ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
今回ご紹介するのは、2010年に韓国MBCで放送された『ピンクのリップスティック』。
ぶっちゃけて言っちゃうと…このドラマ、親友(ミラン)の裏切りと自己中心的な悪女っぷりが強烈すぎて、何度か画面に向かって叫びそうになりました(笑)。
でも、だからこそ!
地獄に突き落とされたガウンが這い上がり、彼女を一途に支えるジェボムの「純愛」が本当に泣けるんです。
ただの愛憎劇にとどまらず、親友による裏切りや秘密の子供発覚、そこからの「人生大逆転」の物語が凄まじい…。
「話数が長いけど見る価値ある?」「ドロドロしすぎてついて行けないかも?」と迷っている方も、ご安心ください。最後にはちゃんと希望が残ります!
この記事では、私が怒り(主にミラン&ジョンウへ)と感動(ジェボムの優しさへ)で情緒不安定になりながら完走した感想を交えつつ、『ピンクのリップスティック』の全話あらすじとネタバレ、見どころを余すところなく紹介します。
ぜひ、ユ・ガウンの復讐劇を一緒に見届けましょう♪
もくじ
ピンクのリップスティック あらすじ
夫と娘との暮らしを大事にしているユ・ガウン。親友ミランが忘れた携帯を届けようと後を追った彼女は、夫ジョンウとミランのただならぬ姿を目撃してしまいます。物語はそこから六年前へ戻り、ガウンの結婚の裏側をたどっていきます。ガウンが幸せな未来を思い描く一方で、婚約者のジョンウは、実は親友ミランの恋人でもあったんです。
ジョンウが選んだのは、愛情よりも自分の成功につながる結婚でした。彼を諦められないミランは妊娠を知り、ガウンとの結婚を止めようとしますが、二人は夫婦になります。その後、妊娠したガウンは、ミランとチョのたくらみによって流産。同じ病院で女の子を産んだミランには知らされないまま、ジョンウたちはその子を施設に預ける計画を進めます。やがてガウンは、出生の秘密を知らずにナリを養女として育てることになります。
年月がたち、ニューヨークで成功したミランが再びジョンウと関わり始めます。仕事を口実に家を空ける夫と、ガウンの不安をあおる親友。ナリの誕生日も夫は帰らず、ガウンは娘と二人でお祝いすることに。小さな違和感が重なった先で、夫の不倫だけでなく、ナリがジョンウとミランの実の娘だという事実まで突きつけられます。さらにジョンウはガウンの実家の会社を奪おうと動き、父も失ったガウンは、家族との暮らしまで壊されてしまいます。
それでもガウンが守りたいのは、自分を母として慕ってくれるナリです。離婚と娘を手放すことを迫られ、働き口まで妨害されるガウン。そんな彼女を支えようとするのが、ハ・ジェボム。最初はガウンを誤解していた彼も、事情を知って力になろうとします。ガウンはオ女史の指導を受け、店の在庫品をリフォームして売る挑戦へ。奪われた人生を取り戻すため、自分の力で立ち上がり、ジョンウとミランに向き合っていきます。
「ピンクのリップスティック 各話あらすじ(エピソードガイド)」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
各話あらすじは日本放送版(BS11・全75話)の区切りで書いています。
韓国オリジナル版は全149話です。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話
第21話
第22話
第23話
第24話
第25話
第26話
第27話
第28話
第29話
第30話
第31話
第32話
第33話
第34話
第35話
第36話
第37話
第38話
第39話
第40話
第41話
第42話
第43話
第44話
第45話
第46話
第47話
第48話
第49話
第50話
第51話
第52話
第53話
第54話
第55話
第56話
