こんにちは、クルミットです♪
第16話では、記憶を失ったドラと、監督になったピルスンが海辺の村で再会します。すぐそばにいるのにお互いに気づかない二人が、また同じ撮影現場で働くことになるんです。
第16話のあらすじ
パク・ドラが身を投げた海辺に、母のペク・ミジャとパク・ドジュン(ドラの弟)がやって来ます。姉が亡くなったと思っているドジュンは、ミジャに「姉さんは母さんのせいで死んだ」と告げます。そして、今この瞬間から母親との縁を切ると宣言し、ミジャのもとを去ってしまいました。
ドジュンが立ち去ると、警察がミジャを訪ねてきます。ミジャは公金横領と詐欺の容疑で逮捕されることに。刑務所には入りたくないと泣き叫びますが、そのまま連行されていきます。娘を失ったと思っているミジャに、息子との決別と自分の逮捕が続きました。
一方、ドラは生きていました。海辺で彼女を助けたのは、イ・スンジョン(家出した孫娘を待っていたおばあさん)です。孫娘の帰りを待っていたスンジョンは、救助したドラを自分の孫娘だと思い込んでいました。この出会いによって、ドラは命をつなぎます。
ドラは複雑骨折による全身の手術を受けますが、記憶まで失っていました。スンジョンは、そんなドラをキム・ジヨン(スンジョンの孫娘)として暮らさせます。トップ女優だったドラは、自分の過去を思い出せないまま、ジヨンという名前で田舎の生活を送るようになったのです。
ドラが姿を消してから、2年の月日が流れます。コ・ピルスンは、その間ひたすら仕事に打ち込んできました。そして、ついにドラマ監督としてデビュー。撮影のために訪れたのは、ジヨンとして暮らすドラがいる海辺の村でした。二人の生活が、ここで再び交わります。
撮影中、スンジョンが突然カメラに映り込んでしまい、現場の撮影が中断します。そのスンジョンを追いかけてやって来たのがジヨンでした。こうしてドラとピルスンは、2年ぶりに顔を合わせます。再会のきっかけは、撮影現場に入ってきたスンジョンだったんです。
ところが、二人はお互いに相手を見分けられません。記憶を失っているジヨンは、目の前の監督がかつて愛し合ったピルスンだとは分からず、ピルスンも彼女がドラだとは気づきません。同じ場所に立っていても、昔の二人として再会を喜ぶことはできないままでした。
撮影現場を見てからというもの、ジヨンはその光景が頭から離れなくなります。仕事をしていても集中できず、気持ちが落ち着きません。一度訪れただけでは収まらないほど撮影現場が気になり、ジヨンはもう一度、ピルスンたちが働く場所へ足を運びます。
その様子を見たスンジョンは、撮影チームにジヨンのことを頼みます。自分にはキム・ジヨンという孫娘がいて、ここで皆さんのように働きたがっていると伝え、雇ってほしいとお願いするのです。ジヨンが撮影現場に惹かれていることを、スンジョンも受け止めていました。
スンジョンの働きかけもあり、ジヨンはピルスンの制作チームに末っ子スタッフとして加わります。以前は女優としてドラマに出演していたドラが、今度は制作を支える側で働くことに。過去の記憶が戻ったわけではありませんが、再びドラマを作る現場に関わり始めました。
チームに入ったジヨンは、一生懸命に仕事をします。その働きぶりを、ピルスンも次第に気に留めるようになっていきます。互いの正体や関係に気づかないまま、監督とスタッフとして一緒に働く二人。ジヨンにとって、撮影現場は自分も仕事に参加できる場所になりました。
しかし、海辺の村での撮影には終わりがやって来ます。ここでの撮影が終われば、ジヨンも今までのように現場で働くことができません。撮影チームの仕事を続けたいジヨンは、その機会がなくなることに落ち込みます。せっかく始めた仕事を、ここで終えたくなかったのです。
そんなジヨンに、スタッフから引き続き一緒に働こうという誘いがかかります。村での撮影が終わっても、チームの一員として仕事を続けられることになりました。ただ、そのためにはソウルへ行く必要があります。ジヨンには、すぐにうなずけない理由がありました。
気がかりなのは、村に一人で残るスンジョンのことです。仕事を続けたくても、自分が出ていったあとのことを考えると、置いていく決心がつきません。ジヨンはスンジョンを思い、ソウルには行かないと伝えます。働きたい気持ちがあっても、二人で暮らしてきた生活から簡単には離れられませんでした。
すると、スンジョンは「やりたいことをして生きなさい」とジヨンの背中を押します。ジヨンの望みを知り、ソウルへ送り出すことを決めたのです。その後押しを受け、ジヨンは仕事を続ける道へ進みます。記憶を失ったドラは、ジヨンという名前のスタッフとして、再びピルスンと一緒に働くことになりました。
クルミットの感想
今回いちばん切なかったのは、ドラとピルスンが再会したのに、二人とも相手に気づかない場面です。見ているこちらはドラだと分かっているから、ついピルスンの反応を待ってしまうんだよね。仕事に打ち込んできた2年を思うと、同じ場所に立てたことはうれしい。でも、その再会を二人が喜べないのがもどかしかったです。
それでも、ジヨンが撮影現場に惹かれ、自分も働きたいと思えたことにはほっとしました。記憶が戻ったわけではなくても、今のジヨンにやってみたい仕事ができたんです。村での撮影が終わると落ち込んでしまう姿からも、続けたい気持ちが伝わってきました。だから、スタッフから一緒に働こうと誘われた場面はうれしかったです。
そして、スンジョンの送り出し方がよかった。ジヨンは一人になるおばあさんを心配し、スンジョンはジヨンが望む仕事を応援する。私だったら、寂しくて引き止めたくなると思います。そこで本人の気持ちを優先できるのが優しいんだよね。ドラを孫娘だと思い込んだことから始まった関係だけれど、ソウル行きをめぐる二人のやり取りには、お互いを思う気持ちが感じられました。
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