を固めており、飛びかかったクッポンも刺され、仲間たちは次々と殺されていきます。

オッポクはチョボクにウォラク山へ逃げるよう言い、二人だけで暮らそうと提案します。しかしチョボクは、それでは誰が世の中を変えるのかと、戻って戦うよう促しました。オッポクは銃を渡し、必ずウォラク山へ行くと約束して背を向けますが、途中で引き返してチョボクと口づけを交わし、二人は涙を流しながら別れます。

23話で一番きつかったシーン

一番刺さったのは、やっぱりオッポクとチョボクの別れです。チョボクの「逃げればオッポクに見つけてもらえなくなると思って逃げなかった」、この一言だけでもう十分きつい。何も言わずに待ち続けるのって、逃げるより苦しいと思うんですよね。

そして「あの方」の正体。奴婢たちが命をかけてソネチョンを燃やして喜んでる横で、涼しい顔で左議政に官職を求めてるの見て普通にイラッとしました。ケノムとクッポンがあっさり殺されていく展開も容赦なくて、奴婢党の人たちがどれだけ利用されてただけだったのかがわかって苦しくなります。

オッポクが主人を殺すところも、正直やりすぎとは思えませんでした。それだけチョボクを勝手に売り渡された怒りが大きかったんだろうなと。

テハとテギルの暗号解読パートは頭脳戦っぽくて面白かったんですけど、オッポクたちのあまりの展開に感情が持っていかれてしまいました。最後にオッポクが引き返して口づけするところ、あれで終わるのずるいです。

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