ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪ 第39話は、戻った記憶と向き合うつらさが伝わってくる回でした。
第39話のあらすじ
パク・ドラとしての記憶を取り戻した俳優のキム・ジヨンは、ドラマ監督のコ・ピルスンを思い浮かべ、自分を責めます。裏切ったのは彼ではなく、自分のほうだった。何度も傷つけたのに、それでもそばにいてくれるピルスンに申し訳なく、こんな自分のことは忘れてくれたらいいのに、と考えてしまうのです。
ピルスンへの謝罪を繰り返すジヨンは、そのまま倒れてしまいます。山の中で倒れていた彼女を見つけたのはピルスン。彼はジヨンを病院へ運びます。
病院には、ジヨンの恋人を名乗るコン・ジンダンも現れます。自分が病院に残ると言い張るジンダンですが、ジヨンを支えるおばあさんのイ・スンジョンが黙っていません。
スンジョンは、ジヨンを山の中に置き去りにしたジンダンが、恋人のような顔をして居座ることを許さず、病院から追い出します。そばにいる権利を主張する前に、自分が何をしたのか考えてほしいよね。
やがて目を覚ましたジヨンは、目の前にいる母ペク・ミジャを見て、また苦しい記憶に襲われます。思い出したのは、無理にでもお金を稼ぐよう迫られてきたこと。ミジャの手を振り払い、恐怖に泣き崩れてしまいます。
ようやく落ち着いても、ミジャの心配を素直に受け止めることはできません。ジヨンは「大丈夫だから帰って。一人でいたい」と伝えます。母親が目の前にいることが安心につながらない。その姿が、これまでの傷の深さを感じさせます。
ジヨンは記憶が戻ったことを隠したまま、ミジャの家を出て、スンジョンと二人で暮らす家へ引っ越します。母親のもとに戻ったからといって、以前と同じようには暮らせません。ミジャへの拒絶は、病室で手を振り払ったときだけでは終わらなかったのです。
スンジョンは、自分の財産を処分して用意したお金をジヨンに渡します。ジンダンと会っているのはお金のためなのだろうと問いかけ、早く返すように促すのです。ジヨンはそのお金で、ジンダンがミジャに渡したお金を返そうとします。
ところが、ジヨンに3億ウォンものお金ができたと知ったミジャは、娘を責めます。それだけのお金があるなら、自分に渡すべきだったというのです。ジヨンがジンダンに返そうとしているお金まで、当然のように求めるミジャ。ここでまたお金の話になるのが、なんとも苦しいところです。
さらにミジャは、ジヨンはもともと、わずかなお金まで自分に渡していたのだと持ち出します。けれど、それを聞いたジヨンが思い出すのは、母を信じた末に自分の人生が壊れてしまったことでした。ミジャが以前のようにお金を求めても、ジヨンには、その結果どれだけ苦しんだかという記憶があります。
その思いを表には出さず、ジヨンは、どうして事あるごとにお金を要求するのかと問い返します。自分が預かっているお金でもないのに、なぜ渡さなければいけないのか。ミジャをおばさんと呼び、お金を求める言い分を受け入れません。
それでもミジャは引き下がらず、自分は一間の部屋で暮らしているのに、娘はこんなにいい家に住んでいると訴えます。母親をかわいそうだと思わないのか、と責め立てるのです。ジヨンの気持ちよりも、自分の暮らしの不満をぶつけてしまいます。
ジヨンは、ミジャを母親のようには感じられず、一緒にいると落ち着かないと伝えます。記憶が戻ったことは明かさないまま、それでも母親の要求には従わない。スンジョンと暮らし始めたジヨンは、ミジャとの間にはっきり距離を置きます。
一方、ピルスンには気になっていることがありました。ジヨンが倒れた日、自分を「オッパ」と呼んだのです。彼女の記憶に何か変化があったのかもしれない。ジヨンの家の前を訪れたピルスンは、ほかにも思い出したことがないか、慎重に尋ねます。
けれどジヨンは、「初めての撮影で、人も多かったから倒れたみたいです」と説明します。倒れた理由を撮影の状況に結びつけ、戻ってきた記憶については口を閉ざしたまま。ピルスンへの後悔を抱えていても、そのことを本人に話すことはできません。
するとピルスンは、撮影の成功を祈る儀式が終わったら、人を帰しておくべきだったと謝ります。ジヨンが倒れたことについて、自分に落ち度があったと考えているのです。事情を隠しているジヨンに、ピルスンのほうから謝罪の言葉が向けられます。
その言葉を聞いたジヨンは、心の中でさらに苦しみます。冷たく接したのも、裏切ったのも自分なのに、どうして彼は責めないのか。なぜ悪いことをした自分ではなく、ピルスンが何度も謝るのか。ジヨンは言えない本音を抱えたまま、彼の謝罪を聞くことになるのでした。
クルミットの感想
今回いちばんつらかったのは、病院でミジャの手を振り払うジヨンの姿です。目を覚ました娘の前に母親がいる。それだけならほっとする場面なのに、ジヨンにはお金を稼げと迫られた記憶が戻ってくるんだよね。家を出るという選択も、冷たいなんて責められないと思いました。
それなのに、3億ウォンのことを知ったミジャは、また自分にお金を渡せという話。娘が自分を怖がったことより、そっちなのかとため息が出ます。母親だからと頼られても、ジヨンにだって守りたい生活があるよね。要求を受け入れずに言い返せたことには、少しほっとしました。
ピルスンが謝る場面も切なかったです。彼の優しさが伝わるほど、ジヨンは自分を責めてしまう。本当の気持ちを話してほしいともどかしくなるけれど、後悔で言葉が出なくなる気持ちもわかるんだよね。そばにいてくれる人にこそ言えないのが苦しいところでした。
そんな中、財産を処分してお金を用意したスンジョンの行動には救われました。返すためのお金を渡してくれる人がいてよかった。まずは二人の暮らしが、ジヨンにとって安心して過ごせる場所になってほしいです。
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