第57話
第58話
第59話
第60話
第61話
第62話
第63話
第64話
第65話
第66話
第67話
第68話
第69話
第70話
第71話
第72話
第73話
第74話
第75話(最終回)
見どころ
まず一番の見どころは、従来のドロドロ復讐劇とは一味違う緻密な心理戦です。親友と夫に裏切られたガウンが繰り広げる復讐は、怒鳴り合いや派手な喧嘩シーンに頼らず進んでいきます。ガウンは怒鳴らず、泣き喚かず、“完璧な笑顔”で静かに罠を張り巡らせる。その抑制された怒りが逆に怖い!従来の「わかりやすい激しさ」が少ない分、じわじわと背筋が冷えるような新感覚の恐ろしさがあり、思わず引き込まれてしまいます。
さらに、ガウンの“純粋な娘”から“復讐の鬼”への劇的な変貌も大きな見どころです。愛らしく清楚だった主人公が、裏切りによって自らも悪女のごとき一面を見せ始める…その姿にはゾクゾクさせられます。演じるパク・ウネは本作で魔性の女役に初挑戦していますが、これまでの清純なイメージを覆す鬼気迫る演技でした。かつて『宮廷女官チャングムの誓い』などで優しい女性を演じた彼女が、ここでは“裏切られて全てを失った女”の悲しみと怒りを体現し、新境地を開拓しています。
対するミランも、ただの一辺倒な悪役ではありません。ガウンの親友だった彼女が、なぜここまで邪悪になったのか。その背景には家族の問題や彼女自身の弱さも垣間見えます。ガウンを憎み、妬み、彼女の幸せを徹底的に奪おうと暴走するミランですが、その狂気じみた執念には思わず目が離せなくなる魅力があります。いわゆる“嫌われ役”ではありますが、「もし環境が違っていたら彼女も違った人生を歩んでいたのでは…?」と考えさせられる奥深さも感じられるキャラクターです。ジョンウの卑劣さと相まって、視聴者の怒りを買いまくること必至ですが、そのぶん彼らへの復讐が成就する展開には大きなカタルシスを得られるでしょう。
そして忘れてならないのが、ジェボムが体現する真っ直ぐな愛の尊さです。裏切りと憎悪の渦中にいるガウンにとって、ジェボムだけが心の拠り所となっていきます。復讐に突き進む彼女を見守り支え、「それでも君が大切だ」と寄り添う姿には胸を打たれます。時には復讐のために自分自身をも傷つけてしまうガウンに、無償の愛で手を差し伸べるジェボムの存在は、この物語の清涼剤であり希望そのもの。ドロドロの展開が続く中で、彼の優しさと包容力には何度も救われる思いがしました。ガウンが本当に取り戻したかった“大切なもの”は何だったのか――ジェボムとの関係を通して、それが見えてくる点にも注目です。
さらに、本作は毎回訪れる裏切りと衝撃展開の連続も見どころです。「まさかこの人まで!?」という人物の裏切りや、次々に明かされる秘密の数々(例えば養女ナリの出生の真実など)に、いい意味で振り回されっぱなしになります。特に中盤以降、ガウンの復讐劇が本格化してからは怒涛の展開で、一話終わるごとに次を再生せずにはいられない中毒性があります。家族間の確執、権力争い、罪のなすりつけ合い…信じていた人に裏切られるショックや、人間の欲深さがこれでもかと描かれており、「人生って綺麗事ばかりじゃないよね」と共感しつつも考えさせられる深みがあります。
ラストに向かっては、長編ドラマならではのしっかりとした決着と余韻が待っています。もちろん悪事を働いてきた人々にはそれ相応の報いが訪れ、見ていて爽快感がありますし、何よりガウンが辿り着く「それでも捨てなかった希望」に思わず涙が…。最終回では韓国ドラマらしく因縁の人物たちがそれぞれ自分の過ちに向き合い、和解や赦しの場面も描かれます。すべてを乗り越えたガウンに訪れる新たな幸せには、思わず拍手を送りたくなるでしょう。長い物語を見終えた後、きっと心に温かな希望が残るはずです。
