悪魔判事-4話-5話-6話-感想付きネタバレありで!

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謎の感染症が蔓延し荒廃した世界で、判事・ヨハンが新たな裁判制度・示範裁判を実施することを決めたり、最初の示範裁判が行われたり、ヨハンの元で働く判事・ガオンはヨハンを信用しておらず何が目的か探ろうとしていたりと、色々あった前回。
そして今回、ヨハンの過去や生い立ちなどが明らかになり…。

【悪魔判事】(ネタバレあり)

4話

ヨハンのことを「悪魔だ」と言っている人がいることを知ったガオンが衝撃を受けるなか、ヨハンたちは社会的責任財団が主催するファッションショーに誘われる。
ガオンも一緒に来るよう誘われるも「なぜ判事がファッションショーに?私は用があるので行きません」と参加を断るのだった。
その夜、ヨハンは部下の判事と共にファッションショーに参加する一方、ガオンは学生時代のヨハンを知る男の元を訪ね、ヨハンの子ども時代について話を聞くことに。
ヨハンは子供の頃から少し変わっていて、学校で教室に鳥が入ってきた時にはその鳥を殺してしまい周りを引かせたこともあったのだとか。
そしてその出来事を機にヨハンはクラスメイトから”怪物”と呼ばれるようになった。

つまりネットで”怪物”と書き込んだのはクラスメイトということなのでしょうか…

そんなある日、少年ヨハンはクラスメイトたちの貧富の差を利用しクラス内で生徒同士で争いが起こるよう工作し、学級崩壊させたのだった…。
それを聞いたガオンはヨハンのオフィスはするとヨハンは「探し物はこれか?」とデスクに仕掛けてあった盗聴器を手渡す。
そして2人が話していると突然、ヨハンのオフィスの壁が爆発。

壁の中に爆弾が仕掛けられていたようです…

ガオンは爆発の衝撃で意識を失うなか、軽症で済んだヨハンは彼を自宅のベッドまで運んであげるのだった。
翌日、ヨハンはテロには屈せず予定通り示範裁判を行うと記者たちの前で宣言する。
そして被告人については「弱者への暴行を繰り返す権力層の子弟、チュンウォンF&Bのヨンミン副社長です」と宣言するのだった。

どうやら彼の母はヨハンの上司である法務部長官・ギョンヒの息子のようです

それをテレビで見ていた法務部長官・ギョンヒは驚き憤るなか、ヨハンは「すべての国民は法の前に平等です!」と話すのだった。
一方、ヨハンの家で目を覚ましたガオンはヨハンの家を歩き回る。

めちゃくちゃ大豪邸ですね…

そしてガオンは家の中で車椅子の少女・エリヤと出会うのだった。
その後、ギョンヒは息子の件で示範裁判を開かせないよう手を回そうとするも失敗に終わり、数日後予定通り示範裁判は開廷しようとしていた。

5話

女刑事・スヒョンはヨハンのオフィスに爆弾を仕掛けた犯人について捜査していた。
そして「最初から部屋に仕掛けられていたのでは?」と推理したスヒョンは部屋の内装を担当した業者を訪ねる。
しかし内装業者は非協力的で何も話を聞けず、この日は帰るのだった。

強面で怪しい雰囲気の内装業者ですね…

その後、ヨハンもその内装業者の元を訪ねる。
そしてヨハンが力ずくで脅した結果、内装業者の男は「財団から脅しをかけろと指示されたんだ!」と明かすのだった。

どうやらヨハンと財団の間に何かしらの因縁があるようですね…

一方、爆破事件により負傷しヨハンの家で療養中のガオンは、ヨハンの家を調べヨハンがどんな人物なのか探り始めるのだった。
そんななか、次に示範裁判が行われようとしているヨンミンについて、過去に彼が起こした事件でまだ示談が成立していなかった食堂での暴行事件の被害者が次々と示談を申し出てくる。
実はヨンミン側が裏から手を回し脅すなど強引なやり方で示談になるよう働きかけていたのだ。

次の示範裁判で有罪にならないようにするためですね

そしてヨンミンの示範裁判当日を迎える。
ガオンはヨハンの家からその様子を見守るなか、裁判のスタート。
そこでヨンミン側は「食堂での暴行事件は被害者の申し出により示談になりました。だから罪には問えません」と主張する。

ヨンミン側優勢でことが進んでいますね…。ヨハンはどうするのでしょう?

