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クルミットです♪
今回はテギルの酒浸りっぷりから始まりました。オンニョンがソン・テハと婚礼を挙げたと知ってからずっと飲み続けているって、もうその時点で切ないです。そしてテギル・チェ将軍・ワンソンの三人がどうやって出会ったのか、五、六年前の因縁もまとめて明かされる回でした。テハたちはウンジュサで昔の仲間と再会し、テギルはその同じウンジュサへ向かって馬を奪ってまで駆け出します。それでは11話を一緒に見ていきましょう!
チュノ~推奴~ 11話のあらすじ
テギルは酔ったまま、ソルファに同じ話を何度も繰り返します。この朝鮮にはウォラクサンの雑鬼、スンネムンの犬白丁、そして自分イ・テギル、この三人の凶悪な男がいるのだと。オンニョンが婚礼を挙げたと知ってから、テギルはずっと酒を手放していません。
ソルファはそんなテギルに、オンニョンはもう結婚したのだから忘れて、一度思い切り泣けばいいと言います。するとテギルは激高して酒膳をひっくり返し、逃げた女奴婢のために自分が泣くものかと怒鳴りました。
酒膳ひっくり返す元カレ、正直しんどい。
ソルファが人生は山ほど高く、水ほど深いものだと静かに話すと、テギルは彼女を抱き寄せて「温かい」とつぶやきます。そして、生きることも世の中もひどいものだと漏らしました。
同じ頃、ヘウォンとテハも二人で話し込んでいました。テハは部下の扱いはわかるけれど、女性にどう接すればいいのかわからないと打ち明けます。ヘウォンは、女性が望むのは男の変わらない心だけだと答えました。テハが生涯ヘウォンへの義理を守ると言うと、ヘウォンは義理は男同士で守るものだと返し、女性は別の言葉を聞きたがると言います。意味がわからないテハに、ヘウォンは義理や忠誠以外の言葉を知らないのかと尋ね、そのまま握っていた手を離して寝るように言いました。
テハ、ここは全力で置いてけぼり。ヘウォンの言いたいこと、たぶん一生わからないタイプです。
翌朝、テギルは眠っているソルファを起こし、なぜここで寝ているのかと問い詰めます。ソルファは、昨夜テギル自身が強く抱き締めてそばにいてくれと言ったこと、温かいと言ったこと、生きるのはひどいものだと話したことを伝えました。でもテギルは取り合わず、早く荷物をまとめるよう命じます。
そして二人はチェ将軍とワンソンを捜しに出発。ソルファが二人に会いたいのかと尋ねると、テギルは会いたいどころか出会ったこと自体にうんざりしていると答えます。
ここで五、六年前、テギル・チェ将軍・ワンソンが初めて出会った時のいきさつが描かれます。当時のチェ将軍は武科試験を目指しており、ワンソンはアンソンでスリをして暮らしていました。テギルは捕盗庁の者を装い、ワンソンのような者から金を巻き上げていたのです。
武科試験へ向かうチェ将軍からワンソンが金を盗んで逃走。チェ将軍が追いかけ、テギルは戸牌を調べるふりをしてワンソンを足止めします。ワンソンは屋根を伝って逃げますが、最後はチェ将軍に捕まりました。
ワンソンのスリ、下手すぎ。
チェ将軍が試験のための金だと説明して取り返そうとしたところへ、金を狙うテギルも現れて三つ巴の争いに。テギルとチェ将軍の腕は互角で決着がつかず、そのあいだにワンソンは倒れてしまいます。結局テギルは半分の金を返し、チェ将軍の腕を気に入って、試験より自分と一緒に稼がないかと誘いました。どこで武術を学んだのか聞かれたテギルは「路上で身につけた」と答え、チェ将軍は鼻で笑って立ち去ります。でもテギルは、気が変わったらハニャンのトンデムンの未亡人の家に来い、来たら将軍様と呼んでやると声をかけました。
倒れていたワンソンは起き上がって負けを認め、テギルを兄貴として仕えると宣言。その後チェ将軍もテギルのもとを訪れ、三人は行動を共にするようになったのでした。
