ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
今回ご紹介するのは、韓国KBS2で放送されたラブロマンス「ラブレイン」。
チャン・グンソクさんとユナさんが一人二役を務めて、1970年代と現代というふたつの時代の恋を丁寧に描いています。雨の日の出会いなど、映像の美しさも目を引くポイントです。
70年代の美術学生イナと女子大生ユニの初恋から始まり、現代では、イナの息子であるフォトグラファーのジュンと、ユニの娘でガーデナーのハナが北海道で出会う設定です。親同士の過去を背負った若い2人が、ぶつかり合いながら距離を縮めていきます。
70年代の穏やかな純愛から現代のやり取りへと雰囲気がテンポよく変わるので、全20話飽きずに楽しめますよ。
この記事では、私がじれったい展開にやきもきした本音を交えつつ、
「ラブレイン」の全話あらすじとネタバレ、見どころを余すところなく紹介します。
ぜひ、2世代にわたる恋の行方を一緒に見届けましょう♪
もくじ
ラブレイン あらすじ
1970年代の大学のキャンパスで、美術学科の学生ソ・イナはベンチに座るキム・ユニの姿にたった3秒で心を奪われます。落ちていた日記帳を手がかりに彼女の素性を知ったイナは、雨の日に1本の黄色い傘に入ったことを機に距離を縮めていきます。ところが親友のドンウクも彼女に熱烈なアプローチを始めてしまい、遠慮しようとするイナの気持ちはかえって深まるばかり。すれ違いを乗り越えて付き合い始めた2人でしたが、様々な壁に阻まれて悲しい別れを迎えることになります。それから約30年後の2012年、美大教授になったイナと、夫と死別したユニは雨の中で偶然に再会を果たします。そして北海道では、イナの息子で売れっ子フォトグラファーのジュンと、ユニの娘で植物を育てるガーデナーのハナが最悪の出会い方をしていました。親同士の忘れられない初恋と子どもたちの偶然の恋が交差する物語で、親子の因縁がどんな展開を呼ぶのか気になって引き込まれます。
見どころ
70年代のパートで描かれる、雨の日の相合傘の場面は本当に絵になります。自分の肩がびしょ濡れになっているのも構わずにユニへ傘を傾けるイナの姿が健気で、破れた黄色い傘をそっと差し出すぎこちない距離感に思わず見入ってしまいました。携帯電話もない時代だからこそ、相手の日記帳をめくったりすれ違ったりするじれったさが丁寧に描かれていて、昔ながらの純愛の空気感に浸れます。
現代編に入ると、チャン・グンソクとユナの雰囲気がガラリと一変するギャップが面白いです。70年代のおとなしくて優しいイナから一転、息子のジュンは口が悪くて強気なカメラマンとして登場します。北海道の雪景色の中でハナとぶつかり合って文句を言い合うテンポが良く、1人2役でまったく違う性格を演じ分ける2人の掛け合いから目が離せなくなります!
親世代の再会パートも見応えたっぷりです。若き日に別れてしまったイナとユニが、大人になって落ち着いた佇まいで再び視線を交わす瞬間には特有の重みがあります。チョン・ジニョンとイ・ミスクの枯れた味わい深い演技が効いていて、時を経て再会した初恋相手を静かに見つめる眼差しの切なさが胸にずっしり刺さります。
「ラブレイン 各話あらすじ(エピソードガイド)」はこちらから
韓国KBS2放送版 全20話(2012年3月26日〜5月29日・月火ドラマ)
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
(10月9日公開予定)第7話
(10月9日公開予定)第8話
(10月9日公開予定)第9話
(10月9日公開予定)第10話
(10月9日公開予定)第11話
(10月10日公開予定)第12話
(10月10日公開予定)第13話
(10月10日公開予定)第14話
(10月10日公開予定)第15話
(10月10日公開予定)第16話
(10月11日公開予定)第17話
(10月11日公開予定)第18話
(10月11日公開予定)第19話
(10月11日公開予定)第20話
(10月11日公開予定)キャスト・登場人物
「ラブレイン」のキャスト&主な登場人物一覧です。
ソ・ジュン/ソ・イナ(1970年代)(演:チャン・グンソク)

