ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
今回ご紹介するのは、韓国JTBCで放送された企業/サスペンス「交渉の技術」。
経営危機に陥った大企業を救うため、巨額の資金と会社の運命を懸けた買収劇が繰り広げられる作品です。冷徹な交渉人と社内の権力争いが絡み合って、先の読めないスリルが続きます。
主人公は白蛇の異名を持つ伝説の交渉人ユン・ジュノで、感情を表に出さずに大胆な手を次々と繰り出していきます。そんな彼とタッグを組むのが、心優しくて相手の気持ちに寄り添う弁護士のオ・スニョンです。正反対な性格の二人がチームを組んで、次期会長を狙う専務の妨害に立ち向かっていきます。
企業の買収や難しいビジネスの話が気になっている方も安心してください。専門知識がなくても人間同士の駆け引きのテンポが良くて、すんなり引き込まれます。
この記事では、私がハラハラしながら見守った本音を交えつつ、
「交渉の技術」の全話あらすじとネタバレ、見どころを余すところなく紹介します。
ぜひ、生き残りを懸けた彼らの知略戦を一緒に見届けましょう♪
もくじ
交渉の技術 あらすじ
大企業サンイングループが莫大な負債で経営危機に陥って、創業者のソン会長がハワイから呼び戻したのが、かつて伝説の交渉人と呼ばれたユン・ジュノです。白髪交じりの冷たい目つきから社内では白蛇なんてあだ名で恐れられている男。会長から求められたのはなんと11兆ウォンもの資金調達で、ジュノは復帰早々、グループの土台であるサンイン建設の売却を言い出して役員たちを震え上がらせます。当然、次期会長の座を狙っている専務のハ・テスは面白くなくて、元部下だったジュノを潰そうとあらゆる手を使って足を引っ張りにきます。そんな敵だらけの状況でジュノがチームに引き入れたのが、相手の懐にスッと寄り添う交渉弁護士のオ・スニョンでした。冷徹に計算し尽くす白蛇と柔らかな笑顔で本音を引き出す弁護士のコンビで、不可能と言われる巨大な買収劇に乗り出していきます。巨大企業がぶつかり合うお金とプライドの駆け引きもスリリングですし、ジュノが危険を冒してまで韓国に戻ってきた裏の目的も気になって仕方なくなります。
見どころ
まず引き込まれるのが、主演二人の絶妙なやり取りです。イ・ジェフンが白髪交じりの姿で感情を消して相手をじっと見つめる空気がとにかく不気味で、まさに白蛇そのもの。そこにキム・デミョン演じるスニョンが、ふんわりした笑顔とおだやかな語り口で相手の警戒を解いていくから、この二人が並ぶだけで画面がピリッと締まります。氷のように冷たいジュノと人情味あふれるスニョンが息を合わせて相手を追い詰める交渉術は、見ていてスカッとします。
企業ドラマ好きにはたまらない重厚な社内バトルも大きな見どころです。ソン・ドンイル演じる創業会長は飄々としながら急に社員を登山に連れ出して腹を探ってくるし、チャン・ヒョンソン演じるハ専務は自分の出世のためにジュノの計画を裏から徹底的に邪魔してきます。会議室でのおじさん幹部たちのドロドロした足の引っ張り合いや心理戦が容赦なくて、次は誰が裏切るのかとハラハラしながら見守ってしまいました。
静かなのに胃がキリキリ痛むような独特の空気感もアン・パンソク監督らしくて引き込まれます。大声で怒鳴り合ったり派手な暴力があるわけでもないのに、机を挟んで交わされる淡々とした言葉の応酬だけで背筋がゾクゾクしてきます。第5話と第6話で描かれる静岡ロケでの息詰まる国際交渉シーンもリアルで、ビジネスの現場に放り込まれたような異様な緊張感を味わえます!
