華麗なる遺産 第10話 あらすじ ほんの数秒のニアミス、ファンが部屋でつぶやいた一言

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9話でウンソンがお母さんのお墓参りをして、ファンと一緒に帰ってきましたね。10話はその直後から始まるんですが、コ・ピョンジュン(ウンソンのお父さん)がお墓に来て娘に気づいて全力で追いかけるシーンが冒頭にくるので、開始数分でもうしんどい。それと後半はスンミがずっとためていたものをついに行動に移す展開になっていて、静かに重いです。それでは10話を一緒に見ていきましょう!

華麗なる遺産 10話のあらすじ

お墓に来たコ・ピョンジュンは、白いバラとシャンパンが供えてあるのを見て「ウンソンが来た」と確信します。急いで坂を走り下りますが、ウンソンはすでにファンの車に乗って出発した直後でした。必死に名前を呼んでも音楽にかき消されて届かない。車内でウンソンが「ウンソンア」という声が聞こえた気がして振り返ったとき、ファンはちょうどカーブを曲がっていて、バックミラーから父の姿も消えていました。

あと数秒だったんですよ。ファンが一歩早く走り出していなければ会えていたのに。ピョンジュンが転げるように坂を走って、それでも届かなくて。

国道沿いの食堂でふたりは夕食を取ることになりますが、ウンソンは海鮮チゲのエビアレルギーを黙って白ご飯だけ食べていました。「最初から言えばいいのに」とファンに言われると「あなたみたいな人に事情を話す人がいますか?話す隙を与えてくれましたか?」と言い返すウンソン。ナイトクラブで会った初日から、家に来たときも、ずっと一方的に決めつけてきた人だ、という話を畳み掛けられてファンは言い返せない。最終的にウンソンが「ご飯粒が飛んだ」と席を立ってしまいます。

家に戻ってからはチャン・スクチャお祖母ちゃんがウンソンの足首の状態を気にかけて、表さん(住み込みで家事と料理を一手に担っている方)が冷湿布で手当てしてくれます。「料理以外にもなんでもできますね」と言われた表さんが「料理しかできない人間です」とさらっと返すのがちょっと好きです。

翌朝早く、足がまだ万全でないのに自転車で牛乳配達をしようとしているウンソンの前に、パク・ジュンセが先に待っていました。「そんな足でペダルを踏む気か」とハンドルを奪って自分が運転し、ウンソンが後ろに乗って配達先を教えながら回ります。さりげなくて、こういうシーンが好きです。

コ・ピョンジュンはネットで「バエクマアパート」を検索し、ソウル市内に三か所あることを突き止めて一棟ずつ訪ね歩きます。警備員に追い出されながらも諦めない姿は笑えそうで笑えない。

本店の売り場ではウンソンがファンに接客の指導をしながら、まるで影のようにくっついて歩きます。「なぜついてくるんだ」と言われると「あなたがちゃんとできないと私の評価が下がる。それに今日から毎日5,000ウォンずつ返してもらいます」と手帳を取り出して記録を始める。ファンの手元に残ったのは4,000ウォン。ちゃっかりしています。

さらに毎日外で一人で昼食を食べているファンに対して「スタッフが毎日あなたの分まで用意している。私が嫌なら私は行かない。一日くらい一緒に食べてくれたら何か問題がありますか」と言います。スタッフが自分のために毎回準備していたことを初めて知ったファン、結局渋々引っ張られていくんですが、サムゲタンを食べながらだんだん前のめりになっていく様子がちょっとおかしかったです。

スンミの方では、自分名義のアパートを売りに出していたことが帰宅したペク・ソンヒにばれます。「ウンソンに返して謝りたい」と言うスンミに「返した瞬間が全部ばれる瞬間だ」とソンヒは止めます。でもスンミは「ファン兄さんに良い人間として傍にいたい。銀宇を失くしてから一日も気が楽じゃなかった」と言い張り、翌日昼の契約を決めていました。