「純情な美大生と、強がりで尖った人気フォトグラファー」
1970年代のイナは美術学科の学生で、物静かにユニへ思いを寄せる優しい青年です。2012年の息子ジュンは周囲からソ室長と呼ばれる売れっ子フォトグラファーで、仕事に厳しく最初は少しツンツンしています。北海道でハナと出会ってから、少しずつペースを崩されていく変化がとても魅力的です。お父さん世代の切ない表情と、現代の息子の生意気で素直になれない態度の演じ分けが見どころです。
チョン・ハナ/キム・ユニ(1970年代)(演:ユナ(少女時代))

「控えめで清楚な女子大生と、元気いっぱいの若きガーデナー」
1970年代のユニは家政学科に通う控えめでおとなしい女性で、イナと心を通わせながらも別れを選ぶことになります。2012年の娘ハナは大学院生で明るく前向きなガーデナーとして育ち、北海道でジュンとぶつかり合いながら距離を縮めます。清楚で儚げな母親の若い頃と、くるくると表情が変わる天真爛漫な娘の可愛らしさが光っています。
イ・ソノ/イ・ドンウク(1970年代)(演:キム・シフ)

「情熱的な医学生DJと、ジュンを見守る心優しい医師」
1970年代のドンウクは音楽喫茶セラビの人気DJで医学生、ユニに一目惚れして真っ直ぐにアタックします。2012年の息子ソノは医師でジュンの良き友人であり、ハナの温かい相談相手にもなってくれます。親世代の恋の火種になる積極的な姿と、現代パートで友人たちを静かに支える穏やかな包容力に癒やされます。
ソ・イナ(2012年)(演:チョン・ジニョン)

「初恋の記憶を胸に抱き続けた美大教授」
ジュンの父親で、現在は美大の教授を務めています。かつてヘジョンと結婚しましたがすでに離婚しており、ずっとユニの面影を忘れられずに生きてきました。30数年を経てユニと再会したときの、深く静かにあふれ出る愛情が胸に染みます。
キム・ユニ(2012年)(演:イ・ミスク)

「娘ハナを一人で育て上げた樹木治療師」
ハナの母親で、アメリカ留学中に出会った夫と死別した後は樹木医として静かに暮らしています。雨の日に運命の相手であるイナと再会し、止まっていた時間が再び動き出します。落ち着いた佇まいの中に残る切なさと、大人の女性としての品のある優しさが印象的です。
ペク・ヘジョン(2012年)(演:ユ・ヘリ)

「イナへの執着と息子への過干渉を崩さないアパレル企業CEO」
ジュンの母親で、衣類ブランドのCEOとして成功を収めた裕福な女性です。イナとはすでに離婚していますが、かつて奪い合ったユニへの嫉妬や息子への強い執着心を捨てきれず、激しく周囲を振り回します。登場するたびにイラッとさせられる迫力満点の頑固な母親ぶりです!
ペク・ヘジョン(1970年代)(演:ソン・ウンソ)

「イナを振り向かせたい裕福なお嬢様」
家政学科の学生でお金持ちの一人娘です。昔からイナのことが好きで、彼がユニに惹かれていることを知って焦りと嫉妬を募らせていきます。強気な振る舞いの裏にある、選ばれない寂しさと若さゆえのトゲがリアルに伝わってきます。
キム・チャンモ(1970年代)/キム・ジョンソル(演:ソ・イングク)

「ムードメーカーの法学生と、叔父譲りの歌声を持つ歌手の甥」
1970年代のチャンモは法学科の学生で、セラビの仲間たちを音楽とおしゃべりで盛り上げる陽気な存在です。2012年に登場する甥のジョンソルは歌手で、どこか叔父に似た人懐っこさを持っています。ギター片手に歌う場面の存在感と、重くなりがちな物語を明るく照らす親しみやすさが抜群です。
ファン・インスク(1970年代)(演:ファン・ボラ)