「交渉の技術 各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
キャスト・登場人物
「交渉の技術」のキャスト&主な登場人物一覧です。
ユン・ジュノ(演:イ・ジェフン)

「冷徹な仮面の下に信念を秘めた伝説の交渉人」
経営危機に陥ったサンイングループを救うためにハワイから呼び戻された、M&Aチームのチーム長です。感情を全く表に出さないため社内では白蛇と呼ばれて恐れられていますが、実は相手のプライドをしっかり尊重して交渉を進めていきます。無表情な中に時折見せる鋭い眼差しが印象的で、何を考えているのか読めない雰囲気に引き込まれます。ポーカーフェイスを崩さずに鮮やかな手腕で相手を追い詰めていく姿がとても痛快です。
オ・スニョン(演:キム・デミョン)

「高い共感力で相手の心を解きほぐす人情派弁護士」
ユン・ジュノと一緒にM&Aチームで難局に立ち向かう、交渉専門の弁護士です。物腰が柔らかくて人柄も温かく、相手の気持ちに寄り添いながら有利な状況を作り出していきます。個人的にキム・デミョンさんが演じるこういう優しいキャラクターが大好きで、画面に出てくるだけで安心感があります。冷静沈着なジュノと絶妙なコンビネーションを見せてくれるところが大きな魅力です。
ソン・ジェシク(演:ソン・ドンイル)

「一代で大企業を築き上げた豪快なカリスマ創業者」
サンイン建設からスタートしてグループを大きく育て上げた会長です。会社の危機を乗り切るためにユン・ジュノを呼び戻した張本人で、大事な話をする際には相手を登山に誘う一面を持っています。ソン・ドンイルさんらしい重厚さと独特の迫力があって、登場するだけで空気が引き締まります。ジュノと繰り広げる緊迫感たっぷりの腹の探り合いは見ごたえ十分です。
ハ・テス(演:チャン・ヒョンソン)

「次期会長の座を狙って策略を巡らせる野心家CFO」
サンイングループのナンバー2で、社内政治に余念がない戦略企画室長兼専務です。かつての部下であるユン・ジュノが復帰したことで自分の立場が脅かされると焦り、露骨な敵意を向けて邪魔をしてきます。こういう保身ばかり考えて足を引っ張る上層部は見ていて本当にイラッとします!ジュノたちの計画をあの手この手で妨害してくる嫌らしさがドラマを盛り上げています。
クァク・ミンジョン(演:アン・ヒョンホ)

「冷静沈着に実務を支えるM&Aチームの財務担当」
M&Aチームの課長として、膨大なデータや数字を淡々と処理していく頼もしい存在です。感情に流されることなく、プロとして自分の仕事をきっちりとこなします。派手な交渉の裏でチームの足元をしっかり固める堅実な仕事ぶりが光っています。
チェ・ジンス(演:チャ・ガンユン)

「独自の感性でチームに新しい風を吹き込む最年少インターン」
M&Aチームの末っ子として奮闘しているインターン社員です。上の世代とは少し違う今どきの若者らしい感覚を持っていて、チームにほどよい軽やかさを加えてくれます。百戦錬磨の先輩たちに囲まれながら一生懸命に食らいついていく姿が微笑ましいです。
相関図
ソン・ジェシク会長がトップに立つサンイングループの中で、経営再建を託されたユン・ジュノがM&Aチームを率いています。そのチームには、心強い相棒である弁護士のオ・スニョン、財務担当のクァク・ミンジョン、インターンのチェ・ジンスが所属し、互いの強みを活かして協力し合っています。一方で、次期会長の座を狙うCFOのハ・テス専務は、かつての部下であるユン・ジュノの復帰を快く思っておらず、自身の権力を守るためにユン・ジュノと真っ向から対立しています。
評価・レビュー
韓国ドラマ「交渉の技術」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
ネタバレを表示する
一言で言うと、企業の買収というお金の計算ばかりの冷酷な話かと思いきや、人間のドロドロした感情や家族の痛みが絡み合っていて、かなり精神的にきつさを感じる作品でした。
計算では割り切れない家族の事情
中盤の7話から8話にかけての、チェジュ島のダドリゾート売却話は見ていて本当にイライラする展開が続きます。ソン・ジェシク会長が病気の娘ジオのために買ったリゾートなのですが、会社が生きるか死ぬかの危機なのに私情を挟む会長の態度には腹が立ちました。でも、ジュノがジオに永久賃貸の特約を提案してリゾートを売りつつ、手術を拒んでいた彼女に治療を決意させた流れは、好きな人のためにここまでやるか、という親子の執念を感じて少し泣けました。
何を考えているか分からないジュノとイラつくテス
イ・ジェフン演じるユン・ジュノの、感情を全く表に出さない無表情な演技が印象的です。彼が何を企んでいるのか読めなくて、味方なのか敵なのか不安になることが多かったですね。対照的に、チャン・ヒョンソン演じるハ・テス専務には最初から最後までひたすらムカつきました。自分の保身のためにジュノの邪魔ばかりするだけでなく、過去の株価操作でジュノの兄ユン・ジュソクを罠にはめた張本人であり、本当に許せないキャラクターとして描かれています。キム・デミョン演じるオ・スニョン弁護士の柔らかい雰囲気だけが劇中の唯一の癒しでした。
懲戒委員会での逆転と執念の結末
終盤でジュノが株価操作の濡れ衣を着せられて懲戒委員会にかけられる展開は、見ていて本当に息苦しい時間でした。しかし、それが全て兄の死の真相を暴き、黒幕のコ・ビョンス博士やハ・テスを追い詰めるためにジュノ自身が仕掛けた内部告発だったと分かった時はすっきりしました。ただ、最終回でハ・テスを解雇に追い込んだのも束の間、サモエルファンドの理事としてテオという新たな火種が現れる終わり方だったので、少しモヤモヤが残ります!