するとヨハンはヨンミンが数々の事件を起こしては示談にしてきたことに触れると視聴者から情報提供を募集する。
すると1人の女性が連絡して来た。
彼女はヨンミンが副社長を務める会社の元スタッフで過去に暴行を受けたことがあり、権力者だからという理由から泣き寝入りし、その後会社もクビになったと話す。
さらに別の男性からも情報が提供される。
その男性はヨンミン行きつけのバーの店員で、店のスタッフにヨンミンが暴行を加えていたことを告発した。
その他にも法廷に次々とヨンミンから危害を加えられたという被害者たちからの情報提供が舞い込み、一気にヨンミンは劣勢に立たされるのだった。
一方、ガオンはヨハンの家の中を調べていた。
するとそこでヨハンにはイサクという兄がいたこと、さらにヨハンは望まれずに生まれてきた子どもで捨て子だったことを知るのだった。

6話

ヨハンに自分そっくりのイサクという兄がいることを知ったガオンは、さらにヨハンの乳母にこの件について詳しく聞く。
イサクの母親は早くに亡くなってしまい、失意のどん底にいたイサクの父は、ホステスと一夜限りの関係に。
そこでできた子供がヨハンだったのだ。
そのホステスは金銭を要求し、イサクの父がそれを拒むと家の前に赤ん坊のヨハンを置き去りにし行方をくらました。
そしてヨハンはイサクの弟としてこの家で育ったのだとか。
しかしヨハンは異母兄・イサクとは仲が良かったが、父から嫌われていて虐待を受けていたのだとか。
そしてそれが原因か、ヨハンは使用人の少女を2階から飛び降りさせたり、父の愛犬に除草薬を飲ませ殺すなどその行動が過激になったという。
さらに乳母はヨハンとイサクが被害に遭った火災事件について話し始める。
ヨハンとイサクの父が死んで1ヶ月後のある日、ヨハンとイサクは火災事件に巻き込まれ、ヨハンは助かるも、イサクはその事件で命を落としてしまったのだった。

そんな過去があったんですね…

一方、ヨハンはあるホームレスの元を訪ねていた。

どうやらそのホームレスはイサクが亡くなった火災事件現場にいた元消防士のようです

そのホームレスはヨハンの姿を見ると逃げ出し、そのまま廃ビルの屋上から転落し死亡してしまう。
ヨハンは「売らなかったのか…」と呟き彼の腕時計を取ってその場から立ち去るのだった。
その夜、ヨハンはヨンミンの母・ギョンヒ法務長官に呼び出され2人で話していた。
「狙いは私なんでしょ?」
そう問うギョンヒにヨハンは19年前に賄賂授受疑惑で捜査した政治家について話し始める。
「当時あなたはその政治家が無実だと知りながら捜査を行い有罪に仕立てた…。その後その政治家は一人息子を残して自殺しました」
ヨハンはそう話すと、19年前の件について真実をマスコミに公表するよう言う。
「そうすれば息子さんを解放しましょう…」
ヨハンがそう言うと、ギョンヒは何も答えずその場から立ち去るのだった。

ギョンヒはヨハンの要求通り真実を公表するのでしょうか…?

数日後、ヨハンはガオンを連れて社会的責任財団のパーティーに出席する。
そこでガオンは財団の理事長に仕えるソナや財団の関係者たち、そして大統領など財団のVIPたちと顔を合わせる。

皆悪そうで、この財団は闇が深そうですね…

その後、VIPたちが会食をするなか、財団の理事長・ジョンハクはソナと話していた。
表向きはジョンハク理事長に仕えるソナだったが、実は実権を握っているのはソナでジョンハク理事長は彼女の言いなりだったのだ。

完全に主従関係ができているようですね

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感想

ヨハンのオフィスで爆破事件が発生したり、ヨハンの生い立ちや幼少期時代などが明らかになったり、第2回目の示範裁判が行われるなど、今回も様々な展開がありました。
ヨハンの生い立ちは複雑でさらに今は亡き異母兄の存在も明らかになるなどヨハンがどんな人物なのか少しずつ明らかになりました。
異母兄・イサクは火災事件で命を落としたようで、この事件についても何か秘密がありそうですね…。
さらに第2回の示範裁判も行われ、やりたい放題のどうしようもない2代目御曹司がヨハンにより追い詰められていく様子は胸スカでしたね。
ラストにはヨハンが所属する財団についても描かれていました。
理事長を始めこの財団は闇が深そうでしたね…。
ヨハンがこの財団に所属しているのにも何かしら理由があるかと思うので今後どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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