社会派サスペンスではないものの、正統派の愛憎復讐劇として完成度が高いのが『ピンクのリップスティック』の魅力です。ドロドロ系の韓国ドラマが好きな方、裏切りや逆転劇にカタルシスを求めている方、そして「愛と憎しみの果てに何があるのか」を見届けたい方には、間違いなく刺さるドラマです!149話という長丁場ですが、その分見応えも十分。ぜひガウンの壮絶な復活劇を、最後まで見届けてみてください。きっと後悔はしないはずです♪
評価・レビュー
韓国ドラマ「ピンクのリップスティック」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
ネタバレを表示する
正直、ジョンウとミランに腹が立ちすぎて、気軽に続きを流せるドラマではなかったです。
ガウンが二人を信じている時間が長いぶん、こちらは先に裏切りを知っていて、何も知らない彼女を見るのがしんどい。
でも、傷ついたガウンが少しずつ自分で考え、動けるようになると、今度はその一歩を見届けたくなるんだよね。
見ている間、ずっと「ガウン、もう自分のために生きていいんだよ」と思っていました。
前半|夫の嘘が、暮らしの中まで入り込む
私が特に嫌だったのは、第19話のキムチをめぐるジョンウの嘘です。
ガウンの母が託したキムチをミランの部屋へ運んでおきながら、妻には車が臭くなるから捨てたと説明し、見下されたと責めるんです。
不倫を隠すだけでも腹が立つのに、家族の気遣いまで踏みにじって、ガウンのほうが悪いように話を持っていく。
こういう食べ物や家の中のやり取りがあるから、裏切りが遠い世界の話に感じられません。
ミランにも、恋人が親友との結婚を選んだ悔しさはある。
ただ、その悔しさをガウンにぶつけ、流産までたくらむ行動には、まったく同情できなかったです。
何度も言い逃れが続く前半は疲れるけれど、そのぶんガウンが黙っていなくなる日を待ってしまいました。
中盤|ガウンが仕事で見せる変化がうれしい
復讐が動き出してからは、ガウンが相手を言い負かす場面だけでなく、仕事を覚えていく過程がよかったです。
オ女史に課題を出され、在庫の服をリフォームして売ろうとする姿には、生活を立て直すための必死さがありました。
最初から何でもできる人として出てこないので、うまくいってほしいと素直に思えます。
第40話のブラインド審査でガウンの作品に高得点がつき、ジョンウの賄賂まで明るみに出る場面は、久しぶりにすっきりしました。
「ちゃんと作ったものを、ちゃんと見てくれる人がいた」という安心感があるんです。
一方で、ジェボムの好意を受け止めきれず、復讐のために彼から離れようとするガウンにはもどかしさも。
助けてくれる人がいても、傷つけられた本人がすぐに安心できるわけではないんだなと感じました。
後半|許しに向かう結末は、少し複雑
後半は、ガウンが復讐のために近づいたメン会長の執着も強くなり、誰かの力を借りれば楽になれるわけではないと感じさせられます。
ジェボムと一緒にいてほしいのに、ガウン自身が幸せを遠ざけてしまう時間は長く、もう十分傷ついたのに、と何度も思いました。
第75話で、ガウンがメン会長からの株の譲渡を断り、自分の力で幸せをつかみたいと告げたのは、私には納得できる選択でした。
ジョンウは自首し、ミランはナリをガウンに託してアルコール依存症の治療へ進みます。
ガウンとミランが互いに謝り、許し合うところは、正直、そこまで許せるのかという戸惑いも残りました。
父と弟を失った悲しみまで、謝罪で消えるわけではないからです。
それでも、復讐を続けることから離れたガウンが、1年後にファッションアワードを受賞し、ジェボムが隣にいる姿にはほっとしました。
全体を通しての評価
私は、ガウンの立ち直りを応援できた一方で、妨害とすれ違いが続く長さには好みが分かれると思いました。
悪事が発覚しそうになっては逃げられ、恋愛もあと一歩で進まないので、続けて見ると疲れるところはあります。