「セラビの仲間を賑やかにかき回す女子大生」
家政学科の学生でヘジョンの友人、チャンモに気があるおしゃべり好きなムードメーカーです。思ったことをすぐに口に出してしまう賑やかな性格をしています。70年代のレトロなファッションと、コミカルで憎めない明るい掛け合いが楽しいです。
キム・チャンモ(2012年)(演:パク・チイル)

「大人になった仲間たちを温かく迎えるセラビの社長」
かつての音楽喫茶セラビを再びオープンさせた社長で、ラジオDJとしても活動しています。イナやドンウクの親友として、今でも良き理解者であり続けています。昔と変わらない温かい眼差しで、旧友たちの複雑な事情を受け止めてくれる安心感があります。
イ・ドンウク(2012年)(演:クォン・イナ)
「子どもたちの成長を大らかに見守る医師」
ソノとミホの父親で、現在は医師として働いています。かつてイナとユニをめぐって葛藤した過去を乗り越え、イナとの友情を大切に維持しています。角が取れてすっかり丸くなった、味のある優しい父親の雰囲気がとても自然です。
ハン・テソン(演:キム・ヨングァン)

「ハナが密かに思いを寄せていた頼れる先輩ガーデナー」
ハナと同じ学科の先輩で、同じくガーデナーとして働いています。頼りがいのある大人の男性で、ハナを妹のように可愛がりながら温かく接します。高身長の爽やかな佇まいと、包容力たっぷりにハナを見守るお兄さん的な魅力があります。
イ・ミホ(演:パク・セヨン)

「ジュンを一途に追いかけるドンウクの娘でファッションモデル」
ドンウクの娘でソノの妹、華やかな世界で働くファッションモデルです。幼い頃からジュンに思いを寄せており、積極的にアプローチを仕掛けます。わがままで勝ち気な態度の中に見え隠れする、素直な一途さが目を引きます。
チョ・ス(演:オ・スンユン)

