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第52話は、ジュニの目の前でドンビンへの愛を伝えるイニョンに、そこまで言うのかと驚かされる回です。
第52話のあらすじ
ドンビンと夕食の約束をしているイニョン。そんな彼女と話をするため、ジュニはドンビンに電話をかけ、外での仕事が長引くと伝えます。兄とイニョンの約束がある中で、ジュニが確かめたいのは、彼女が自分と別れたあとのことでした。
自分と別れてすぐ、どうしてドンビンと付き合えたのか。ジュニは、自分にも理解できるように説明してほしいとイニョンに求めます。ところが、イニョンの返事は冷たいものでした。自分にとって、ジュニと過ごした時間には何の意味もなかったから、簡単に忘れられたと話すのです。
さらに、イニョンはドンビンを愛していると告げます。それでもジュニは納得しません。自分への思いをそれほど早く忘れられたのなら、ドンビンへの愛をどうして確信できるのかと問い返します。別れたあとの経緯を尋ねていたジュニは、彼女が口にする今の愛にも疑問をぶつけるのでした。
するとイニョンは、ジュニが見ている前でドンビンに電話をかけます。「会いたいです。愛しています。私たち、絶対に忘れず、変わらずにいましょう」。ドンビンを愛しているという言葉を、今度は本人に伝えるイニョン。その様子を見せられたジュニは、激しい嫉妬に駆られます。
一方、ジュニを心配するユランも、彼から冷たい言葉を向けられます。ジュニは「時々、僕のことを何でも知っているようで、管理されているようで負担です」と告げました。ユランが自分を気にかけることを、ジュニは負担に感じていたのです。
以前よりも近い関係になったとしても、話せないことはある。ジュニはそう冷たく言い、ユランを戸惑わせます。二人の関係が前より近づいたことと、何もかも話せることは別だと、はっきり線を引くのでした。
ジュニの飲酒をめぐっては、父親のカン・ベクサンからも厳しく問いただされます。なぜ酒を飲んだのかと尋ねられたジュニは、飲みたかったから飲んだと答えます。その返事にベクサンは怒りをあらわにしました。
「副作用でも出たらどうするんだ! お前は一つの企業のトップになるかもしれない人間なんだ!」。ベクサンは体への影響を心配するとともに、ジュニが将来、会社を率いる可能性にも触れます。
さらにベクサンは、ジュニの体調を案じる母親のヨ・ヒャンミや、ユランの気持ちも考えるように促します。飲みたかったから飲んだと話すジュニに対し、周囲で心配している人たちにも思いを向けるよう求めるのでした。
その頃、ドンビンにはユランから連絡が届きます。メッセージの内容は「チョン・サンジュン理事と挨拶。ひとまず好意的」。ユランが理事と挨拶を交わし、相手が今のところ好意的であることを知らせるものでした。
一方、会社のキム理事が気にしているのは、ジュニがハンビットアパートの受注に成功する可能性です。ジュニが成果を上げた場合を心配するキム理事に対して、ドンビンは船を造る人と、その船を動かす船長の話を始めます。
船が完成するまでは、造った人が重要に見える。しかし、海に浮かべれば考え方は変わる。台風や荒波に遭ったとき、重要なのは船を造った人なのか、それとも操縦する船長なのか。ドンビンは、そんなたとえを使ってキム理事に問いかけるのです。
そして、自分が丈夫な家を建てられるよう手伝ってほしいと、キム理事に頼みます。船のたとえに続いて、今度は丈夫な家という言葉を使うドンビン。ジュニの受注を気にする話から、自分を支えてほしいという働きかけへとつなげていきます。具体的に何をするつもりなのかは、ここでは明らかになりません。
また、イニョンの弟キム・ジェミンは、ボランティア活動のためにナヌム財団を訪れます。そこでヒャンミから事故の原因を尋ねられ、夜道で強盗に襲われたと説明しました。ジェミンが話したのは、父親が亡くなって間もない頃に起きた出来事です。
父を失ったばかりの家族にとって、ジェミンが被害に遭ったこともつらい出来事でした。ジェミンは、その頃は家族が大変な思いをしていたと伝え、自分を助けてくれたヒャンミに改めてお礼を述べます。
クルミットの感想
いちばん引っかかったのは、やっぱりイニョンの電話です。ジュニにドンビンを愛していると答えたうえで、本人にも愛を伝えるんですよね。しかも、ジュニが見ている前で。これではジュニも、自分との時間を否定されたように感じそうで、聞いているこちらまでつらくなります。
ただ、つらいからといって、心配してくれるユランにあそこまで冷たくするのも苦しいところ。管理されているようで負担だという言葉は、言われた側にも残りそうです。話せないことがあるのは分かるけれど、二人の距離が近づいた分だけ、突き放されたときの痛みも大きそうだなと思いました。
ドンビンの船長のたとえも気になります。ジュニが受注できるかという話に対して、成果を出したあとに誰が動かすのかを持ち出すところが、何とも落ち着かない。キム理事に協力を求める言葉まで聞くと、どんな考えがあるのかと身構えてしまいます。
そんな中で、ジェミンがヒャンミに改めてお礼を伝えた場面には、少しほっとしました。家族が苦しかった時期の助けを覚えていて、言葉にして返す。その素直さが、駆け引きの続く今回では印象に残りました。
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