それでも、ナリがガウンを慕う姿が、彼女が踏ん張る理由としてずっと残っているのがよかったです。
血のつながりが分かっても、一緒に過ごした時間がなくなるわけではない。
復讐の勝ち負けだけを追っていたら、ここまでガウンを応援しなかったと思います。
彼女がナリとどんな暮らしを送りたいのかを考えながら見ると、最後の穏やかさがうれしくなる作品でした。
こんな人におすすめ
身近な人の裏切りから始まる復讐劇が好きで、主人公が仕事でも力をつけていく話をじっくり見たい人におすすめです。
恋愛だけでなく、ガウンとナリの関係を追いたい人にも合うと思います。
ただ、流産や家族の死、子どもが傷つく展開もあるので、軽い気分転換をしたい日には少し重いかもしれません。
私は一気に見るより、腹が立ったところで休みながら、ガウンの反撃を待つくらいの付き合い方が合っていました。
まとめ
「ピンクのリップスティック」は、夫と親友に裏切られたガウンが、仕事と復讐を通して人生を取り戻していく物語です。
前半の嘘や嫌がらせはしんどいけれど、ガウンが自分の力で動き出す中盤には応援したくなります。
ナリとの親子のつながりと、ジェボムの支えも見どころです。
許しに向かう結末には戸惑いも残る一方、ガウンが穏やかな未来へ進む姿にはほっとしました。
長い復讐劇を、主人公に寄り添ってじっくり楽しみたい人におすすめです。
この作品が好きならこちらも
ガウンが暮らしを立て直していくところが好きなら、『華麗なる遺産』も合いそうです。継母に家を追われたコ・ウンソンが、偶然助けた食品会社の社長と縁を持つお話です。身近な人に傷つけられ、生活を失うつらさには重なるものがあります。こちらは御曹司ソヌ・ファンとの同居で起きる衝突や、彼が少しずつ変わっていく様子も楽しみたいですね。
嘘がばれるかどうかの緊張感が好きなら、『ミス・リプリー』も。成功につながった嘘が、さらに別の嘘を呼んでいく恋愛劇です。愛情と嘘が絡まるところは本作と似ていますが、こちらで追うのは嘘をつくヒロインのミリ。ガウンを応援していた時とは、気持ちの置き場所が変わりそうです。嘘を重ねた先が気になってしまう私には、この出だしだけでも引っかかります。
夫の裏切りを疑う落ち着かなさが好きなら、『夫婦の世界』も気になる作品です。夫婦の信頼が崩れ、復讐へ進むところが重なります。こちらは病院の副院長でもあるジ・ソヌが、夫のマフラーについた女性の髪の毛から疑いを深めていく出だし。本作の親友が家に入り込む怖さとは違って、身近な物から疑いが始まるところに、私はじわっと嫌な感じが残ります。
キャスト・登場人物 相関図
第25話でガウンとホゴルの親密さに嫉妬したジョンウが放った言葉は?
第26話で「ママに会いたい」と泣くナリを連れて病室を訪れたのは誰?
第27話で退院したガウンにナリが無邪気にかけた言葉は?
第30話で喪主として振る舞ったジョンウが親族の前で宣言した言葉は?
第30話で父の死の直後、ガウンがジョンウに向かって叫んだ言葉は?
韓国ドラマ『ピンクのリップスティック』のキャスト&主な登場人物一覧です。
ユ・ガウン(演:パク・ウネ)

「天使から復讐の鬼へ――裏切りで覚醒する悲しきヒロイン」
かつては愛と優しさに満ちた箱入り娘でしたが、夫と親友の裏切りにより奈落の底へ突き落とされます。ミランとチョの策略で閉所恐怖症につけ込まれて流産し、母になる夢も断たれ、自暴自棄になりかけるも、彼女は静かに復讐を決意。巨額財閥ホゴルとの再婚という“禁断の一手”さえ選び、すべてを奪った元夫ジョンウと元親友ミランへの徹底的な反撃を開始します。愛する者を奪われた悲しみと怒りを胸に秘め、それでも表向きは微笑みを絶やさず計画を進める姿はまさに「トゲを秘めたバラ」。清楚だったガウンが次第に復讐の鬼と化していくギャップに戦慄しつつも、彼女がどこへ向かうのか気になって仕方ないです。絶望の淵から自ら運命を切り拓こうとするガウンの強さと脆さ――その両面を併せ持つキャラクターです。