現在、チェ将軍とワンソンは宿屋にいます。ワンソンは宿屋に飽きたと言い、女性が一人でいる家に泊まろうとチェ将軍を誘いました。その家でワンソンは奥方に呼ばれて奥の間へ。一方チェ将軍は女奴婢にじっと見つめられ、居心地の悪さを感じています。
場面はオッポクたち奴婢に移ります。オッポクは何者かから学者を殺せという密書を受け取り、指示どおり二人の両班を銃で撃ち殺しました。誰が何のために命じているのかは知らされないまま。その後オッポクは他の奴婢たちに銃の撃ち方を正式に教えます。
オッポク、誰の指示かもわからず人を撃つのめちゃくちゃ怖い状況だと思う。
テハ、ヘウォン、クァク・ハンソム、元孫はテハの昔の軍官仲間に会うためウンジュサへ。ヘウォンはクァク・ハンソムに、自分が子供を抱くと申し出ます。クァク・ハンソムが元孫を敬称付きで呼ぶと、ヘウォンは逃亡中にその呼び方やテハを将軍と呼ぶのは危険だと注意しました。クァク・ハンソムはヘウォンが何者なのかテハに尋ね、兄嫁になる人なのか、もう兄嫁なのかとも聞きますが、テハは答えず笑うだけでした。
ウンジュサに着いた一行は、テハが訓練院にいた頃の仲間たちと再会します。仲間たちも奴婢として暮らしていて、全員の顔に奴婢の烙印が刻まれていました。テハはその烙印を見つめます。クァク・ハンソムは自分だけ無事に暮らしてきたことを申し訳なく思い、涙を流しました。テハと仲間たちは元孫に礼を尽くし、共に決起する覚悟を固めます。
その頃、テギルはチェ将軍とワンソンに再会します。チェ将軍から渡された密書を確認したテギルは、描かれた横たわる弥勒仏がウンジュサを指していると気づきました。テギルは馬を奪うため一人で十数人の捕卒を相手に戦い、馬を手に入れてウンジュサへ急ぎます。
十数人相手に一人で突っ込んでいくの、テギルの必死さがそのまま伝わってきます。
急に動き出したテギルの様子がわからないチェ将軍とワンソンは、ソルファから事情を聞きます。オンニョンが婚礼を挙げ、その相手がソン・テハだったと知り、二人は驚いてすぐテギルの後を追いました。
ウンジュサの中腹まで来た三人は別々の道から進むことに。テハ一行を見つけたらカッコウの鳴き声を二回出す約束です。ワンソンが鳴きまねをしますが弱々しい声しか出せず、テギルに呆れられていました。
チェ将軍はオンニョンのことで興奮しているテギルに、何度も冷静に行動するよう言い聞かせます。テギルも慎重に動くと約束し、三人は追跡を開始しました。テギルは山中を進みながらオンニョンと過ごした日々を思い出し、刀を抜いて彼女のもとへ向かいます。
三人の出会いの過去にちょっとほろっとした話
一番印象に残ったのはやっぱり五、六年前の出会いのくだりです。金を取り合って喧嘩してたはずが、いつの間にか三人で行動するようになってるって、男同士の友情の始まり方が雑すぎて逆に良いです。ワンソンなんて完全に負けたのに「兄貴」って懐くの、切り替え早すぎ。
テギルの「温かい」のひとことは正直ぐっときました。あの人、普段は威勢良く振る舞ってるだけに、生きることがひどいものだって漏らす瞬間のギャップがきついです。でも朝になったら何も無かったことにするのが、なんというかテギルらしいというか・・・ソルファも報われないですよね。
あとテハとヘウォンのやりとり。義理と忠誠しか知らないテハ、ヘウォンに完全に見透かされてます。あの温度差、見ててこっちがもどかしくなりました。
そしてウンジュサでの再会。烙印を見つめるテハの顔、想像しただけで胸が痛いです。クァク・ハンソムが泣くのもわかる、自分だけ無事だったっていう申し訳なさ、あれは重い。
一番気になるのはやっぱりラスト。オンニョンの婚礼相手がテハだと知ったテギルが、十数人を相手に馬を奪ってまでウンジュサへ向かうところです。刀を抜いて黙々と歩くテギルの背中、あの必死さだけで泣きそうになりました。
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