「気難しいジュンの機嫌を伺うアシスタント」
ジュンの写真スタジオで働くアシスタントです。毒舌で注文の多いジュンに小言を言われながらも、懸命に仕事をこなして現場を支えています。振り回されながらもジュンを支えるコミカルなやり取りが、見ていてクスッと笑えます。
チャンス(演:イ・チャノ)
「ハナのそばで気楽に付き合える気のいい友人」
ハナの同級生の友人です。飾らない人柄で、ハナが困ったときや落ち込んだときにも自然体で話を聞いてくれる気楽な仲間です。物語の清涼剤のような、気取りのない素朴で親しみやすい存在感が光っています。
インソン(演:シン・ジホ)
「ソノのクリニックを手伝う後輩」
ソノの大学の後輩で、ソノのクリニックでアルバイトをしています。静かな診療所の空間で、ソノの周囲をさりげなくサポートします。派手に主張しすぎず、現代パートの日常風景に自然と溶け込んでいる爽やかさがあります。
相関図
「ラブレイン」は、1970年代の親世代の切ない恋と、2012年の子世代の恋が美しく交錯していく物語です。
親世代では、ソ・イナ(1970年代)とキム・ユニ(1970年代)がお互いに強く惹かれ合いますが、イナの親友であるイ・ドンウク(1970年代)もユニに一目惚れしたことで複雑な三角関係になります。さらに、イナに思いを寄せるペク・ヘジョン(1970年代)の嫉妬や、キム・チャンモ(1970年代)、ファン・インスク(1970年代)ら音楽喫茶セラビに集う仲間たちの友情が絡み合います。最終的にイナとユニは別れを選び、イナはヘジョンと結婚したのちに離婚、ユニは別の男性と結婚して死別しました。
2012年の現代では、イナとヘジョンの息子であるソ・ジュンと、ユニの娘であるチョン・ハナが偶然出会い、惹かれ合っていきます。一方で、時を経て再会したソ・イナ(2012年)とキム・ユニ(2012年)も止まっていた愛を再開させようとし、親同士の再婚と子どもたちの恋愛という重い壁が立ちはだかります。ペク・ヘジョン(2012年)はユニへの敵意とジュンへの執着から激しく猛反対します。
周囲では、ドンウクの息子である医師のイ・ソノがジュンと友情を結びながらハナを温かく支え、ソノの妹であるイ・ミホはジュンに片思いしています。ハナには頼れる先輩ガーデナーのハン・テソンや気のおけない友人のチャンスがおり、ジュンの傍らには助手のチョ・ス、ソノの傍らには後輩のインソンが控えています。そして大人になったキム・チャンモ(2012年)とイ・ドンウク(2012年)、甥のキム・ジョンソルが再びセラビに集い、時代を超えて親子の運命を見守っていきます。
評価・レビュー
韓国ドラマ「ラブレイン」の評価レビュー&感想です。
全20話を完走したクルミットの正直な感想を書いています。
後半はネタバレありなのでご注意ください♪
最初はとにかく、1970年代パートの映像の美しさと懐かしい空気にすっと引き込まれました。第1話でソ・イナが壊れた黄色い傘をキム・ユニに差し出して二人で歩く場面や、夕方の国旗降下式のサイレンが鳴り響く中でじりじりと後ずさりしながらユニを見つめ続けるところなんて、静かですごく情緒があるんですよね。第2話の学園祭で、フォークダンスの交代の合図が鳴ってもイナがユニの手をぎゅっと握ったまま離せなくなる瞬間も、見ているこっちまで息が止まりそうなくらい切なくて。雨の音や濡れたベンチ、木々の緑の映し方が本当に綺麗で、クラシカルな純愛ドラマとして丁寧に入り込める始まり方でした。
ただ、第5話から時代が2012年に移って息子のソ・ジュンとユニの娘チョン・ハナの物語になった瞬間、空気感がガラッと変わるのにはちょっとびっくりしました。北海道の雪景色の中で出会う二人はテンポが良くて、イナとは真逆で強気で生意気なジュンと負けていないハナの小競り合いも楽しかったんですけど、序盤のしっとりした70年代のトーンがすごく好きだったぶん、急に今風のツンデレラブコメのノリに切り替わったあたりは、少し好みが分かれるかもしれないなとも感じました。でも、親世代の純愛の記憶が現代の二人にどう重なっていくのか、先が気になってついつい引き込まれてしまいました。
ネタバレありの感想