キム・ミラン(演:ソ・ユジョン)
「愛が狂気に変わるとき――親友の全てを奪おうとする魔性の悪女」 ガウンの大学時代からの親友にして、ジョンウの元恋人。知的で華やかな美貌を持ちながら、内面にはガウンへの激しい嫉妬と劣等感を秘めています。自分の不幸をすべてガウンのせいだと思い込み、ジョンウとの不倫という禁断の関係に溺れていきます。「ガウンが持つ幸せは私のものだったはず…」そんな歪んだ執念から、ガウンの家庭と人生を乗っ取ろうと画策。彼女の策略によりガウンは流産に追い込まれ、やがて離婚へ。しかもガウンが養女として育てたナリは、ミランがジョンウとの間に産んだ子でした。幼い頃から家庭環境に恵まれず、愛に飢えて育った背景があり、その歪んだ心は哀れでもありますが…物語を通して最も「憎まれ役」を買って出る存在です。その徹底した悪女ぶりは見ていて怒り心頭ながら、同時に物語を大いに盛り上げるキーパーソンでもあります。
ハ・ジェボム(演:パク・グァンヒョン)

「傷だらけのヒロインを支える一途な王子様」 ドリーム百貨店(韓国版ではホゴル・ホームショッピング)の本部長というエリートで、温厚な男性。ガウンが絶望の淵にいるときに出会い、彼女の境遇を知ってから深く心を寄せるようになります。ジェボムの魅力は何といってもその献身ぶり。ガウンが復讐に取り憑かれてしまった後も、彼は「君が望むなら地獄にだって付き合う」という覚悟で寄り添い続けます。危険な道へ進む彼女を止めたい思いと、しかし彼女を失いたくない愛情との間で葛藤しつつも、常にガウンの味方であり支えであり続ける姿はまさに理想の男性像。時に熱く、時に包み込むように優しくガウンを励ますジェボムの存在がなければ、ガウンも復讐の果てに自分を見失っていたかもしれません。彼の純粋な愛は、ドロ沼のような本作における一筋の光であり、見る者の心を癒してくれるでしょう。
相関図
撮影秘話とトリビア
大雪で延期になった制作発表会
『ピンクのリップスティック』は、放送前の制作発表会から予定変更があったんだ。2010年1月4日午後2時、一山のMBCドリームセンターで開かれるはずだった発表会が、大雪による悪天候のため中止に。開催の4時間前に告知されたというから、急な変更だったんだね。
発表会は2日後の1月6日に延期され、午後4時からソウル・汝矣島のMBC放送センターで開催。パク・ウネ、イ・ジュヒョン、ソ・ユジョン、パク・グァンヒョンらが顔をそろえたよ。日程だけでなく、会場も変わっていたんだ。
ドラマの初回放送は1月11日。制作発表会の写真を見るときも、その直前には大雪による予定変更があったと知っておくと、放送開始までの様子が少し身近に感じられるね。
ガウンとミランを演じた二人は、以前からの親友
ガウン役のパク・ウネと、ミラン役のソ・ユジョン。パク・ウネは撮影中のインタビューで、ソ・ユジョンとは4~5年来の親友だと明かしているよ。本作で初めて親しくなった二人ではなかったんだね。
友人の夫を奪うミランと、そのミランに復讐するガウンを、もともと親しかった二人が演じていたんだ。劇中の関係を知ってから実際の交友関係を知ると、二人が向き合う場面もまた違って見えてくるね。
ソ・ユジョン本人は物静かな性格とされているよ。ミランの強烈な役柄から受ける印象とは違いがあるんだね。私はこういう俳優本人と役柄の違いを知ると、表情や話し方をどう演じているのか、もう一度じっくり見たくなるんだ。
パク・ウネが感じた負担と、イ・ジュヒョンの初悪役
パク・ウネといえば、『大長今』や『イ・サン』で清楚な女性を演じた姿を思い出す人もいるよね。2010年1月7日の記事では演技生活12年と紹介されていた彼女が、本作では復讐に向かうガウンを演じているんだ。