ドロドロした社内政治や、頭脳戦による復讐劇が好きな人におすすめのドラマです。
この作品が好きならこちらも
イ・ジェフンがユ・ソジュンを演じた『明日キミと』。交渉人ジュノとは違い、時間を行き来する社長の恋愛を楽しめます。
イ・ジェフンが思悼世子イ・ソン役を演じた『秘密の扉』も。ジュノの社内交渉とは違う、父との確執に胸が痛くなる時代劇です。
イ・ジェフンがイ・スヨンを演じた『輝く星のターミナル』。ジュノの交渉中心の物語から、空港を舞台にした恋愛へ気分を変えたい時に。
キム・デミョンがキム・ドンシクを演じた『ミセン』。弁護士スニョンとは違う会社員の姿で、働く人の苦労をじっくり見たい方に合います。
チームで難題に挑むところが好きなら『ストーブリーグ』も。こちらは弱小野球チームの立て直しで、組織を動かす苦労が面白いんです。
冷静なリーダーと仲間のやり取りが好きなら『監査します』。こちらの仕事は、建設会社の横領や不正を追うことです。
社内の悪だくみに立ち向かう話が好きなら『キム課長とソ理事』も。会社での攻防に、こちらは笑いがぐっと増えます。
ジュノが身内の事件を追う部分が好きなら『自白』。父の事件に疑問を抱える弁護士が中心で、弁護と捜査の行方が気になります。
静かな緊張感が好きなら『秘密の森』も。こちらは犯罪スリラーなので、事件の謎を追いたい時に。
本心を隠した駆け引きが好きなら『カネの花』。こちらは主人公が復讐心を秘めていて、もっと重たい気分になります。
みんなの評価 ― 韓国と日本でこんなに違う
ここからは、私の感想とは別に、韓国と日本のみんなの評価をまとめました。
韓国と日本の評価
| 項目 | 韓国(Watcha Pedia) | 日本(Filmarks) |
|---|---|---|
| 平均スコア(2026年10月時点) | 3.6/5点満点 | 3.9/5点満点 |
| 評価数 | 43名 | 983件 |
| 分布(2026年10月時点) | ― | 4.1-5.0:26% 3.1-4.0:67% 2.1-3.0:6% 1.0-2.0:1% |
| 視聴率(初回/最高/最終回) | 3.3%/10.3%/10.3% 最高・最終回とも第12話 AGBニールセン調べ・全国 |
― |
韓国ではJTBCで放送され、最終回の視聴率は初回の3倍以上に伸びたんですよね。グッドデータのFUNdexでは話題性のTV部門3位にも入りました。序盤から見ていた私には、地道な交渉の面白さが後半まで届いたようでうれしい結果です。
私の満足度は、韓国のレビューサイトより日本のレビューサイトの評価に近いです。
韓国で賛否が分かれたところ
韓国の新聞や放送局の記事は、全体として好意的だったんですよね。新聞の中央日報が取り上げていたのは、主人公の恋愛なしで組織の駆け引きを見せる作り。私はここが好きでした。ただ、放送局JTBCの記事ではイ・ジェフン本人も題材のとっつきにくさを認めていて、そこはわかります。序盤は用語を追うだけで少し疲れました。
スポーツ京郷の記事は、交渉中の落ち着いた口調や細かな表情を褒めていました。私もジュノが相手を見定める顔が好きなので、うなずけます。
JTBCが触れていた続編を匂わせる幕引きは、正直、好みが分かれそうです。監督も中央日報でシーズン制への意欲を語っていたみたいで、あの終わり方にも納得しました。まぁ、続きを作りたくなるチームなのはわかるんですけど、私はまず、あの仲間たちがひと息つけるところをもう少し見たかったです。
評価データ・参考資料
- Watcha Pedia「협상의 기술」(評価データ)
- Filmarks「交渉の技術」(評価データ)
- JTBC「'협상의 기술', M&A 소재로 '10%의 벽' 깬 비결은?」(2025年4月14日)
- 中央日報「시즌제 욕심낸 '협상의 기술' 안판석 감독…'극사실주의' 연출의 비결은」(2025年3月23日)
- 世界日報「M&A 이야기 통했나…'협상의 기술' 호평 배경」(2025年4月12日)
- スポーツ京郷「'협상의 기술' 이제훈 '연기의 기술' 찬사」(2025年4月6日)
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韓国放送時の視聴率
「交渉の技術」が韓国で放送されたときの、各話の視聴率一覧です。
緑が濃いほど高視聴率、青が最高視聴率、紫が最低視聴率の回です♪
平均 7.0% 最高 10.3%(第12話) 最低 3.3%(第1話)
※視聴率はAGBニールセン調べ(全国基準)。
第1話は3.3%からのスタートでしたが、第2話ですぐに6%台へ乗せて、そこから順調に数字を上げていきました。中盤以降も勢いを落とさず、最終回の第12話では10.3%まで届いて番組最高の数字で締めくくっています。
最初の3話の平均5.1%から最後の3話の平均8.8%へと、後半に向けて着実に上がっていったのが数字にもよく表れていますね。ドラマの良さは数字だけで測れるものではありませんが、最後までしっかり伸びてくれたのは素直に嬉しいところです!