全20話を最後まで見届けて、正直なところ、中盤以降は胸焼けしそうなくらい親世代の因縁に振り回されて、かなりやきもきさせられました。親同士が初恋の相手で、しかも父親のソ・イナと母親のペク・ヘジョンは離婚していて、ユニは夫と死別して再会したという設定なので、大人たちの事情が重すぎるんですよね。子ども世代のジュンとハナがお互いに惹かれ合ってやっと素直になりかけた矢先に、親たちの再婚話が持ち上がって引き裂かれる流れは、見ていて本当に息が詰まりそうでした。
特にイラッとしてしまったのが、ジュンの母親のヘジョンなんです。昔からイナに片思いしていて、結婚して子どもまで産んだのにずっと夫の心が自分に向いていなかった寂しさは理解できるんですよ。でも、第11話で病院に駆けつけて人目も気にせずユニの頬を力任せに叩いたり、第19話で昔馴染みのイ・ドンウクやキム・チャンモを集めて、ジュンの意思を無視してイ・ミホとの結婚話を勝手に進めようとしたりするのは、さすがにやりすぎでしょって引いてしまいました。あと、第16話で通りにバイクが突っ込んできたとき、ハナが突き飛ばされて怪我をしたのに、ミホが大げさに仮病を使ってジュンを病院に連れて行こうとした場面も、わざとらしすぎてかなりイラッときましたね。
その一方で、息子のジュンは回を追うごとにすごく愛着が湧くキャラクターでした。最初は口が悪くてナルシスト全開だったのに、ハナに本気になってからの不器用な一途さがたまらなく可愛いんですよね。第11話でハナから愛の告白をされたあと、「僕の味方になって」と甘えたり、ハナの部屋のベッドで二人の写真を撮りながら「撮った人の腕がいいから適当に撮ってもよく写る」なんて自画自賛して浮かれまくっている姿には思わず口元が緩みました。第17話で二人きりでペンションに行って、生まれて初めて誰かのために作った家庭的なテンジャンチゲをハナに振る舞う場面も、あの気難しい男がここまで変わるんだなぁとしみじみ胸が温かくなりました。
第14話の両家が顔を合わせた食事会は、本当に地獄のような空気で忘れられません。ジュンは料理に一切手をつけず無言を貫いて、ハナが必死に空気を読もうとして「ここ、とてもおいしいみたい」と言い、一口も食べてないのに「さっきから食べてました」と強がる姿は、痛々しくて見ていられなかったです。親の幸せを願って身を引こうとするハナと、自分たちを犠牲にして家族になんてなれないと怒るジュンのすれ違いは、どちらの気持ちもわかるだけに本当に苦しかったです。
最終話の結末については、親世代が身を引いて子どもたちに道を譲るという着地で、個人的にはすごく納得がいきました。第20話でイナがユニに、目が不自由になるなら君の目になって生きると告白したのに、ユニがきっぱり断って子どもたちの愛のために一人でアメリカへ行く決断をしたところは、母親としての覚悟にじわっと涙が出ました。そしてラスト、ジュンが庭にろうそくとダイヤモンドスノーの映像を用意してハナにプロポーズして、二人が結婚式を迎えた結末は、これまでの長くて重い苦難を思えば本当に胸がいっぱいになりました!親たちの果たせなかった恋を背負わされながらも、最後までお互いの手を離さずに幸せを掴み取ってくれたので、見終わったあとは温かい余韻がしっかり残りました。
この作品が好きならこちらも
ハナの大学院の先輩であるハン・テソンを演じたキム・ヨングァンが好きになった方には、彼が冷徹な上司ド・ミンイクを演じた『初対面だけど愛してます』がおすすめです。本作のテソンはハナを静かに見守る落ち着いた先輩でしたが、こちらでは秘書に無理難題を言いつつも次第に心を開いていくコミカルで可愛らしい姿が楽しめます。
ジュンに猛アタックしていたモデルのイ・ミホ役のパク・セヨンが気になったなら、まったく違う役柄の出演作も見てほしいです。彼女が高麗のノグク王女を演じた『シンイ』では、本作の派手でわがままなお嬢様とは真逆の、気品あふれる切ない王女の姿を見せてくれます。また、元教え子で熱血なチュ・ミラン刑事を演じた『チェックメイト』では不正に立ち向かう凛々しい姿が見られますし、巨大法律事務所の令嬢チェ・スヨンを演じた『耳打ち』では冷徹で複雑な悪女役を熱演していて、演技の幅の広さに感心します。
ツンデレな主人公との王道ラブストーリーが好きな方には、『イタズラなKiss』もぴったりだと思います。冷たく当たっていた男性主人公が健気なヒロインに少しずつ惹かれていく過程は本作のジュンとハナによく似ています。ただ、あちらは高校や大学を舞台にしたドタバタの学園ラブコメディーなので、親世代の因縁のような重い葛藤はなく、気楽に胸キュンを楽しみたいときに向いています。