制作発表会では、これまで演じたキャラクターを集め、さらに発展させたような人物だからこそ、負担も感じていると語っていたよ。また、過去にも悪役は演じていて、善良な役を演じたドラマのほうが視聴率がよかったとも説明。清楚な役の印象だけでは分からない経歴があるんだね。
一方、パク・ジョンウ役のイ・ジュヒョンは、本作が俳優人生初の悪役挑戦。ジョンウを、愛も捨てて野望と出世だけを追う人物だと説明していたんだ。視聴者から悪い男だと言われる役になるとも語っていて、役柄を紹介する言葉からもジョンウの人物像が伝わってくるよ。
ジェボム役のパク・グァンヒョンには歌手経験も
パク・グァンヒョンは制作発表会で、自分が演じるジェボムを本作で唯一の善人だと紹介していたよ。さらに、ガウンの最後の恋になる男性だとも説明。本人による役の紹介を知っておくと、ガウンとジェボムの関係を追う楽しみも増えるね。
もう一つのトリビアは、パク・グァンヒョンに歌手デビューの経歴があること。制作発表会では、本作の撮影で初めてバンドの演奏に合わせて歌ったと明かしているんだ。歌手の経験があっても、バンドに合わせて歌うのは初めてだったという点が面白いね。
また、作品の主題歌は『검은 눈물(黒い涙)』。登場人物の会話や表情を追いかけながら、音楽にも少し耳を向けてみてね。物語と一緒に、曲名も覚えておきたいところだよ。
口コミで広がった人気と、最高視聴率23.6%
本作は口コミで人気が広がり、それに伴って視聴率も上昇。2010年6月30日放送の第122話では、23.6%(AGBニールセン・首都圏基準)という本作最高の視聴率を記録したよ。最高記録の数字は、調査会社と地域の基準もセットで覚えておきたいね。
ちなみに、当初の予定は全130話。ガウンは劇中で3度結婚し、ホゴルとの再婚もミランへの復讐に利用するんだ。結婚が復讐の手段にもなるところに、ガウンの恋愛を追うだけでは収まらない物語の複雑さがあるね。
一方で、極端な展開をめぐるマクチャン批判は、放送開始当初からあったんだ。1月6日には制作陣がそうした批判を意識した説明をしていて、初回放送翌日の1月12日には、その初回への批判も取り上げられている。人気の推移とあわせて、放送が始まったころから議論もあったことを押さえておきたいね。
撮影を振り返る投稿は、まだ放送中だった
韓国での放送期間は2010年1月11日から8月6日までで、約7か月。冬に始まったドラマが夏に最終回を迎えた、という流れだね。制作発表会を延期させた大雪の話から振り返ると、放送中に季節が移り変わっていったことも分かるよ。
パク・ウネは撮影終了後の7月29日、公式サイトの掲示板に撮影を振り返る文章を投稿しているんだ。最終回より前なので、これは放送が続いている間の投稿。パク・ウネが撮影を終えて作品を振り返ったときにも、テレビではまだガウンの物語が進んでいたんだね。
韓国放送時の視聴率
「ピンクのリップスティック」が韓国で放送されたときの、各話の視聴率一覧です。
緑が濃いほど高視聴率、青が最高視聴率、紫が最低視聴率の回です♪
平均 14.4% 最高 19.6%(第129話) 最低 9.2%(第30話)
※視聴率はTNmS調べ(全国基準)。
序盤は9〜10%台がずっと続いていて、正直このあたりは横ばいというか、じわじわ様子見という感じの数字です。伸び始めたのは17話や35話を過ぎたあたりからで、そこから少しずつ底上げされていって、終盤に近づくにつれ数字がひと回り大きくなっていきました。
一番低かったのは第30話の9.2%、逆に一番高かったのは第129話の19.6%で、この差はほぼ倍です!序盤37話の平均が10.6%、終盤37話の平均が17.2%というのを見ると、149話という長丁場を走り切る中でここまで数字が育つのは単純にすごいことだと思います。
韓国での反響 ― 130話の予定が149話に延長!