撮影秘話とトリビア
「交渉の技術」の世界をもっと深く楽しめる!知れば知るほど面白い、ドラマのトリビアや裏話をご紹介します。
本編だけではわからない制作の背景や豆知識を集めました♪
冷徹な交渉人を表現!イ・ジェフンさんの大胆な白髪スタイル
主人公ユン・ジュノは、感情を表に出さない冷徹さから社内で「白蛇」という異名で呼ばれるキャラクターです。主演を務めたイ・ジェフンさんは、このミステリアスで鋭い役どころを視覚的にも表現するため、大胆な白髪姿へとイメージチェンジを図って撮影に挑みました。これまでの作品で見せてきた温かい表情や熱血漢のイメージをがらりと覆す、研ぎ澄まされたビジュアルが物語の緊張感をぐっと引き締めています。
物語の転換点となった第5話・第6話の静岡ロケ
本作の大きな見どころの一つが、第5話と第6話で描かれた日本を舞台にしたエピソードです。このパートの撮影は実際に日本の静岡県で行われ、現地のリアルな空気感の中で緊迫した交渉劇がカメラに収められました。劇中にはアオキ・ムネタカさんやサクラバ・ナナミさんといった日本人俳優陣も登場し、イ・ジェフンさん演じるユン・ジュノとの国境を越えた白熱のビジネスバトルを展開しています。
アン・パンソク監督の前作「卒業」から続いて合流したチームメンバー
「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」や「ある春の夜に」などで登場人物の繊細な心理を描き出してきた名匠アン・パンソク監督。ユン・ジュノが率いるチームのメンバーを演じたアン・ヒョンホさんとチャ・ガンユンさんは、アン・パンソク監督の前作「卒業」にも出演していた俳優たちです。監督の演出スタイルを熟知した2人が加わったことで、プロフェッショナルな現場の空気感と若々しい感性が絶妙に調和したチームワークが生まれました。
名バイプレイヤー、ソン・ドンイルさんとチャン・ヒョンソンの再共演
創業者であるソン・ジェシク会長役のソン・ドンイルさんと、ナンバー2の座から会長を狙うハ・テス専務役のチャン・ヒョンソンさん。ドラマ界を支える重鎮俳優の2人は、過去にドラマ「ライブ」でも息の合った共演を見せていました。本作では互いの野心や思惑が交錯する大企業の幹部同士として再び顔を合わせ、重厚感あふれる社内政治の心理戦を繰り広げてドラマに深い奥行きを与えています。
口コミで広がり初回3.3%から最終回10.3%へ大躍進!
緻密に練られた企業買収の駆け引きが評判を呼び、放送を重ねるごとに視聴者の熱気も高まりました。視聴率は第1話の3.3%からスタートしたものの、回を追うごとに右肩上がりに数字を伸ばし、最終話(第12話)では最高となる10.3%を記録。最低となった初回3.3%から3倍以上の数値を叩き出し、全12話の平均視聴率は7.0%という見事な成果を残しました。
基本情報
| タイトル | 交渉の技術(협상의 기술) |
|---|---|
| 配信 | 各配信サービスにて順次配信(※時期により変動あり) |
| 放送年 | 2025年3月8日〜2025年4月13日 |
| 話数 | 全12話 |
| ジャンル | 企業/サスペンス |
| 演出 | アン・パンソク |
| 脚本 | イ・スンヨン |
| 主な出演 |
イ・ジェフン(ユン・ジュノ役) キム・デミョン(オ・スニョン役) ソン・ドンイル(ソン・ジェシク役) チャン・ヒョンソン(ハ・テス役) アン・ヒョンホ(クァク・ミンジョン役) チャ・ガンユン(チェ・ジンス役) |
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