みんなの評価 ― 韓国と日本でこんなに違う
ここからは、私の感想とは別に、韓国と日本のみんなの評価をまとめました。
韓国と日本の評価
| 項目 | 韓国(Watcha Pedia) | 日本(Filmarks) |
|---|---|---|
| 平均スコア | ★3.5(5点満点・2026年10月時点) | 3.7(5点満点・2026年10月時点) |
| 評価数 | 3,870名 | 230件 |
| 評価の分布 | ― | 4.1-5.0: 23% 3.1-4.0: 61% 2.1-3.0: 14% 1.0-2.0: 2% |
| 視聴率(AGBニールセン調べ) | 初回 5.8% / 最高 6.4% / 最終回 5.9% | ― |
韓国での放送当時を振り返ってみると、初回5.8%で同時間帯の地上波ドラマの中で最下位という苦しいスタートでした。その後も第8話で最高6.4%を記録したものの、全20話の平均視聴率は5.3%にとどまり、数字の面ではかなり伸び悩んだんですよね。競合作品が強かったこともありますが、放送前の大きな話題性に比べると韓国国内の反応はかなり控えめでした。でも、日本のレビューサイトでは3.7と安定した評価がついていて、私の感覚としても「そこまで低視聴率になるほど悪くないのにな」という日本のスコアに近い温かい気持ちで見終えました。
韓国で賛否が分かれたところ
韓国の当時のニュースや論評を読んでみると、評価がはっきり二つに割れていたのがよく分かります。放送初期の新聞やテレビの報道記事では、ユン・ソクホ監督ならではの美しい映像美や叙情的な雰囲気が懐かしいという好意的な声が上がった一方で、展開が古くさくてどこかで見た場面のつぎはぎのようだという厳しい指摘が出ていました。特に詩的なせりふへのこだわりが今の時代にはこそばゆいという批判や、自分の想いを隠してばかりいるイナのもどかしさに視聴者が疲れてしまったという関係者の分析も紹介されていて、ここは確かに言われてみれば納得できる部分もありました。
放送が進んでからのメディアの記事では、第5話以降の現代パートになって明るくテンポが良くなったことや、二役を演じ分けた主演の二人、中堅俳優たちの演技の良さがしっかり評価されていました。完成度の高さに対して視聴率が低すぎると惜しむ声も多くて、ここは私も完全に同意見でしたね。放送終了後には、2003年の映画『ラブストーリー』の制作会社から構成や設定が似ているとして仮処分を申請される騒動もあり、制作会社側が監督の過去作の表現だと真っ向から反論するなど、作品の外側でもいろいろな議論を呼んだドラマでした。
評価データ・参考資料
- Watcha Pedia「사랑비」(評価データ)
- Filmarks「ラブレイン <完全版>」(評価データ)
- リビュースター「'사랑비', 호평-실망 극과 극 반응 속 저조한 출발」(2012年3月27日)
- TVリポート「'사랑비' 재밌는데 시청률은 왜 저조할까?」(2012年3月28日)
- 毎日経済スタートゥデイ「'사랑비' 윤석호 PD "시청률, 실망..배우들에게 미안"」(2012年4月27日)
- OSEN「'사랑비', 호평인데 시청률은 왜 안 오를까」(2012年5月1日)
- スポーツ韓国「5% 시청률 → 500억 매출.. '사랑비' 장근석 매직!」(2012年5月21日)
- OSEN「'사랑비' 종영, 브라운관 촉촉히 적시고 떠났다」(2012年5月29日)
- OSEN「종영 '사랑비', 장근석·윤아 '배우로 남았다'」(2012年5月29日)
- スポーツワールド「영화 '클래식' 제작사, KBS 드라마 '사랑비'에 표절 소송 제기」(2012年6月7日)
- マネートゥデイ・スターニュース「'사랑비'측 "윤석호PD, 오히려 저작권 침해당해"」(2012年6月7日)
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韓国放送時の視聴率
「ラブレイン」が韓国で放送されたときの、各話の視聴率一覧です。
