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クルミットです♪
深夜にスンミ宅へ押しかけたウンソン、「証拠は?」という一言で逆に追い詰められたウンソン、そして「ごめん」という言葉を背中だけに残されたファン。12話は静かに重たい回でした。
それでは12話を一緒に見ていきましょう!
華麗なる遺産 12話のあらすじ
夜中、ウンソンがスンミの家に乗り込みます。「ウヌを返して」と。
エレベーターの中、建物の外と場所を移しながらペク・ソンヒと向かい合う場面が続きます。ウンソンの根拠は「ウヌがチョコレートミルクを買ってくれたのはお母さんだ、と言っていた」という一点だけ。ペク・ソンヒは涼しい顔で「それで私が犯人になるの?」とアリバイを並べて逆に押してきます。
この女の落ち着き方が本当に怖い。動揺を一ミリも見せない。
「証拠はあるの?ウヌが直接あなたに言ったの?」。その言葉でウンソンは完全に足が止まります。スンミの人生を壊したくない気持ちと、証拠のなさ。ウンソンが最後に「心証は確かでも、物証がない……ということですよね」と言うのが精一杯でした。
その後体調を崩したウンソンは、ハン家の自室でほぼ動けなくなります。ハルモニが様子を見に来て、息子を三十四歳で失った話を静かに語る。「それでも飯を食って、笑って、あんたに意地悪もしながら今でも生きてる」。
ウンソンがハルモニの膝に崩れ落ちて泣くシーン。ハルモニがずっときつい言葉をぶつけてきた理由が、ここに全部詰まってる気がしました。
一方ウヌは、大邱のピアノ販売店に居ついていました。店主に追い出されながらも通い続け、ヨンソクという若者と出会います。そのバーで弾かせてもらったら、お客さんに好評になっていく。ウヌが「お金がなかったら絶対食べちゃいけない」と言いながらハンバーガーにかぶりつくシーン、丸一日何も食べていなかったとわかって、胸にきました。
工場ではファンがウンソンの大きなバスケットを持とうとして押し問答になり、結局中身が全部こぼれます。そこにペク・ソンヒから電話が来て、ウンソンは呼び出されます。
屋外での二人の会談は、ペク・ソンヒのペースで終始進みます。「スンミの人生を壊したいの?証拠のない状態でハルモニに話すなら」と畳み込んでくる。ウンソンは動けない。
そして工場のパソコンで、スンミの部屋の登記簿謄本を確認するウンソン。スンミがかつて言っていた「叔母さんにもらったお金でマンションを買った」という話。でも購入年月が、ペク・ソンヒが「一部屋分のお金しか残っていない」と言っていた時期と合わない。
スンミは嘘をついていた。
夕方、ハン家の庭でウンソンはファンに「あなたの顔を見るとウヌを思い出してどうにかなりそう。話しかけないで」と言います。さらに「携帯を壊された日に弟を失った。壊れてたから電話に出られなかった」と。
ファンはその場で固まったまま、ウンソンを見送ります。
翌朝、工場への道でファンがウンソンの背中に「ごめん」と言います。ウンソンは足を止めるけれど振り返らない。ファンだけが取り残されて「ごめんって言ってるのに……」と呟く。
そして12話のラスト。ハルモニが家族全員を居間に集め、七年前の遺言書を目の前でびりびりに破ります。新しい遺言書を取り出して「私の全財産は、死後にコ・ウンソンに贈与する」と読み上げる。ヨンラン、ファン、ジョン、弁護士が呆然とする中、ウンソンと新しい弁護士が一緒に扉から入ってきたところで画面が暗くなりました。
12話を見て思ったこと
ペク・ソンヒの「証拠は?」という一言の重さが、ずっと引っかかっています。
ウンソンはすべてわかってる。ウヌがお母さんと呼ぶ人間は世界にペク・ソンヒしかいない。大邱まで黙ってついていくくらい信じていた人。でも証拠がない。
ウヌが障害を持つ子だから「あの子の言葉を誰が信じるの」とウンソン自身が口にしなければならないシーン、ここが一番きつかった。守りたい側の人間が、守りたい人の証言力のなさを自分で認める状況。
ファンが夜中にウンソンの部屋のドア前でたたずんで、結局入れずに帰るシーン。入るほどの関係じゃないから当たり前なんですけど、心配で行ってしまった、というのがわかって、じわっとしました。
ウヌのシーンはこの回で唯一ほっとできるところで、ヨンソクという人が出てきてよかったです。少なくとも今は安全そうで。
遺言書を破るハルモニの顔が、爽快とかではなく淡々としていたのが印象に残っています。あの人は何年も前からこう決めていたんだろうな、という顔でした。
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