「ピンクのリップスティック」は放送開始時の視聴率10%台前半から、口コミで人気が広がり首都圏では最高23.6%(AGBニールセン)まで跳ね上がった作品です。当初は全130話の予定だったのが、人気を受けて延長が決まり、全149話で放送されました。
韓国での感想を見てみると、私たちと同じようなことを感じていて面白かったです。
まず多かったのが「マクチャン(ありえない展開)だけど面白い」という受け止め方。初回の放送直後から「展開が極端すぎる」という批判が新聞に載り、制作陣も制作発表会でその批判を意識した説明をしていました。それでも視聴率は上がり続けたのだから、批判と人気が同居していた作品だったんですよね。
それから、放送中の2010年5月には、朝ドラマとしては過去最高額で台湾に輸出されたことも報じられました。延長も人気の証で、6月に当初の130話から20話分の延長が決まり、最終的に8月6日の第149話で幕を閉じています。
最終回は全国基準で20.4%(AGBニールセン)を記録し、同じ時間帯の1位で終わりました。私自身は、復讐劇に見えて実は人生をやり直す話だったと感じています。149話かけて描いた「再生の物語」、最後のガウンの笑顔がすべてを物語っていましたよね。
OST(サウンドトラック)まとめ
「ピンクのリップスティック」のOSTは、ガウンの切なさと強さを見事に表現した楽曲ばかり。音楽監督はニューエイジアーティスト「プラハ(Praha)」こと、チェ・ワニさんが担当しています。
| 曲名 | アーティスト | ひとこと |
|---|---|---|
| 깊은 한숨(深いため息) | カン・ジョンウク | 「黒い涙」と並ぶダブルタイトル曲 |
| 검은 눈물(黒い涙)Rock Ver. | カン・ジョンウク | 復讐モードのガウンにぴったりのロックアレンジ |
| 검은 눈물(黒い涙)Original Ver. | カン・ジョンウク & ベイジ | エンディングテーマ。デュエットの切なさが秀逸 |
| 다신 너를(二度とあなたを) | カン・ジョンウク | 未練と決意が交差する一曲 |
エンディング曲の「검은 눈물(黒い涙)」は放送開始直後の2010年1月29日に先行配信され、4月15日に全11曲入りのOSTアルバムが発売されました。歌ったカン・ジョンウクさんは撮影現場を訪ねたり、4月にはカメオ出演もしています。個人的にいちばんグッときたのも、この「黒い涙」です。
「黒い涙」ってタイトルがまた秀逸ですよね。ピンクのリップスティックで武装した女が流す涙は、もう透明じゃない。そんなガウンの覚悟が曲名に込められているような気がして、聴くたびにゾクッとします。
ピンクのリップスティックのよくある質問
ピンクのリップスティックは何話まで?
韓国版は全149話、日本版(BS11)は全75話です。このサイトの各話あらすじも全75話で、BS11と同じ区切りで紹介しています。
ピンクのリップスティックの最終回はどうなる?【ネタバレ】
ジョンウはガウンに謝罪して自首し、ミランはガウンの意向で金と土地を返され、アルコール依存症のリハビリ施設へ入ることを決めます。ガウンとミランは互いに過ちを認め、涙ながらに許し合います。1年後、ガウンはファッションアワードを受賞し、隣にはジェボムが寄り添っています。
くわしくは最終回(第75話)のあらすじをどうぞ。
ピンクのリップスティックの最終回でナリはどうなる?【ネタバレ】
ガウンに子どもが生まれる展開はありません。ミランがリハビリ施設に入る間、ガウンがナリを預かります。1年後の場面では、ナリは穏やかに育っています。
まだレビューがありません。最初のレビューを書きませんか?★をつけるだけでも参加できます。
基本情報
| タイトル | ピンクのリップスティック(분홍 립스틱) |
|---|---|
| 英語タイトル | Pink Lipstick |
| 放送局 | MBC(朝ドラ枠) |
| 放送年 | 2010年 |
| 話数 | 全149話(※日本編集版は全75話) |
| ジャンル | 愛憎復讐劇・メロドラマ |
| 演出 | チェ・チャンウク |
| 脚本 | ソ・ヒョンジュ |
| 主な出演 | パク・ウネ(ユ・ガウン役) イ・ジュヒョン(パク・ジョンウ役) パク・グァンヒョン(ハ・ジェボム役) ソ・ユジョン(キム・ミラン役) キム・ヨンラン、ユ・ジイン、ドッコ・ヨンジェ ほか |
シンデレラゲーム
「ピンクのリップスティック」と同じBS11 金曜 15:59の枠で、11月6日から始まります♪
あらすじ・キャストを見る ›
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント
コメント一覧 (2件)
ミランが胃がんで死ぬと紹介されているのはこの韓国ドラマ.comさんだけです。
何が他のドラマと混同されていませんか?
ご指摘ありがとうございます。ミランが胃がんで亡くなるという記述は誤りで、確認不足のまま書いてしまったものです。全話を放送内容と照らし合わせて修正しました。申し訳ありませんでした。