緑が濃いほど高視聴率、青が最高視聴率、紫が最低視聴率の回です♪
平均 5.3% 最高 6.4%(第8話) 最低 4.4%(第3話)
※視聴率はAGBニールセン調べ(全国基準)。
第3話で最低の4.4%を記録したあと、第8話で一気に最高値の6.4%まで持ち直しています。中盤以降も大きな急落はなく、5%台のラインを堅実に保ち続けていました。
最初の5話平均が5.2%で、ラスト5話の平均が5.4%と、最後まで数字を少しずつ底上げして完走しています。派手な高視聴率ではなくても、固定のファンがじっくり毎週追いかけていた空気感がよく分かりますね!
撮影秘話とトリビア
「ラブレイン」の世界をもっと深く楽しめる!知れば知るほど面白い、ドラマのトリビアや裏話をご紹介します。
本編だけではわからない制作の背景や豆知識を集めました♪
「冬のソナタ」の名コンビが10年ぶりに再タッグ
純愛ドラマの金字塔「冬のソナタ」を手掛けたユン・ソクホ監督と、脚本家のオ・スヨンが約10年ぶりにタッグを組みました。水彩画のような映像美と繊細な感性で、1970年代と2012年という2つの時代を越えた運命の恋が丁寧に描かれています。往年の韓流ファンにとっても感慨深い特別な作品になりました。
主演2人が挑んだ難易度の高い「1人2役」
主演のチャン・グンソクとユナは、1970年代の純粋な大学生カップルと、現代を生きる洗練された男女の2役をそれぞれ見事に演じ分けました。チャン・グンソクは美術学生ソ・イナとフォトグラファーのソ・ジュン、ユナは家政学科のキム・ユニとガーデナーのチョン・ハナを担当しています。時代ごとの佇まいや表情の演じ分けは大きな見どころとなりました。
大人気スターのソ・イングクが本作で俳優デビュー
今や実力派俳優として大活躍しているソ・イングクですが、実はこの「ラブレイン」が記念すべきドラマデビュー作です。劇中では1970年代の音楽仲間キム・チャンモ役などを個性豊かに好演しました。この初々しくも堂々とした演技が高く評価され、第5回コリアドラマアワードで男性新人賞を受賞しています。
ユナが手にした栄冠とファンの熱狂的な支持
ヒロインを可憐に演じきったユナは、2012年のKBS演技大賞で見事にネットユーザー賞を受賞しました。視聴率は初回(第1話)5.8%、最低は第3話の4.4%、最高は第8話の6.4%、最終回(第20話)は5.9%、全20話の平均は5.3%という推移でしたが、熱心なファンに支えられて後に劇場版の映画化も発表されるほどの支持を集めました。
雪の情景が印象的な北海道ロケ
現代パートでソ・ジュンとチョン・ハナが出会う重要な舞台として、日本の北海道でロケが行われました。一面の銀世界の中で繰り広げられる2人のやり取りは、瑞々しい映像美と相まって物語の大きな転換点となりました。韓国だけでなく日本の風景も溶け込んだ印象深いシークエンスです。
基本情報
| タイトル | ラブレイン(사랑비) |
|---|---|
| 英語タイトル | Love Rain |
| 配信 | U-NEXT(※時期により変動あり) |
| 放送年 | 2012年3月26日〜2012年5月29日 |
| 話数 | 全20話 |
| ジャンル | ラブロマンス |
| 演出 | ユン・ソクホ |
| 脚本 | オ・スヨン |
| 主な出演 |
チャン・グンソク(ソ・ジュン/ソ・イナ(1970年代)役) ユナ(少女時代)(チョン・ハナ/キム・ユニ(1970年代)役) キム・シフ(イ・ソノ/イ・ドンウク(1970年代)役) チョン・ジニョン(ソ・イナ(2012年)役) イ・ミスク(キム・ユニ(2012年)役) ユ・ヘリ(ペク・ヘジョン(2012年)役) ソン・ウンソ(ペク・ヘジョン(1970年代)役) ソ・イングク(キム・チャンモ(1970年代)/キム・ジョンソル役) ファン・ボラ(ファン・インスク(1970年代)役) パク・チイル(キム・チャンモ(2012年)役) クォン・イナ(イ・ドンウク(2012年)役) キム・ヨングァン(ハン・テソン役) パク・セヨン(イ・ミホ役) オ・スンユン(チョ・ス役) イ・チャノ(チャンス役) シン・ジホ(インソン役) |
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