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今回は、イニョンに家族はいないと思っていたジュニが、思いがけない事実を知る回です。
第69話のあらすじ
ジュニは、イニョンが一人の男性と親しげに一緒にいるところを目にします。そして、その男性がイニョンのきょうだいだと知ることに。イニョンには家族がいないと思っていたジュニは、二人の関係を知って衝撃を隠せません。
親しそうにしている相手が、イニョンの家族だった。ジュニにとっては、それまでの認識と食い違う事実です。きょうだいがいること自体は不思議ではなくても、家族はいないと思い込んでいたなら話は別。これは簡単には受け止められないよね。
一方、ドンビンに呼ばれたイニョンは、ジュニの事務所で大きな声がした件に触れます。「ジュニさんの事務所で大きな声がしたのは、私のせいですよね」と話し、自分のことで二人の間に問題が起きたとして謝ります。
イニョンは、自分の望みを優先するあまり、ドンビンとジュニ、それぞれの立場を考えられなかったと反省していました。やりたい仕事があるという自分の気持ちだけでなく、その希望を受け止める二人への配慮が足りなかったと認めます。
自分が望んだ仕事をめぐって、兄弟が気まずくなってしまったイニョン。謝る際にどちらか一人のせいにするのではなく、二人の立場を考えられなかったと話すところには、自分にも責任があるという思いが表れています。
そんなイニョンに、ドンビンは「公園でジュニと一緒にいるのを見た」と伝えます。さらに、自分が余計に間に入ったことで、困ったことになったようだと話します。ドンビンは、二人が公園で会っていたことを知っていたんですね。
ただ、ドンビンにも不満がありました。兄がその程度の頼み事もできないのかという思いを口にし、ジュニの対応への寂しさをにじませます。自分が間に入ったことを振り返りながらも、弟に頼みを受け入れてもらえなかったことは引っかかっている様子です。
ドンビンにとっては、弟にした一つのお願い。でも、そのお願いを受けるジュニには、仕事上の立場があります。兄としての気持ちが入るほど、仕事だけの話では済まなくなるところが難しい。イニョンの希望をめぐって、兄弟それぞれの受け止め方が違っています。
その一方で、ドンビンとジュニの父、カン・ベクサンは、ジュニが一緒に酒の席につかないことを寂しく思っていました。そこでドンビンは「私のせいです」と説明し、イニョンの仕事をめぐってジュニに頼み事をした経緯を話します。
海外事業部で進めていた仕事を、イニョンがやりたがっていた。そのため、自分からジュニにお願いしたところ、ジュニは気分を害したようだと伝えるドンビン。ジュニが酒の席に加わらない理由について、ドンビンは自分の頼み事が原因だと考えていました。
説明を聞いたベクサンは、ドンビンに「公私を区別できなかったのは、お前の落ち度だ」と注意します。弟に頼み事をした兄としての言い分に対し、ベクサンが指摘したのは、仕事と個人的な事情を分けられていなかったという点でした。
兄弟の間なら頼めると思っても、会社の仕事には別の判断が必要になる。ベクサンの言葉は、そこをはっきりさせるものでした。イニョンの希望をかなえようとしたことも、仕事を任されているジュニの立場を考えずに進めれば、問題になってしまうんですね。
そして出勤前、今度はジュニがドンビンのもとを訪れます。ジュニは前日のことについて、まず自分から謝りました。ドンビンが抱いていた不満がある中で、弟のほうから謝罪を伝え、二人は改めてこの件について言葉を交わします。
ドンビンも、ジュニの立場に理解を示します。デザインチームの責任者として、困ったり気分を害したりすることもあると認め、自分も謝りました。兄から弟へのお願いという見方に加え、チームを率いるジュニが受ける側の事情にも触れています。
イニョンと話していたときには、兄がその程度のお願いもできないのかと不満を示していたドンビン。それでも、ジュニを前にしたこの場では、自分の頼み方によって相手を困らせたことを認めます。互いに謝る言葉が出たことには、少しほっとしますね。
さらにドンビンは、イニョンには悪い感情を持たないでほしいとジュニに伝えます。自分がした頼み事でジュニの気分を害したとしても、その気持ちをイニョンに向けてほしくない。謝罪に加えて、イニョンへの配慮も求めたのでした。
イニョンは二人の立場を考えられなかったと謝り、ジュニとドンビンも互いに謝罪しました。それぞれが相手の立場に触れるやり取りの一方で、ジュニはイニョンにきょうだいがいるという事実も知っています。仕事の行き違いとは別に、こちらの衝撃も気になるところです。
クルミットの感想
今回いちばん引っかかったのは、やっぱりジュニがイニョンのきょうだいを知る場面です。親しげな二人の姿が、家族はいないと思っていたジュニには大きな衝撃になる。同じ光景でも、それまで何を信じていたかで受け止め方は変わるんだなと感じました。
仕事の件では、ドンビンの兄としての気持ちと、ジュニの責任者としての立場がかみ合っていませんでしたね。身近な相手へのお願いほど、つい気軽に考えてしまうことはある。でも、頼まれる側にも事情があるんだよね。
だから、ベクサンが公私の区別を指摘したところは納得でした。兄弟だからこそ通してほしいという気持ちを、仕事の場にそのまま持ち込むのは難しい。イニョンも自分の希望だけでなく、二人の立場を考えられなかったと謝っていて、そこは素直に受け止められました。
出勤前にジュニが先に謝り、ドンビンも謝った場面には少し安心しました。ただ、イニョンを悪く思わないでほしいというお願いと、彼女に家族がいると知った衝撃は別の話。ジュニがイニョンをどう受け止めるのかが気になります。
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