夜、お祖母ちゃんがウンソンを連れ出した先は百貨店の婦人服売り場でした。友人の就職祝いパーティーに向けて服を選んでくれるんですが、ウンソンが「私のスタイルじゃない」と戸惑うミニワンピースを「当たり!それで行け」と即決するお祖母ちゃん。さらにヘアセットとメイクまでして、別人のような姿になったウンソンを送り出します。

「一度流れた水は戻らない」って言ったところ、なんか刺さりました。お祖母ちゃんが自分自身の話をしているみたいで。

帰宅後、お祖母ちゃんはウンソンが試着していた残りの三着も全部買って帰ってきます。ヨンランとソヌ・ジョンが「私たちには何も買ってくれない」と不満を言いますが、お祖母ちゃんは「タグも取っていない服が何十着もあるでしょう」とまったく取り合いません。

なお、この話ではお祖母ちゃんがひとりでアルツハイマーの薬を飲んでいる場面がさらっと映ります。薬を飲んだら棚の奥に隠すように入れていて、誰にも言っていないんでしょう。

ジュンセのレストランでウンソンはへリが実はそこで働いていたことを知って大喜び。きれいになったウンソンを見てジュンセも驚いていました。

夜、帰宅したウンソンの後ろ姿を見てソヌ・ジョンと間違えたファンが「ジュンセ兄さんとのデートのためにそんなに着飾ったのか」と声をかけます。振り向いたのがウンソンだとわかった瞬間、ファンは固まる。慌てて「短いもの着たら全員女みたいに思うな」とつっけんどんに言って先に行ってしまいますが、自分の部屋に戻ってから「あいつ、元々あんなだったか?…」とひとりでつぶやいていました。

部屋でこそっと独り言を言っているファンが好きです。誤魔化し方がああなのに。

終盤、コ・ピョンジュンがついにスンミの部屋のインターホンを押します。ドアを開けたスンミは、生きている父親の顔を見て「お母さん!」と叫びながら後ずさりしてエンド。

10話を見て思ったこと

冒頭のニアミスがとにかくきつかったです。数秒の差でカーブを曲がって父の姿が消える。ウンソンは「なんか声がした気がした」程度で気づかない。ピョンジュンが泣きながら声をからして走っても届かない。

ファンがバックミラーで「あのおじさんなんで走ってたんだろ」と見ていた、というのがまた。知る由もないんですが。

お祖母ちゃんの百貨店シーンは今話で一番あったかかったです。「女であることを忘れるな」の一言で収めて、あとは黙って服を買い足していく。言葉より行動で示す人なんですよね、チャン・スクチャさんは。

スンミのことはどっちつかずの気持ちで見ています。行動するのは本当なんだろうけど、「ファン兄さんに良い人間として傍にいたい」という動機がかなり大きくて、ウンソンのためというよりは自分のためなんですよ、正直なところ。動機がどうであれ返すことにはなるわけですが。

コ・ピョンジュンがスンミの前に突然現れてのエンド、あのスンミの「お母さん!」という叫び声が怖さからなのか驚きからなのか、スンミにとってこのお父さんがどういう存在なのか、そこが気になっています。

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韓国ドラマ歴20年以上、これまでに視聴した作品は1,000本以上。愛憎劇からラブコメ、時代劇まで幅広く網羅しています。現地情報をいち早くキャッチするため、ハングルを独学し、韓国公式サイトや現地メディアから直接情報を収集。最近では中国ドラマにも注目し、アジア全体のドラマトレンドにも目を向けています。 韓国ドラマ.comでは編集長として、正確かつ分かりやすい情報をお届けすることをモットーに、毎日情報発信中。3児の母として子育てをしながらも、なるべく早く新作情報をお届けできるよう心がけています。 X(旧Twitter)でも最新情報を発信中 ご覧になりたいドラマが見つからない場合は、「クルミット ドラマ名」で検索してみてくださいね!
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